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TOEICのリーディングで時間が足りないことについてまとめました。
・TOEICのリーディングで時間が足りない
・TOEICのリーディングで時間が気になり焦ってしまう
・TOEICのPart7を最後まで解けずに落ち込んでしまう
・TOEICのリーディングで時間配分に困っている
という方は、この記事を読むことで、リーディングで時間が足りない理由、そして受験者がどのようにリーディングセクションに取り組めば良いのかが分かるようになります。
TOEICを受けた後、様々な感想を持って会場から出てきますよね。
「今回は行けたかも!」「今回は目標スコアを取れたと思う!」という方から、「今回難易度が高かった」や「〇〇の問題って答えは何だろう?」といった声も聞きますよね。
そういった声の中でも多いのが、「時間が足りなかった!」です。
TOEICのリスニングセクションは、音声を聞いて答えて行くため、聞き逃してしまうということはあっても、時間配分で困ることはありません。
しかし、リーディングセクションは、75分という時間が決まっているのみで、あとは自分でPart5からPart7までの時間配分を行ってテストを終わらせる必要があります。
自分で時間配分を行う必要があるため、「時間が足りなかった!」ということにつながってしまうんですよね。
TOEICリーディングで「時間が足りない」と感じる理由、そして「時間が足りる」ようにする方法についてお伝えします。
また、オンラインプログラムのモバイックで問題の解き方を知ったり、練習問題を解くことで、効率的にリーディング問題を解き、「時間が足りない」ということを減らすことにもつながります。
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記事の内容
1.TOEICリーディングで本当に時間は足りない?
2.TOEICリーディングで「時間が足りない」理由
3.TOEICリーディングで「時間が足りる」ようにする方法
4.まとめ
1.TOEICリーディングで本当に時間は足りない?
リーディングセクションで時間が足りなくなると感じる受験者は多くいます。
しかし、本当に時間が足りていないのでしょうか。
800点や900点台を取るために全部の問題は解く必要があるのであれば、「時間が足りない」というのは正しいでしょう。
ただ思い出して欲しいのは、毎回全員がその点を目指している訳ではないということです。
自分自身が目標としている点数を取るために必要な問題数を解ければ、時間が足りないと感じることも減る可能性は高くなります。
1-1.TOEICリーディングの時間配分
まずはTOEICのリーディングセクションの時間配分を見てみましょう。
詳しくは、最後まで解ける!TOEICリーディング解く順番&時間配分でPart5からPart7までの理想的な時間配分をご覧ください。
この時間配分で問題をしっかりと考えながら解けるのであれば、それが理想的と言えます。
しかし、冒頭でもお伝えした通り、この配分は、TOEICで800点~900点台を狙うために全問を解く場合です。
現時点で、500点や600点台を取りたいといった方は、この時間配分で問題を解く必要はありません。
理由は、目標の点数を取るために必要な正解数が減るため、無理して全問解く必要がないからです。
解く問題数が減るということは、1問にかけられる時間も増えるということですよね。
それによって、時間が足りないと感じることも減るのです。
1-2. TOEICで正解すべき問題数は?
では、その目標を達成するために正解すべき問題数は何問なのでしょうか。
それは目指す点数によって異なります。
リスニングセクションでの点数が多く取れる人であれば、リーディングの点数は少し低めに設定し、逆にリーディングセクションに時間をかけたら点数が取れるという方は、リスニングセクションの点数を低く設定することが出来ます。
個人個人で、自分の得意不得意や今までのテスト結果を参考に、目指す正解数を設定して問題ありません。
「〇〇点取るためには、リスニングで〇〇点、リーディングで〇〇点を取る必要がある」といったものは、参考にする分には良いですが、それに縛られない方が良いでしょう。
2.TOEICリーディングで「時間が足りない」理由
多くの人が「時間が足りない」と感じる一番の理由は、既にお伝えした通り、目標とするTOEICの点数にかかわらず、全部の問題をしっかりと解こうとすることにあります。
受験者の英語力には当然ながら違いがあります。
本来全問しっかり考えながら解けるのは、800点~900点台の人と言えます。むしろ800点台でもそれが難しい人は結構います。
「時間が足りない」というのは、現時点の英語力によっては「当たり前」と考えても良いのです。
しかし、全ての問題を解こうとする以外にも、「時間が足りない」と思わせる理由があるので、それらを3つ見ていきましょう。
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2-1. Part5で答えを思い出せると信じている
