“couldn’t be better”で差のつく挨拶を!

みなさんは、海外ドラマや映画で”Couldn’t be better” というフレーズを耳にしたことありますか?

“How are you?” など、調子をたずねられたときに使われる表現の一つです。「最高だよ!」「とてもいい」という意味。ネイティブの会話でよく使われています。

そこで今回は、 “Couldn’t be better” の意味とその使い方について解説します。

否定文なのになぜ「最高だよ」になるの?

そもそも否定文の“Couldn’t be better” が、なぜ「最高だよ」になるのか。
不思議に思いますよね?ここでは直訳して考えると分かりやすいです。

“could” は「あり得る」という意味。そして 否定の“couldn’t”は「あり得ない」という意味になります。そしてその後ろに “good”の比較級である “better”が 来ています。それによって、これ以上いいことはあり得ない」となります。
つまりこれ以上良くならないぐらい最高な状態にあるということ。否定がプラスの意味に転じます。

“Couldn’t be better” の使い方 & 例文

では実際に、”Couldn’t be better”はどんな場面で使われるのでしょう。

いくつか例文を取り上げます。

例①

A: How are you? 「最近調子はどう?」

B: Couldn’t be better. 「最高だよ」

カジュアルな場面では、主語が省略されることが多いです。ここでは “I couldn’t be better”と、主語の   “I” が省略されています。

例②

A: How’s work? 「仕事はどう?」

B: Couldn’t be better. 「絶好調だよ」

これは “How’s work = How is work?” と主語 “it” で聞かれている質問。主語を用いる場合は“it” を使います。そのため “It couldn’t be better” と答えるのが自然です。

couldn't be better

“Couldn’t be〜”を使うと表現の幅が広がる!

他に「これ以上〜ではない」を伝える英語表現を2つ紹介します。

・Couldn’t be happier 「最高に幸せだよ」

“happier” は「より幸せ」を意味します。そのためCouldn’t be happierで「これ以上の幸せはない」を表わすことができます。

例えば試験に合格した友人に対して “How are you?” 「調子はどう」と聞いた場合。 “Couldn’t be happier” と言うかもしれませんね。「最高に幸せだよ」「本当に嬉しいよ」という意味です。

・Couldn’t be worse. 「最悪だよ」

“worse” は “bad”の比較級。「より悪い」状態を表します。
“Couldn’t be worse”は「これ以上悪いことはない」という意味。つまり「最悪だよ」を意味するフレーズになります。

例えば友人に “How are you feeling?” 「体調はどう?」と聞いた場合。
その友人が“Couldn’t be worse” と答えました。これは「最悪だよ」という意味になります。何か悪い出来事があったことや具合が悪いことが想定できますよね。

まとめ

いかがでしたか。

今回は“Couldn’t be better” の意味と、その使い方について解説しました。

知っておくととても使える表現です。フレーズとしてまるごと覚えておくと良いでしょう。

それではまた次回もお楽しみに!

 

ほかの英語表現もぜひ身につけましょう。
よく耳にする英語表現「Oh My God」の使い方

 

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