How are you? と聞かれたら、何と答えますか?
教科書通り ”I’m fine, thank you. And you?” と答えるのも悪くはありません。が、もっと色々な答え方を使いこなせると、日常の挨拶がもっと楽しくなりますよ。
この記事では、英語の挨拶の基本中の基本であるHow are you?の答え方をご紹介します。
元気なときのHow are you?の答え方
私はHow are you?と聞かれたら、”I’m good.”と答えます。
日本語でいうと、「調子良いですよ」というニュアンス。
これはもう癖のようになっているので、How are you?が聞こえた瞬間、自動的にI’m good.と言ってしまう感じです。
他の人の回答を聞いていても、皆さん定番の答え方を持っているようで、
I’m doing great.(絶好調ですよ。)
Pretty good.(とても良い感じですよ。)
I’m all right. (まぁ元気ですよ。)
I’m well.(良い感じですよ。)
Not bad.(悪くないですよ。)
という回答をよく聞きます。
南アフリカで働いていたとき、私がHow are you?と聞くと、必ず”No complaints.”と答える同僚がいました。
文句ないですよ」という意味なのですが、毎回この答えだと、何か不満が溜まってるんじゃないか?と心配になってしまいました。(笑)
また、中学時代に学んだ方も多いと思われるI’m fine.という答え方。
外国人との会話では、あんまり聞くことがないのです。
I’m fine.は、例えば具合が悪そうに見えたり、躓いて転んだりしたときに、Are you ok?「大丈夫ですか?」と聞かれたら、「大丈夫です」と答える際に使います。
なので、How are you?「調子はいかがですか?」に対して、I’m fine.「大丈夫です」と答えるのは少し不自然な気もします。 これからはI’m fine.の代わりに、上記で紹介した表現の中からあなたの定番の答えを選んで使ってみてくださいね。
元気がないときのHow are you?の答え方
How are you?という挨拶は、ほぼ社交辞令のようになっている場合も多く、基本的には「元気である」ことを伝える回答ができればOKです。
しかし、あなたのことを気遣ってくれる親しい相手に対して、または自分の調子が良くないことを伝えなければならない場面では、「元気がない」ことをしっかり伝えるようにしましょう。
例えば、自分の調子に合わせて、下記のような回答ができますよ。
Not so good.(あまり良くないです。)
I’m not feeling well.(あまり調子が良くないんです。)
I’m tired.(疲れています。)
I’m sleepy.(眠いです。)
I have a stomachache.(お腹が痛いです。)
元気がなく、ネガティブな内容を伝えるときには特に、理由や説明を加えると良いでしょう。
例:I’m very tired because I couldn’t sleep very well last night.
(昨日あまり眠れなかったから、すごく疲れています。)
また、日本人がよく使うSo so.という答え方。
「まぁまぁです」という何とも日本人らしい曖昧な答えですが、「良くも悪くもない」ということを表しつつも、どちらかというと元気がない印象を与えます。 このような曖昧な答え方をするときにも、何か理由や事情を合わせて説明できると良いかなと思います。
How are you? の答え方ポイント
知り合いの外国人と会ったり、海外でお店に行ったりすると、必ず聞かれるHow are you?という質問。
答えるときのフレーズはもちろん大事ですが、下記の2点も大切なので覚えておきましょう。
How are you?と聞いてくれたことに感謝する
お決まりの挨拶であっても、相手が自分のことを気遣って聞いてくれたことだと思って、”I’m good, thank you.” や ”Good, thanks.”のようにお礼を伝えましょう。
相手の調子も気にする
自分の体調について答えた後には、”And you?” や ”How about you?”のように相手の調子を聞くのも礼儀として大切です。
まとめ
英会話の最初のキーワードでもあるHow are you?の答え方、マスターできましたか?
How are you? 以外にも、How are you doing?やHow’s it going?、What’s up?のような聞き方をされることもあるかもしれませんが、この記事で紹介した答え方&ポイントを抑えていれば大丈夫です。 How are you?への答え方次第で、その後の会話が盛り上がるなんてこともあるので、ぜひ会話の良いきっかけとして、挨拶も楽しんでみてくださいね。