その個性的なルックスと底抜けに明るいキャラクターで、日本を飛び出し世界で活躍をする渡辺直美さん。
2021年に拠点をニューヨークに移すという報道に驚いた人もいたのではないでしょうか。そんな彼女、2018年にはアメリカ「TIME」誌が選ぶ「インターネットで最も影響力がある25人」に日本人として唯一選出されました。BTSやリアーナ、トランプ前大統領も25人に選出されていることでそのすごさが分かりますよね！
今や世界的に有名な企業のCMにも出る渡辺さん、拠点をニューヨークに移すにあたり英語の勉強はどのように行ったのでしょうか。そしてその英語力とは？
◆渡辺直美さんプロフィール
1987年10月23日生まれ
茨城県出身
吉本興業所属
2005年18歳の時に吉本興業のNSCに入校。
「笑っていいとも！」のいいとも少女隊としてレギュラー出演、同年にビヨンセのものまねで大ブレイク。
2011年9月インスタグラムを開始。
2017年30歳でドラマ「カンナさーん」で主演を務める。
2020年3月YouTubeチャンネル「NAOMI CLUB」スタート。
2021年4月活動拠点をアメリカに移す。
キャリアをすてる覚悟で行ったニューヨークで学んだものとは？
渡辺直美さんは日本を飛び出しアメリカ、ニューヨークに拠点を移すと発表しましたが、実はその約2年前から準備は進めていたそうです。3年間アメリカで仕事ができるアーティストビザを取得したり、ソーシャル・セキュリティーナンバー（社会保障番号）を取得したり、住む家を探したり銀行口座を開いたりなど。日本での活動をしながらの準備なのできっと大変だったことでしょう！
渡辺さんは、2014年に日本でのキャリアすべてを捨てる覚悟でニューヨークに留学したいと所属事務所に伝えたことがありました。結果としては無事に事務所からのOKをもらい、3カ月間語学とエンターテイメント、ダンスを学ぶために渡米。そこで受けたダンスレッスンでの出来事が大きな転機となったようです。
緊張しながら参加したダンスレッスンで一人の女性と出会います。彼女はいかにも踊れそうな雰囲気でしたが実はいちばん下手だったそう。でもレッスンが終わると一番楽しかった様子で帰っていったその彼女を見て、VOGUE JAPANのインタビューでこのように言っています。
「できないことがダメなのではなくて、どれだけ自分が楽しむかが大事だ」ということを知ったんです。自分が心から楽しむことで、周りも楽しませることができるんだって。ずっと失敗を悔やんだりしていたんですけど、終わったことをいつまでも引きずっても仕方ないんだという気持ちの切り替えも学びました。
きっと3カ月間の留学経験があったからこそ、今の渡辺さんがいるのでしょうね。
しかし！こんなツイートを2018年にしています。
「でも楽しい」に渡辺さんのポジティブさがみえますよね。
渡辺さんが受けていた英語レッスンは?
2014年当時、渡辺さんはまったく英語が話せなかったそうで、語学学校では毎日4時間のマンツーマンレッスンを受けていました。すでにアメリカにいる学生にとって必要なのは教室を出てすぐに使える実践的な英語です。渡辺さんの学校でも、最初のレッスンでWhat, Where, When, Who, Why, Howから始まるような文章を教えたそうです。確かにこれらを知っていると困ったときに誰かに助けを求められますよね。
また、高校へ進学はしていない渡辺さんは中学でもあまり勉強は得意でなかったようで、英文法も苦手だったようです。そのため実用的な英語のフレーズを丸暗記して覚えました。留学中だと、習ったフレーズをすぐに日常生活で使うことができるので練習になっていいですよね。インプットしたことがすぐにアウトプットできるのは学習者にとってうれしいことです。
そんなレッスンを受けることで、3カ月後には相手の言うことが理解できるようになったそうです。
渡辺直美さんは、自身のインスタグラムで、
言語だけじゃなく、何か物事を始めた人に、今完璧に出来てないことは恥ずかしいことじゃない！その成長過程を一つの娯楽、自分の歴史の1ページとして楽しむのもいいじゃない
と言っています。人前で何かをするときにはみんな完璧でありたいですよね。でもその「完璧」になるのはいつ？自分のできない部分を人に見せるのは勇気がいることですが、渡辺さんは違いますね。英語も学びながら、でも英語力がなくても自分は表現ができると伝えています。
そしてこのインタビューを見て共感する人も。
どれくらい上手なの？渡辺直美の英語力を検証
日本とニューヨークを行き来していた渡辺さんですが、2019年には現地に自宅を購入しています。その当時、受けていたレッスンがVOGUE JAPANのyoutubeチャンネルで紹介されています。1:47あたりからレッスンの様子がご覧になれます。
ネイティブの人から見るとまだまだの英語力と言われてしまいそうですが、自分の言葉で伝えようとする姿勢や発音などは悪くないと思いませんか？
このような地道なレッスンを積み重ね、ニューヨークへ渡る決意をしたのでしょうね。2021年にはこんなツイートもしています。
Twitterでは日本語表記だけのようですが、インスタグラムでは英語表記も入れているようです。
山下智久さんもでしたが英語を学習しようという意欲が見えてすばらしいですよね！一緒に英語の勉強ができますよ！
