英語で少ない量や数を伝えるときによく使われる「a couple of」。日常生活でもビジネスシーンでもよく耳にするフレーズのひとつです。
よく「a couple of hours」や「a couple of things」などの表現をネイティブは使いますが、「一体何時間のこと？」「何個のこと？」と疑問を持ったことがある方は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「a couple of〜」の意味と例文をふまえた実践的な使い方をいくつか紹介していきます！
a couple ofの意味と例文
日本語で「カップル」の意味でよく使われるcouple。「一対」や「二者一組」を表す名詞です。
その前にaがつくとa coupleで「一対のものが一組であること」を示します。またofの後ろには「一対のものの対象となる人や物など」が続きます。
「2つの」という意味で使われることがほとんどです。しかし実際には「大体2つか3つ」のように、あいまいな数量を表すこともあります。また「少しの」「数人の」「数個の」と訳されることもあります。はっきりと2つもしくは2つか3つの少量であり、4以上のものには使われないことを頭に入れておきましょう。
a couple of〜の表現方法
さて、ここでは「a couple of〜」の実際の使い方をいくつか紹介していきます。
・a couple of days 「数日、2〜3日」
例) I will call you in a couple of days.
数日後に電話します。
・a couple of times 「数回、2〜3回」
例) I have played tennis a couple of times.
数回テニスをしたことがあります。
・a couple of years 「数年、2〜３年」
例) I used to live in Okinawa a couple of years ago.
数年前沖縄に住んでいました。
例文からも分かりますが、必ずしも「2」を意味するわけではありません。2〜3などのように曖昧なときの感覚を表しています。
a couple of〜の類義語「a pair of〜」
a couple ofの類義語として「a pair of」も一緒に覚えてしまいましょう！日本語でも「ペアを組む」というように、一組、二人組などを意味します。
・a pair of shoes （靴の数え方）
例) I need to buy a pair of shoes.
新しい靴を買わないと。
・a pair of scissors（ハサミの数え方）
例) Can I borrow a pair of scissors?
ハサミ借りてもいい？
「a pair of」は2つが1つになっているもの、切り離せないものに用いられます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は「a couple of〜」の使い方を紹介しました。類似表現の「a pair of〜」も紹介しましたので、ぜひ覚えてくださいね。
「2、3の」と学校で教わった人も多いと思います。しかしネイティブの感覚的には曖昧な表現であることをおさえておきましょう。
ぜひ使ってみてくださいね!
それではまた次回をお楽しみに。
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