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TOEIC Bridgeについてまとめました!
・TOEIC Bridgeを受けようと思っている方
・TOEIC Bridgeについて知りたい方
・TOEIC Bridgeを受験するメリットを知りたい方
・TOEIC BridgeとTOEICで迷っている方
という方におすすめの記事です。
TOEIC Bridgeって聞いたことはあるけど、TOEICとの何が違うのか気になっていませんか?
違いが分からないと、そもそもTOEIC Bridgeは自分が受けるべきテストなのか、分からないですよね。
この記事では、TOEIC BridgeとTOEICとの違い、誰が受けるべきなのか、そしておすすめの教材についてお伝えします。
ちなみにこの記事では、TOEIC Bridge Listening & ReadingをTOEIC Bridge、TOEIC Listening & ReadingのことをTOEICと記載します。
筆者が運営するTOEIC対策オンライン学習プログラム【モバイック】には、TOEIC Bridge対策には少し難易度が高い問題が多くありますが、TOEIC Bridgeにも役立つコツが習得できるので受講してみてください!
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この記事の内容
1. TOEIC BridgeとTOEICの違い
2. 学生と初・中級者にTOEIC Bridgeはおすすめ
3. TOEIC Bridge対策には公式ワークブックがおすすめ
4. まとめ
1. TOEIC BridgeとTOEICの違い
TOEIC BridgeとTOEICには似ている点もありますが、異なる点も多くあります。
特に難易度、問題数とテストの所要時間には大きな違いがあるので、TOEIC Bridgeを受ける方は、この記事でそれらの違いを確認しておきましょう。
1-1. TOEIC BridgeはTOEICの準備テスト
まず「TOEIC Bridgeとは何なのか?」というところからですが、テスト名にBridge(橋)がついているところから分かる通り、TOEIC BridgeはTOEICへの橋渡し的な存在です。
要するに、TOEICはちょっと難しいという方が、まずはTOEIC Bridgeを受けてTOEICを受ける準備をするというようなテストなのです。
TOEIC Bridgeは主に学生が受ける傾向にありますが、英語が苦手な大人の方が、まずは試しにTOEIC Bridgeから受けてみるというのもありです。
いきなりTOEICを受けるのはハードルが高いと感じる方は、TOEIC Bridgeから受けてみるのも良いでしょう。
1-2.問題数と時間はTOEICの半分
TOEIC BridgeとTOEICには多くの違いがあります。
こちらの表で違いを見てみましょう。
(参照:TOEIC TestsとTOEIC Bridge Testsって何が違うの?)
恐らく一番大きな違いは問題数です。
TOEICの問題数が200問なのに対して、TOEIC Bridgeはその半分の100問です。
ListeningとReadingは共に50問ずつとなっています。
問題数が半分なので、解答時間も半分の約1時間となっています。
ちなみにテストの構成で、リスニングとリーディングセクションに分かれている点は同じです。
リスニングセクションは4つのパート、リーディングセクションは3つのパートに分かれている点も同じで、且つ各パートの出題形式も同じといって良いでしょう。
TOEICではパート1~7となっているのに対して、TOEIC Bridgeでは、リスニングセクションのパート1~4、リーディングセクションのパート1~3となっている点が違いますが、そこは特に気にする必要はありません。
問題の難易度にはかなり違いがあり、TOEIC Bridgeは語彙がTOEICより易しく、リスニングセクションで流れる文や会話文の長さはTOEICよりかなり短いです。
リーディングセクションに関しても、出題される問題の文書や選択肢もTOEICに比べるととても短くなります。
また、リーディングセクションの最後に来るパート3の読解問題では、看板やメッセージ、図表等といった比較的情報が見つけやすい文書が多くなっています。
そして、何より出題範囲が「日常生活」のみなので、「ビジネス」の場面が苦手という方とっては受けやすいテストとなっています。
TOEICの内容を正確に思い出せない方は、TOEIC初心者がまずやること!目標点数の決め方&おすすめ勉強法を参考にしてみてくださいね。
1-3. TOEIC Bridgeは開催回数が少ない
TOEIC Bridgeを受けてみようと思っている方は、一点だけ注意が必要です。
それは開催回数が少ないことです。
TOEICはほぼ毎月開催され、コロナ対策ではあるものの、午前と午後で実施されています。
しかしTOEIC Bridgeは、公開テストの実施は年4回のみで、13都市での実施となっています。よって、申し込みを忘れてしまった場合、3ヶ月程受けられない可能性があります。
また、お住まいの場所によっては、テストを受けるために、別の県へ行かなければならないかもしれません。
ただし、学生の場合、TOEIC Bridgeを団体特別受験制度で受けられる可能性があるので、ぜひ通っている学校に問い合わせてみると良いでしょう。
