TOEIC600点以上という目標は決して高い目標ではありません。
現在の新卒社員の平均点数が557点※ですので、しっかりと対策をできれば、どんな方でも獲得できるスコアです。
そこで今回はそんなTOEIC600点を1ヶ月で突破するための最適な学習方法をご紹介していきます!
この記事の内容
1. 前提) TOEICで600点以上を取るのは難しいことではない
2. 単語は勉強するな!「解いた後、覚える」が最も効率が良い対策
3. リスニング対策はこれしかない!全てTOEIC講師がおすすめする鉄板の対策とは?
1. 前提) TOEICで600点以上を取るのは難しいことではない
TOEIC600点以上という目標は決して高い目標ではありません。
現在の新卒社員の平均点数が557点(IIBC公式参照)ですので、しっかりと対策をできれば、どんな方でも獲得できるスコアです。
しかし、今回は初心者、なおかつ準備期間は1ヶ月という場合。
そんな場合におすすめしたい、TOEIC対策を公開します。
ぜひ、参考にしてみてください。
2. 単語は勉強するな!「解いた後、覚える」が最も効率が良い対策
多くのサイトでは、TOEIC対策は、まずは単語の勉強から。と書かれています。
しかし、1ヶ月という短い準備期間の場合、単語帳を丸暗記するような勉強法はおすすめできません。
なぜならTOEICで出題される単語はある程度決まっており、また600点獲得に必要な単語のレベルは決して高くはないからです。
したがって、1ヶ月という短期間で準備をする場合は、問題を解き終わったあと、分からない単語を全て潰していくというアプローチがもっとも効率が良いでしょう。
おすすめは公式問題集です。
公式問題集について詳しくは、おすすめのTOEIC公式問題集【違いを比較&勉強法を伝授】で紹介しています。
公式問題集は実際にTOEIC試験を制作するチームが作る問題集ですので、問題の質から単語のレベルまで、全く同じクオリティーです。
実は、ここが結構重要で、巷にあふれる問題集や学習教材は、本番では絶対に出題されないような問題や単語が使われていることがよくあります。
(もちろんモバイックでは、使用する全ての問題が実際の試験に限りなく近いクオリティーで作られています。)
そこで、まずはTOEIC公式問題集(またはモバイック模試)を解くことから始めましょう。
1セット2時間×3セットありますが、初学者の方は時間通りに全ての問題を解くことは不可能です。
したがって、時間を意識せず、とりあえず全ての問題にアプローチしてみましょう。
ただ解くのではなく、大切なのは、解いたあとに分からなかった単語を書き出して、オリジナルの単語帳を作りましょう。
モバイックがおすすめする単語学習方法については、単語を覚えてTOEICスコアアップ!今から始められる単語の覚え方をぜひ参考にしてください。
3. リスニング対策はこれしかない!全てTOEIC講師がおすすめする鉄板の対策とは?
TOEICに限らず、英語学習の鉄板はなんといっても音読です。
この音読という学習は、英語特有のリズムを掴むことができるので、リスニングはもちろん、リーディング対策にもなります。
モバイックがおすすめする音読学習は、「リピート学習」です。
ただ音読をするのではなく、実際の発音を真似して、リピートする学習方法です。
リピート学習は下記のやり方で行いましょう。
STEP 1 問題へのアプローチ
まずは問題を解きましょう。
後から、リピート学習をする前提ですので、問題の正解不正解ではなく、聞き取れなかった部分と聞き取れた部分を把握するつもりで解いてください。
STEP 2 スクリプトを見て内容を把握
次に、スクリプトを見て、分からなかった聞き取れなかった部分を理解しましょう。
読んでも理解できない部分は聞き取ることはできません。しっかりと内容を把握するために、分からない単語や文法をしっかりと整理し、把握しましょう。
STEP 3 スクリプトを見ながら、後に続いて音読
スクリプトを理解した後は、読み上げられた文を聞いた後、同じペースで音読しましょう。
STEP 4 同時に音読
最後に、仕上げとして、読み上げられている間に、同じペースで音読しましょう。
この4ステップで、実際の英文と同じリズム、ペースで発音することを目指しましょう!
「自分が出せる音は聞き取れるようになる」のです。
音読の詳細については、TOEICリスニング対策と解答のコツ【音読できる=聞けるの法則とは⁉】を参考にしてください。
4. 最高のリーディング対策は、目標正答数と解答時間を知ること
<目標の正答数>
リーディングには3つのパートがあります。
パート5、パート6がそれぞれ、30問、16問となっており、残りの54問がパート7です。
まずは、公式問題集で自分の苦手なパートを知りましょう。
TOEIC公式問題集の使い方については、解くだけではもったいない?TOEIC公式問題集の理想的な使い方を参考にしてください。
600点を突破するための目標正答数は、
パート5: 20/30問程度 (67%)
パート6: 10/16問程度 (62%)
パート7: 36/54問程度 (67%)
となっています。
したがっておおよそ60〜70%の正解率を獲得できれば目標クリアとなります。
まずは、自分自身の苦手なパートを知り、それから対策を行なっていきましょう。
パート5、6が目標の正答数に届かない場合、苦手な場合、語彙力と文法が決定的に足りません。
モバイックでは最初に文法の総復習を行いますが、英語の基礎とも文法は、繰り返し学習することで確実に攻略することができます。
問題の正解、不正解に限らず、
「なぜ正答はこれになるのか」という根拠を言えること。
を目標に、繰り返し学習していきましょう。
<目標の解答時間>
パート7については、解答時間が、スコアを左右するもっとも重要な要素となります。
出題形式は1つの文章と複数の文章があります。
1つの文書:29問
複数の文書:25問
また、目標の解答時間は1問あたり1分ですので、
それぞれの回答時間の目安は、
1つの文書:29分
複数の文書:25分
とします。
この解答時間で解答できるようになることが600点以上を獲得する絶対条件になります。
1分以内で解答できる問題と、時間がかかる問題を知ることで、余裕を持って試験に取り組むことができるようになりますよ。
TOEICリーディング対策については、これで迷わない!効果抜群のTOEICリーディング対策と時間配分でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
5. まとめ)1ヶ月前の心構え
最後に、試験前の1ヶ月というのは、最も大切な期間です。
現時点では、目標を達成できそうではなくても、絶対に諦めないでください。
1か月間やり抜くことで、確実に成果はあがります。
ぜひ、今回の記事を参考に、後悔のないよう、頑張ってください!
最短最速でTOEIC600点を突破したい方は、TOEIC対策オンライン講座【モバイック】で確実にスコアアップを狙うのもおすすめです。
まずは無料登録して、いつでもどこでもできるTOEIC対策を体験してみてくださいね。
モバイック運営事務局