今回は疑問詞①に続いて、具体的な情報を尋ねる疑問文を作る際に使う疑問詞を見ていきます。
(疑問詞①をお読み頂いていない方は、是非そちらからお読み頂ければと思います。)
今回扱う疑問詞は、疑問副詞と間接疑問文の2つです。
それでは早速、疑問副詞から見てみましょう。
③ 疑問副詞
疑問副詞は、副詞で述べる情報について尋ねる場合使う疑問詞です。
下記の2点を覚えておいて頂ければ分かり易いかと思います。
- 疑問副詞には、when, where, why, how等を用います。
- 疑問副詞は、文中の副詞に該当する部分について尋ねる場合に使います。
それでは例文を見ながら確認しましょう。
例文: We watched the movie yesterday.
(私たちは昨日その映画を観ました)
→ この文で副詞の役割をする単語は、yesterdayです
それでは、この例文を疑問詞を使って質問に変える方法を見てみましょう。
1) 副詞の役割をする単語を探します。ここでは、yesterdayが副詞です。
We watched the movie yesterday.
2) 副詞を該当する疑問詞にします。
We watched the movie when.
3) 疑問詞を文頭に持っていきます。
When we watched the movie.
4) 「疑問詞+Yes/No疑問文」の形にした後に、疑問符を打ちます。
When did you watch the movie?
※必要に応じて、主語を変更しましょう。
④ 間接疑問文
それでは、最後は間接疑問文です。
間接疑問文とは、言葉の通り、間接的に質問をする時に使います。
例えば、通常の疑問文は、“サリーは何を食べたの?”と直接的に質問するものです。
それに対して、“~を知っていますか?”といった表現を付ける質問が、間接疑問文です。
具体的に例を見ながら確認しましょう。
例文: What did Sally have?
(サリーは何を食べましたか?)※サリーは何を持っていましたか?という意味にもなります。
1) まずは、間接疑問詞(今回は、Do you know)を上記の質問に足します。
Do you know what did Sally have?
2) 次に、Do you knowの後に疑問詞(今回はwhat)を残し、その後は疑問文の形ではなく、普通の文(平叙文)の形にします。
よって、didを消して、主語と動詞のSally hadを入れます。
Do you know what Sally had?
これが間接疑問文の作り方です。
少し面倒に見えますが、慣れてしまえばそこまで難しくはありません。
Do you know以外にも、下記のようなものが間接疑問文を作る際は使えます。
-
- I don’t know…
- I wonder…
- Could I ask…?
いかがでしたか?
疑問詞の使い方をマスターすれば、具体的な情報を尋ねることが出来る為、様々な情報を聞き取ることが出来るようになります。
是非疑問詞を使えるようにしましょう。