冨永愛さんの英語力、独学ってホント?

当時17歳の冨永愛さん。超ミニスカートの制服にルーズソックス姿の彼女の、日本人離れしたスタイルとかっこよすぎるたたずまいに日本中が驚いたのではないでしょうか。 今では多くのアジア人スーパーモデルが有名なコレクションでランウェイを歩いていますが、その先駆けである冨永さんは高校2年生でNYコレクションにデビューしました。英語はほとんどしゃべれなかったそうです。そんな冨永愛さんが現在のような英語力をつけるにはどのような努力をされたのでしょうか。今回はモデル冨永愛さんの英語勉強法です!

◆冨永 愛さんプロフィール
1982年8月1日生まれ
神奈川県出身
身長179㎝

モデル

15歳のときに姉が読者モデルに応募しモデル・デビュー。
17歳の時にNYコレクションでデビュー。パリ、ミラノ、NYを渡り歩く。
以後トップモデルとして世界のランウェイで活躍し、アジア系スーパーモデルたちの世界への道を切り拓いた。

その他、テレビやラジオなどのメディアにも数多く出演し、ライフスタイルなども注目されている。

近年のコレクション(ランウェイ)出演:
2019年 2020年春夏 Tokyo Collection 【TOMO KOIZUMI】
2020年 2021年秋冬 Paris Collection 【LANVIN】【AKRIS】
2021年 2021年秋冬 Paris Collection【beautiful people】デジタルショー
2021年 2022年春夏 Collection 【TOMO KOIZUMI】in KYOTO
2021年 IT’S SHOW TIME【KEITA MARUYAMA】

受賞歴:
2018年 FOREVERMARK AWARD 受賞
2019年 VOGUE JAPAN Women of Our Time 受賞

アンバサダー:
2011年 国際協力NGO 公益財団法人ジョイセフ(JOICFP) アンバサダー
2019年 消費者庁エシカルライフスタイルSDGs アンバサダー(2期目)
2020年 パリ・ファッションウィーク・オフィシャルアンバサダー
2021年 相模原市名誉観光親善大使
2021年 伊藤忠商事「ITOCHU SDGs STUDIO」 エバンジェリスト

冨永 愛さんの英語力は?

2019年のテレビドラマで冨永さんの英語力が注目されました。Twitterでもこのようなツイートが見られました。

https://twitter.com/blue_crescent_/status/1201119181833302017

 

https://twitter.com/Selenity0511/status/1201119756293570561

 

ドラマ放映をしていた2019年の冨永さんが英語でインタビューを受ける映像がこちらです。

 

https://youtu.be/lJXitoBGNXU
2019年にアルマーニについてのインタビューをうける冨永さん

自信に満ち溢れているし、なにより美しいですね!英語の発音も、多くの人がツイートされているようにきれいですね。

冨永愛さんはYesとNoしかしゃべれない状態でNYへ行った?

高校2年生のとき、NYへ旅立った冨永さんはそれが初めての海外でした。空港に降り立ち周りは外国人ばかり。そこではじめて自分が日本人であること、アジア人であることを実感したそうです。

当時、冨永さんの英語力は「Yes」と「No」しか言えない状態だったと、各界のトップランナーによる逆境を乗り越えたエピソードを「人生の特別講義」として提供する「Climbers(クライマーズ)」で、話していました。

まったく英語が話せないのに、17歳の冨永さんはファッションの主要都市であるNY、ミラノ、ロンドン、パリで行われるファッションウィーク※を回ったのです。女子高校生がたった一人、地図を片手にショーに出るためのキャスティング(オーディション)を受けて回るのです。心細い中でモデルとしてアピールするために「自分はできる」と言い聞かせる!すごいですよね。

※ファッションウィークとは、連続する数日間のうちに複数のブランドがファッションショー、コレクションを発表する期間のこと。1日にいくつものブランドが立て続けにショーを行い、都市によっては10日間も続くファッション業界の一大イベントです。

冨永愛さんの英語勉強法は?

15歳でモデルデビューし、17歳で世界へ羽ばたいた冨永さん。当たり前ですが高校在学中にしっかりと英語の勉強はできませんでした。しかしそんなことにはめげず、NYに渡ってからは毎日英語漬けの環境に身を置いたようです。

電車のなかで人の話す会話に耳を傾け理解しようとしたり、本当はまだまだしゃべれず不安なのに積極的に英語のなかに飛び込んでいったりしました。これこそが冨永愛さんの英語勉強法です。ショーのランウェイを歩くため次々とブランドのキャスティングに駆け回る日々だったので、スクールなどに通って英語力をつけている暇はありません。下手でも臆することなく英語を話そうと努力したことで、結果的に彼女の熱意が伝わり合格。それと同時に英語力もぐんぐん上達したようです。

以前NHKの番組で、教材として愛用しているものとして中学生用のテキストと英英辞書と言っていました。現在の英語力はすべて独学で身につけたというところが素晴らしいですね!

冨永愛さんが翻訳した絵本って?

その見た目や生き方で多くのファンを持つ冨永さんですが、特に女性から圧倒的な支持を得ています。そんな彼女が翻訳するのにぴったりだったのが、女の子の容姿や趣味趣向、職業などへのたくさんの可能性を肯定するイギリスの絵本「GIRLS Can Do Anything」です。

日本では早川書房から出版されているこの本の翻訳を依頼されたときに冨永さんは、好書好日のインタビューでこのように答えています。

この絵本が日本で出版されることはすごくいいことだと思いましたし、自分がこういった女の子をエンパワメントするテーマの作品に携われることは喜ばしいことだと思い、お引き受けしました。
絵本を手に取った時は「可愛い本だな」と思いましたね。「女の子はこうでなきゃいけない」「これをやってはいけない」と言われてきた経験が自分にもあったなぁと思い出しました。

絵本の翻訳は、子どもが理解しやすい表現に変えなければいけません。この絵本の翻訳にあたり冨永さんは以下のようなことを工夫したそうです。

子どもが読みやすいような言葉を選んだり、リズムを整えることにこだわりました。子どもが言いづらい言葉を避け、口に出して楽しくなるような言葉を選びたいと思い、何度も声に出して読んでみました。私が翻訳をするということは、私が今まで生きてきた中での言葉しか使えないわけですよね。その中からいかに子どもにわかりやすい言葉をセレクトするかを考える作業はとても勉強になりました。

どんな絵本なのか、冨永さんがどのように翻訳されたのか気になりますよね!こんなツイートをされている人もいます。

https://twitter.com/shonbolix/status/1395390353943924736

冨永愛さんはジョイセフのアンバサダーとしても活躍中

ジョイセフとは、女性のいのちと健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOです。冨永さんは、ジョイセフが取り組んでいる活動を広く伝える広報リーダー。世界の、特に女性がおかれた現状や、それを解決するための活動を多くの人に伝えるアンバサダーに2011年から就任しています。

その活動でザンビアやタンザニアも訪れています。母国語が違う人たちの共通語は「英語」。冨永さんは独学で身につけた英語でさらに知識を広げ、それを発信しています。

今後も冨永愛さんの活躍に注目したいですね!

 

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