長い間会っていなかった人に会って「久しぶり」と言いたい時、あなたが言うのは?
おそらく多くの人が、 “Long time no see” と言うのではないでしょうか。
実はこのフレーズ、元々は中国語から直訳されてうまれた特別な言葉です。
そのため英語の文法的には少し間違っています。
例えば、“I have no idea” (分からない)のように、否定語の「no」は名詞につくことがあります。
しかし、”I have no play tennis” (テニスをしません)のように、動詞にはつきません。
ではなぜ、”Long time no see” では使われるのでしょう。このフレーズだけは、動詞に「no」がついてもOKなのは?
その理由は、当時中国がイギリスと貿易していた際の言葉が残っているからなのです。
一方で、実際にネイティブがよく使う表現は他にもたくさんあります。
そこで今回は「久しぶり」を表す表現を、例文とあわせて3つ紹介していきます!
「久しぶり」を表す英語表現3選
1) It’s been a while/It’s been a long time.
→ 「久しぶり」
これは日本語の「久しぶり」に一番近い表現。ネイティブの会話でもよく使われる定番フレーズです。whileをlong timeに置き換えても意味は同じです。
他にも ”It’s been ages” という言い方があります。”age”は「時代」の意味。直訳すると「何時代かぶりだね」となります。少し大げさですが「久々感」を強調したニュアンスで使われます。
例文 How have you been? It’s been a while. (久しぶり。元気にしてた?) It’s been a long time. What have you been up to? (久しぶりだね。最近どうしてる?) Good to see you! It’s been ages. (会えて嬉しいよ!久しぶりすぎるよ! ) |
2) It’s been a while (a long time/ages) since_____
→ 「〜するのは久しぶり」
この言い方は人に対しての「久しぶり」という意味ではありません。「〜することが久しぶり」であると言いたいときに使えるフレーズです。
sinceの後ろに文を続けて表現します。
例文 It’s been a while since I cooked dinner. (夕飯をつくるのは久しぶりだ) It’s been a long time since I saw you last time. (最後に会ってから久しぶりだね。) It’s been ages since I had drinks. (お酒飲むのはほんとに久しぶりだよ) |
3) for the first time in ___ days/months/years
→ 「O日ぶり/Oヶ月ぶり/O年ぶりに」
どの程度「久しぶり」か、具体的な期間を示す場合に使われるフレーズです。数字に限らず “a few days/months/years”のような表現を代わりに使うこともできます。
例文 I went to the gym for the first time in 3 months (3ヶ月ぶりにジムに行った。) I’m going to Disneyland for the first time in 3 years. (3年ぶりにディズニーに行く。) I saw him for the first time in a few days. (彼に数日ぶりに会った。 ) |
まとめ
いかがでしたか?
今回は “Long time no see” に代わる英語表現をいくつか紹介しました。
皆さんが知っている表現はどのぐらいありましたか?
どれも日常会話でよく使うフレーズなので、ぜひ使ってみてくださいね!
それでは次回もお楽しみに。
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