Part5の短文穴埋め問題は、文法問題と語彙問題が出題されます。
このPartで受験者が陥りやすい考えが、「もう少しで思い出せそう」というものです。
文法は中学で学んだ文法ばかりなので、知っているように思ってしまいます。
それによって、時間をかけてじっくりと考えれば思い出せると考えてしまいます。
しかし、こういった問題では、時間をかけても思い出せる保証は全くありません。
むしろ思い出せなかった場合、余分に費やした時間が無駄になってしまいます。
特にPart5では、解こうと思った瞬間に思い出せない場合、その問題は忘れて次へ行くようにしましょう。
Part5の解き方については、TOEIC Part5対策!解き方のポイント・勉強法【初心者必見】を見てくださいね。
2-2. Part6で難易度の高い問題も無理して解こうとしている
2つ目は、長文穴埋め問題です。
長文穴埋め問題ということもあり、1つの長文の中に4つの問題が含まれています。
その中には難易度の高い問題も含まれています。
その典型は、空欄に長文を挿入する「文章挿入問題」です。
この問題の場合、全ての選択肢が文章になっているため、読むことに時間がかかることはもちろん、内容も理解もしなければなりません。
TOEICで高得点を取る人たちにとっても面倒な問題です。
こういった難易度の高い問題も、他の問題と同じ感覚で当たり前のように解こうとしてしまうことが、時間が足りないと感じる原因でもあります。
Part6の問題の概要や解き方は、TOEIC Part6が苦手な人必見!プロが実践する解き方のコツをご覧ください。
2-3. Part7で文書をしっかりと読もうとしている
最後、3つ目はPart7で全ての文書をしっかりと読もうとするという点です。
長文読解の問題では、全ての文書をしっかりと読んで理解した上で、問題を解こうとする方は多いと思います。
確かにその考えは間違いとは言えません。
しかし、TOEICで500点や600点台を目指す人がそれをした場合、時間が全く足りないということになります。
自身が目標とする点数に合った解き方をすることで、文書の全てを読まなくても良いということもあります。
そういった点を意識すると時間が足りないと感じることが減ってきます。
Part7の練習問題を見てPart7を思い出したいという方は、TOEIC Part7 練習問題に挑戦!【満点講師の解説付】をご覧ください。
3.TOEICリーディングで「時間が足りる」ようにする方法
時間が足りないと感じる原因は理解して貰えたでしょうか?
ここからは、時間が足りないと感じることを減らす3つの方法をお伝えしていきます。
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3-1. Part5の分からない単語問題は飛ばす
1つ目の方法は、Part5で悩んだ単語問題は飛ばすということです。
文法問題も悩んだ場合、飛ばすことをおすすめしますが、文法問題は文の中にヒントがあるため、そういったヒントに気付けば解ける可能性はあります。
しかし、単語問題の場合、その瞬間に意味を思い出せなければ、そのまま思い出せないという可能性が高いと言えます。
よって、単語問題で迷ったら、その問題は忘れて次に進みましょう。
3-2. Part6の文章挿入問題は後回しにする
Part6の文章問題は、上級者にとっても難問であることが多いです。
現に筆者が実際にTOEICを受けた時も、Part6の文章挿入問題はとにかく面倒で、時間がかかると感じました。
この1問を正解しても、他の問題と配点は同じです。
倍の価値があるのであれば、少し時間をかけるかもしれませんが、そんなことはありません。
高得点を目指すという方以外は、この文章挿入問題には時間をかけず、飛ばすか、後回しにすることがおすすめです。
3-3. Part7のシングルパッセージを優先する
3つ目の方法は、Part7のシングルパッセージ問題を優先するということです。
シングルパッセージ問題は、ダブルパッセージやトリプルパッセージの問題に比べて1セットに含まれる問題数は少ないです。
しかし、当然ながら文書の数も1つなので、読む量も少なく、他の文書も読みながら情報を見つけるという作業もないため、比較的楽に情報を見つけることが出来ます。
よって、600点台あたりを目指す方は、まずはこのシングルパッセージをしっかりと解くことに集中していきましょう。
それが終わったら、ダブルパッセージやトリプルパッセージの問題の中でも、選択肢が短かったり、5問の中の前の方の問題を解くと良いでしょう。
前者はキーワードを基に解ける問題が多く、後者は最初の文書を読めば答えが見つかる可能性が高いからです。
4. まとめ
TOEICのリーディングセクションは、決して十分な時間が与えられているとは思いません。
しかし、今回の記事でお伝えしたようなことを意識することで、「時間が足りない」という考えから、「これをやれば目標点が取れるかも」と思えるようになります。
ぜひ、今回の内容を参考に、時間配分を再度考え、試験で頑張ってください!
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