便利すぎる咄嗟の一言!使えるフレーズ17選

慣れない英語での会話、いざという時に咄嗟の一言が出てこない…そんなはがゆい思いをしたことはありませんか?
この記事では、英語での会話でよく使われる相槌・聞き返す表現・質問への答え方をまとめてご紹介します。
使い方が分かりやすいように、各英語フレーズを使った例文も載せています。
記事を読みながら声に出してフレーズを練習し、咄嗟の時に使いこなせるようにしておきましょう!

話を聞くときの咄嗟の一言:相槌

日本語でも英語でも、会話に欠かせないのが相槌。
日本語では無意識でも打てる相槌ですが、英語になると聞き取るのに必死で、相槌がぎこちなくなってしまうことも。

相手がちゃんと話を聞いているか?理解しているか?が分かれば、話し手も安心して話すことができます。
まずは、会話を盛り上げるために欠かせない英語の相槌をご紹介しましょう。

I see.

「そうですね」「わかりました」「なるほど」

seeという単語は「見る」という意味だけでなく、「理解する」という意味も持っています。
相手の話を聞いて、自分が知らなかったことを理解したり、納得したりした際によく使うのがI see.という相槌。
驚いた時はOh, I see!と言ったりもします。

他にも、同じようなニュアンスで、Right.やI got it.という表現も使われますよ。

A: I want to have pasta for lunch. (ランチはパスタを食べたいんだけど。)  

B: I see. How about going to the new Italian restaurant in front of the park? (わかったよ。公園前の新しいイタリアンレストランに行くのはどう?)  

ちなみに、「理解する」という意味では、I understand.も使われます。

こちらは日本語で言うと「承知しました」のような、よりフォーマルなニュアンスなので、ビジネスの場面で使われることが多いですよ。

A: We will focus on creating a project schedule in today’s meeting. (今日の打ち合わせでは、プロジェクト日程を作成することに集中しましょう。)  

B: Ok, I understand. (はい、わかりました。)  

I know.

「そうですよね」「そうなんですよ」

I see.は知らなかったことに対する相槌ですが、すでに自分が知っていることについて相手が話したときに使えるのが、I know.です。

日本語で言うと「めっちゃわかる〜」みたいなときにも使えます。

A: It seems like it will rain tomorrow. ←個人的にこれが一番自然に聞こえます。 (明日雨が降るみたいだね。)  

B: I know. I’m worried if we can go to the beach tomorrow… (そうなんだよ。明日ビーチに行けるか心配だ。)  

Sure.

「もちろん」

色々な使い方ができるsureと言う単語ですが、相槌として単独でも使われます。

相手の質問にYes!と答える代わりにSure!と言ったり、何かを依頼されたり、誘われたときにも使います。

A: Do you want to go to the movies tonight? (今夜映画を観に行かない?)  

B: Sure! (もちろん!)  

I’m happy for you!

「とっても嬉しいです」「良かったね」

相手が嬉しい報告をしてくれたときに、「自分もそのことを心から喜んでいるよ」という気持ちを表せる表現です。

めでたいことならCongratulations!(おめでとう!)や、That’s great!(素晴らしい!)のような表現もあわせて使うことが多いですよ。

A: I passed the exam! (試験に合格したよ!)  

B: Congratulations! I’m happy for you! (おめでとう!とっても嬉しいよ!)  

I’m sorry to hear that.

「それは残念です」「それはお気の毒です」

悲しい報告や残念なニュースを聞いたときに使う相槌です。

I’m sorry.は謝るときの「すみません」という意味だけでなく、「残念」や「お気の毒」というニュアンスも持っています。

That’s too bad.(それは大変ですね。)のような表現もあわせて使うことが多いですよ。

A: I didn’t pass the exam… (試験は不合格だったよ。)  

B: I’m sorry to hear that. (それは残念だね。)  

以上、話を聞くときに使える相槌を5つご紹介しました。
これらを使いこなせれば、いろんな場面での英会話を楽しむことができますよ。

聞き取れなかったときの咄嗟の一言:聞き返す表現

次に、相手の言ったことが聞き取れなかったときに使える表現をご紹介します。

ここでまずお伝えしておきたいのが、聞き返すのは失礼ではない!ということです。
むしろ、相手が何て言ったか分からないまま、分かったふりをして会話を進める方がよっぽど失礼です。
英会話に慣れるまでは聞き取れないことが多く、聞き返す機会も多いとは思いますが、遠慮せずに自分が分かるように話してもらえるよう、丁寧に依頼しましょう。

Sorry?

「すみません(なんて言いましたか)?」

相手の言ったことが聞き取れなかった!と思ったら、まずはSorry?と語尾を上げて伝えましょう。

この短い一言で、「すみません、なんと言ったか聞き取れなかったので、もう一度言ってください」というメッセージを伝えることができる、とっても便利なフレーズです。

同じように、Excuse me?(すみません、もう一回言ってください。)や、Pardon?(なんとおっしゃいましたか?)という表現も使われます。

I’m sorry, I couldn’t catch that.

「すみません、聞き取れませんでした。」

より丁寧に、聞き取れなかったことを伝えるのに使えるフレーズです。

catchはボールなどを「捕まえる・受け止める」という意味ですが、会話で相手の話を「聞き取る・理解する」という意味も持っています。
ビジネスの場面や、初対面の相手など、フォーマルなコミュニケーションが好まれる際には、Sorry?だけよりも、I’m sorry, I couldn’t catch that.と文で伝える方が丁寧で良いでしょう。

Could you say that again?