TOEIC Bridgeを受けることが難しい場合には、オンラインで学習が完結するモバイックを試してみるのもおすすめです。TOEIC対策のプログラムですが、これを使って少しずつTOEICに慣れていくのも良いですよ。
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2. 学生と初・中級者にTOEIC Bridgeはおすすめ
TOEIC Bridgeは、TOEICの準備テストのような位置づけであることは分かったと思います。
では、このテストは誰が受験することがおすすめなのか見ていきましょう。
答えは、学生と英語の初・中級者です。
中でも英語が好きな中学生、そして高校生にはおすすめです。
特に高校生の場合、大学の中には、TOEIC Bridgeのスコアが入試の出願資格になっていたり、試験免除につながるような場合もあります。
国際ビジネスコミュニケーション協会のウェブサイトではTOEIC Bridgeが大学入試で下記のように活用されていると掲載されています。
● 出願依頼
杏林大学 外国語学部 推薦入試 TOEIC Bridge L&R 85点以上
玉川大学 全学部 一般入試 TOEIC Bridge L&R 94点以上
● 試験免除
亜細亜大学 国際関係学部 推薦入試 TOEIC Bridge Test 155点以上
※TOEIC Bridge Testはスコアが20~180点で、2019年6月にTOEIC Bridge L&Rにアップデートされ、スコアが30~100点となりました。
他にも大学入試でTOEIC Bridgeが活用されている例はあるので、高校生が入試のためにTOEIC Bridgeを受けるということはおすすめです。
ただし、TOEIC Bridgeではなく、TOEICを入試で活用している大学や学部の方が多いため、実際に受験を予定している大学や学部の情報を確認するようにしましょう。
ちなみに大学生は基本的にはTOEICを受けるようにしましょう。
その理由については、大学生が目指すべきTOEICの点数は何点?目標点数はこう決める!で書いていますので、こちらをぜひ読んでみてください。
また、TOEIC Bridgeは、いずれはTOEICで目標とするスコアを取りたいけれど、今はまだ英語に自信がない、または苦手で出来ないという方にもおすすめです。
これは年齢に関係なく、例えばTOEICの点数が300点台や400点台前半くらいの方であれば、TOEIC Bridgeから受けてみるのも良いでしょう。
TOEICは英語の初級者から帰国子女まで受けられるようになっているので、決して簡単な試験ではありません。
TOEICで300点台の方が、何度TOEICを受けても、苦しくて挫折してしまうという可能性もあります。
そういった場合、このTOEIC Bridgeである程度TOEIC形式の試験に慣れてから、TOEICに挑戦する方が、遠回りに見えて、実は効率が良く、近道になる可能性があります。
よって、TOEICを何度か受けたけど、点数が上がらずどうしたら良いか分からない方は、TOEIC Bridgeを受験することをおすすめします。
3. TOEIC Bridge対策には公式ワークブックがおすすめ
書店へ行くとTOEICの対策本は数多くありますよね。
しかし、残念ながらTOEIC Bridgeの対策本はあまりありません。
下記のグラフを見ると、2021年に公開テストを受験した人の数は、3,500人でした。しかし、団体特別受験制度を利用して受けた人数は、137,200人となっており、主に学生が学校で受験することが多いテストであることが分かります。
(参照:TOEIC Bridge Listening & Reading Tests受験者数の推移)
2021年にTOEICを受けた人が2,123,000人(公開テスト1,112,000人、団体特別受験制度1,011,000人)と考えると、TOEIC BridgeよりもTOEICの対策本やワークブックの数が多いことに納得ができます。
しかし、そこは心配する必要はありません。
なぜならTOEICやTOEIC Bridgeのテストを開発しているETSが制作したTOEIC Bridge Listening & Reading公式ワークブックがあれば十分な対策ができるからです。
TOEIC Bridge Listening & Reading公式ワークブックには、2回分の実践テストがあります。
また、このワークブックでは、16のユニットを通して、TOEIC Bridgeで問題を解きながら、テストの重要なポイントを実践的に理解することができるようなっています。
TOEIC Bridgeを受ける予定の方は、この一冊を購入して対策することがおすすめです!
TOEIC Bridgeの後にTOEICを受けるので、少し難しくてもTOEIC対策を行いたいという方は、オンラインTOEIC学習プログラムのモバイックで準備をすることも可能です。
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4. まとめ
TOEIC BridgeはTOEICの準備テストのような存在ですが、大学入試だったり、英語にあまり自信がない方が自信を得るために使えるテストです。
公開テストの頻度は少ないのと、あまり多くの人に知られていないテストではありますが、実はとても良いテストなので、TOEICを受けるのはちょっとまだかなと思っている方はぜひ受けてみてください!
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