酸素を詰めたタンクを背負って長時間海の中を探検できるスキューバダイビング。
英語ではSCUBA DIVINGと表記されますが、実は略語なのを知っていますか?
本記事では、スキューバダイビングが何の略語なのか、スキューバダイビングの正式名称などについてまとめました。
スキューバダイビングのSCUBAは略語
実はスキューバダイビングの「スキューバ(SCUBA)」は「Self Contained Underwater Breathing Apparatus」の略語です。
「Self Contained Underwater Breathing Apparatus」の各単語の頭文字を取って「SCUBA」と言われています。
SCUBAってどんな意味?
日本語に訳すと「潜水用水中呼吸装置」。背中に背負う酸素ボンベのことを指します。
単語ごとに分解してみると以下の通りです。
- Self contained:自己完結型
- Underwater:水中
- Breathing:呼吸
- Apparatus:装置
つまりSelf Contained Underwater Breathing Apparatusは、直訳すると「自己完結型水中呼吸装置」となるのですね。
正式名称は「スキューバダイビング」ではなく「スクーバダイビング」?
さまざまな場面で「スキューバダイビング」と記載されることを多く目にします。しかし正式名称は、スキューバダイビングではなく「スクーバダイビング」。
スキューバはヨーロッパ風の発音で、スクーバは英語風の発音になります。以前は日本でもスキューバ表記とスクーバ表記が混在していました。
その混乱を避けるため、2012年に日本スクーバ協会が呼び方を「スクーバダイビング」に統一したのです。
しかし現在でも「スキューバダイビング」を目にしませんか?
実は今でも特にダイビング未経験者の間ではこちらの呼び方で親しまれているのです。
スキューバダイビングとシュノーケリングの違い
スキューバダイビングと一見似ているシュノーケリング(snorkeling)。しかし両者には明確に違いがあります。
まずスキューバダイビングでは、水中で呼吸をするために、記事前半でも紹介した酸素ボンベを使用します。一方でシュノーケリングでは、水中に潜ることはありません。顔を水につけたまま、ホースを使って呼吸をします。
さらに、シュノーケリングは気軽に楽しめる反面、水中に潜ることはできません。一方でスキューバダイビングには機材などが必要です。しかし水中に潜ってシュノーケリングでは見れない光景を楽しめます。
また先ほど、スキューバダイビングの正式名称はスクーバダイビングである、と紹介しました。シュノーケリングもスキューバダイビングと同じで、正式名称はスノーケリングです。
まとめ
スキューバダイビングが何の略語なのか、またその正式名称などについて解説しました。
今回紹介したように、普段使っている言葉の中にも、実は略語であったり正式名称ではなかったりする言葉がたくさんあります。
そういった言葉について興味を持って調べてみると、教養も深まります。また「こういった英単語の略なのか」と英語の勉強にもなりますね。
ぜひこれからも、身の回りの言葉に興味関心を寄せながら、日常生活を送ってみてください。
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