「もう一度言っていただけますか?」

こちらも丁寧に聞き返す際に使える表現です。

さらに丁寧な印象を与えたい場合には、pleaseを入れて、Could you please say that again?のように伝えることもできます。
I’m sorry, I couldn’t get that.とセットで使えると、とても良いですね。

また、couldの代わりにcanを使うと、Can you say that again?「もう一回言ってくれる?」という少しカジュアルな表現になりますよ。

Could you speak more slowly?

「もう少しゆっくり話していただけますか?」

相手の話すスピードが速く、聞き取るのが大変な場合には、ゆっくり話してもらえるよう依頼するのも手です。

ガーナ留学時にすごく早口で話すアメリカ人と二人きりになり、ほぼ会話を聞き取れないまま誤魔化していた自分に教えてあげたいフレーズNo.1です。
ゆっくり話してもらいたい、とお願いするのは気が引ける…という方もいるかもしれませんが、相手が聞き取れるように話すのは礼儀として当然だと思うので、遠慮する必要はありません。

また、相手の声が小さくて聞き取れなかった場合には、Could you speak a little louder?(もう少し大きな声で話していただけますか?)と依頼してみましょう。

次に、話は聞き取れたけど、その内容を確認したいときに使えるフレーズを2つご紹介します。

What does it mean?

「それはどういう意味ですか?」

相手の発言の内容について、意味を確認したいときに使います。
または、難しい単語や聞いたことのない単語が聞こえたときには、What does 〇〇(単語) mean?(〇〇はどういう意味ですか?)とピンポイントで単語の意味を聞くこともできますよ。

What do you mean?

「どういう意味ですか?」

こちらは、相手の意図を確認したいときに使います。

例えば、毎日のように会っている友人からいきなり”I’ll see you in a month.”(1ヶ月後に会おう。)と言われたとします。
毎日会っているのに、なぜ次回は1ヶ月後なの!?と疑問に思ったら、What do you mean?(どういう意味?)と聞き、詳しく説明してもらいましょう。
「明日からしばらく実家に帰るんだ」とか「しばらく出張に行くんだ」とか、理由を教えてくれるでしょう。 What does it mean?とWhat do you mean?は似ていますが、それぞれ「意味」の確認と「意図」の確認という部分でニュアンスが異なるので、上手に使い分けられるようにしましょうね。

質問されたときの咄嗟の一言:答える表現

最後に、相手からの質問に答えるときに使えるフレーズをご紹介します。
Yes/Noで答える質問ではなく、自分が知っていることや自分の意見を伝えながら答える例を見ていきます。

I think…

「…だと思います」
自分の意見・知っていることを伝える際に、一番使いやすい表現です。

A: What do you think about this book? (この本についてあなたはどう思う?)  

B: I think it’s very interesting and I want to read it again! (とても面白いと思うから、もう一回読みたいくらい!)  

I guess…

「…ではないかと思います」

 

guessは「言い当てる・推測する」という意味があり、I guess…はI think…と比べると確信度の低い答え方になります。

使い分けが難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると自然にニュアンスを使い分けられると思います。

A: When was the last time you saw Kate? (最後にケイトに会ったのはいつ?)  

B: I guess it was last summer… (去年の夏だったかなぁ。)  

I’m sure …

「…だと確かに思います」

sureは「確信する」という意味なので、I’m sure…はI think…よりも確信度の高い答え方です。
「間違いありません」と言えるくらいの内容ならば、I’m sure…を使って自信を持って伝えましょう。

A: When will you visit us again? (次はいつ来る予定?)  

B: I’m sure I’ll come back next month. (来月また必ず来ます。)  

このI’m sure.という表現は、意志を再確認するときにも使えます。
Are you sure?(本当に?)という質問に対して、I’m sure!(本当だよ!)と答えるやり取りもよくあるので、あわせて覚えておくと便利ですよ。
ここまでは肯定的な答え方でしたが、次からは否定的な答え方を見ていきましょう。

I don’t think…

「…だとは思いません」

相手の言ったことが間違っていたり、自分は違う意見を持っている場合は、それをしっかり伝えることが大切です。
文章でしっかり説明して返すのも良いですし、I don’t think so.(私はそうは思いません。)というフレーズを覚えておいて使うのも良いでしょう。

A: How about inviting James to dinner tonight. (今日ジェームスを夜ご飯に誘うのはどうかな?)  

B: I don’t think that’s a good idea. He seems very busy these days. (それはあまり良い案だとは思わないな。彼最近忙しそうだから。)  

I’m not sure…

「…かどうかはよく分かりません」

こちらもsureを使った表現ですが、否定文では打って変わって謙虚で控えめな意味を表します。
「あまりよくわかりません」という曖昧さを含んでいるので、ビジネスの場面で丁寧な表現として使うこともあります。

A: Is Fred coming tomorrow? (明日フレッドは来る予定かな?)  

B: I’m not sure if he is coming. I’ll ask him. (彼が来るかはよく分からないな。聞いてみるね。)  

最後に、わからない時はわからないと伝えることも大切です!

I don’t know.

「わかりません」

A: Why is the door open? (なんでドアが開いてるの?)  

B: I don’t know. Maybe it’s because of the wind. (わからない。多分風のせいかな。)  

まとめ

以上、日常会話やビジネス英語で使える咄嗟の一言を場面別に紹介しました。
相手の話を聞くときに欠かせない相槌、相手の話を聞き取れなかったときに聞き返すフレーズ、そして質問に答えるときのフレーズ。

どれも英会話で欠かせない基礎的なものなので、使いやすそうなフレーズから覚え、実際に会話の中で使いこなせるように練習していきましょう。 この記事が、皆さんが英会話を楽しむために役立てば嬉しいです!

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