聞き取りにくい英語を聞き取る方法って?

この人の英語聞き取りにくい、、、

 
TOEICのリスニングパートにおいて、オーストラリア人男性の発音を聞き取ることを苦手としている学習者が多いようです。
 
オーストラリア英語独特の発音に加え、やや、もわっとした不明瞭なナレーターの発話が原因のようです。
 
同じように、イギリス人女性のナレーターを苦手としている方も多いように見受けられます。
 

 
このような悩みを抱えている人は、
 
「オーストラリア英語」や「イギリス英語」が苦手だと思い込んでいるようですが、
 
実際は、ほかのナレーターの英語もあまり理解できていない場合が多いです。
 
もちろん、アメリカやカナダに留学した人が、
 
オーストラリアやイギリスの英語になじみがない人はいるでしょうが、
 
そのような事情が当てはまらない人の場合は、
 
結局は、国に関係なく英語のリスニング力そのものを鍛える必要があります。
 


リスニング力 = 細部まで正確に理解する力

その方法として、例えば、
 
「ディクテーション」でリスニング力の基礎を鍛え直す方法をお勧めします。
 
 
ディクテーションとは、スクリプトを見ずに英語の音声を聞いて、
 
書き起こしていくトレーニングです。
 
聞き取れなかった部分は繰り返し聞いてOKです。
 
繰り返し聞くことで、細かい部分まで正確に聞いて理解する力が上がります。
 
また、文法知識が足りないことが、理解を妨げていることに気づくこともありますので、
 
ディクテーションをきっかけに文法力を上げることも可能です。
 


ディクテーションの最適な学習方法

音声素材として、『新公式問題集』を使うとよいでしょう。
 
1冊に2セット分の音声が収録されていますので、
 
短期間で集中してディクテーションしてみてください。
 
書き取れなかったり、間違えたりした場所に印を付けておき、注意深く聞き直し、
 
何度かディクテーションにチャレンジします。
(※5回やっても聞き取れなければ、スクリプトを見ます。)
 
もちろん、モバイックの教材も全て音声がダウンロード可能ですので、
 
モバイックの音声を使ってディクテーションも可能です。
 
今後、ディクテーションのための練習教材もリリース予定ですので、
 
ぜひお楽しみに♪
 


リスニング力そのものを鍛えることが弱点克服につながる

これを徹底的にやった学習者の話では、
 
それまで聞き取りやすいと思っていたナレーターの英語と、
 
聞き取りにくいと思っていたナレーターの英語の差はほぼなくなったそうです。
 
「○○人の発音は苦手だ。」と感じた方は、ディクテーションに取り組んでみましょうね。
 
公開テストにはたまに新しいナレーターが登場し、
 
その中には聞き取りにくい発音のナレーターもいます。
 
現実世界には、インド訛りや、中国訛りの英語など、
 
本当に聞き取りにくい英語がたくさんあります。
 
それらの英語に対処できるようになるためにも、このディクテーションによって
 
リスニングの基礎を高めるトレーニングは有効ですよ。
 
 

ヒロ前田

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

Leave a Response