感嘆文は驚き、悲しみ、喜びなどを伝える英語特有の表現の1つ。
今回はそんな感嘆文を簡単に、分かりやすく解説していきます。
====記事の内容====
1. 感嘆文は簡単文?まずは本質を理解しよう
2. これさえ覚えれば大丈夫、感嘆文の2つのカタチ
3. HowとWhatの書き換えをマスター
4. 感嘆文の省略形
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1. 感嘆文は簡単文?まずは本質を理解しよう
感嘆文は驚き、悲しみ、喜びなどを伝える英語特有の表現の1つです。
日本語では、「すごい!」と言うだけで、十分に気持ちを伝えることができますが、
英語では、「どれほど凄いのか言えないほどだよ!」という大げさな表現で気持ちを伝えます。
基本的な感嘆文の形は、
文頭にはWhatもしくはHowをつけて、文末には「!」をつける
となります。
2. これさえ覚えれば大丈夫、感嘆文の2つのカタチ
感嘆文には2つの基本形があります。
「How+形容詞(副詞)+SV!」
「What+(a/an)+形容詞+名詞+SV!」
疑問詞How/Whatの後に続く形に違いがありますね。
疑問詞の後に名詞が入るか入らないかという違いです。
例文を少し確認していきましょう。
Howを用いた感嘆文
He speaks English very well
↓
He speaks English how well
↓
How well he speaks English!
平叙文を感嘆文にする場合、まずはveryを疑問詞に置き換えます。
ここでは、howに置き換えますね。
次に、疑問詞+形容詞(副詞)を文頭に持っていきます。
最後に文末に「!」をつけて完成となります。
Whatを用いた感嘆文
He is a very nice guy
↓
He is a what nice guy
↓
What a nice guy he is.
Whatを用いた感嘆文でも、同様にveryを疑問詞に置き換えます。
次に、what+(a/an)+形容詞+名詞を文頭に持っていきます。
ここでは、What a nice guyが文頭になりますね。
最後に、「!」を文末につけて完成。
簡単ですね。
もう一度繰り返しますが、2つの感嘆文のポイントは、名詞が入るか入らないか
名詞が入る場合はWhat、
名詞が入らない場合はHow
を用いた感嘆文となります。
3. HowとWhatの書き換えをマスター
HowとWhatの感嘆文はそれぞれの形に書き換えることができます。
ではHowからWhatへの書き換えの手順を見ていきましょう。
How well he swims!
↓
He swims very well.
まずは平叙文に書き換えてみましょう。
Veryは疑問詞Howに置き換えていましたので、元に戻します。
He swims very well.
↓
He is a very good swimmer.
次にWhatの感嘆文は「形容詞+名詞」の形にしなければならないので、
「彼は上手に泳ぐ」を「彼は良いスイマーです」という形に書き換えます。
He is a very good swimmer.
↓
He is a what good swimmer.
↓
What a very good swimmer he is!
最後に平叙文を感嘆文にしていきます。
Veryを疑問詞Whatに置き換え、What+(a/an)+形容詞+名詞を文頭につけ、文末は「!」でしたね。
4. 感嘆文の省略形
感嘆文はSVの部分が省略される場合があります。
How wonderful ( it is ) !
What a good swimmer ( he is ) !
会話などで、主語や動詞が分かりきっている場合、英語はくどい表現を嫌うため、主語動詞を省略する場合があります。
省略形で使われる感嘆文をまとめておきましょう。
What a surprise!
「ああ、びっくりした!」
What a shame!
「なんと残念なことだろう」
How rude!
「なんと失礼な!」
How nice!
「なんと素敵な!」
感嘆文のポイント、マスターできましたか?
感嘆文の2つの基本形
How + 形容詞(副詞) + SV !
What + (a/an) + 形容詞 + 名詞 + SV !
2つの感嘆文の見分け方は、
疑問詞の後に名詞が入るか入らないか
でしたね。
しっかりと確認しておきましょう。