TOEIC Part7 練習問題【985点の筆者が徹底解説】

TOEIC Part7の長文問題、問題のパターンに慣れて、スコアアップしたいですよね。

いろいろ練習問題を解いてみるけど、いまいちパターンがつかめない、または、解き方が分からない、という方も多いのではないでしょうか。

 

Part7は、問題形式だけでもシングル・ダブル・トリプルパッセージと3つあり、さらに文書の種類もEメールや広告、チャット等、問題のパターンが多すぎて、なかなか慣れるのも大変ですよね。

 

Part7対策に有効な手段はいろいろありますが、とにかく問題をたくさん解く!ことも必要です。

様々な練習問題を解き、解説を確認しながら答え合わせをしていくことで、問題のパターンを知り、解答のコツをつかむことができます。

 

この記事の前半ではPart7の問題形式を紹介し、後半ではPart7の練習問題を一緒に解いていきます。

練習問題と答えだけでなく、解答する際のヒントやテクニックも交えて紹介するので、効率的なPart7問題の解き方を知ることができます。

 

記事の内容

1. TOEIC Part7 長文読解問題とは?

2. TOEIC Part7:文書の種類とポイント

3. TOEIC Part7:設問の種類と例題解説

4. 練習問題を解いてみよう!TOEIC Part7 ダブルパッセージ問題

5. TOEIC Part7 は練習あるのみ!

 

 

1. TOEIC Part7 長文読解問題とは?

1-1. TOEIC Part7 問題形式と問題数

まずは、TOEIC Part7の問題形式について簡単に紹介します。

TOEIC Part7長文読解問題は全部で54問出題されます。

長文問題の種類は3種類あり、文書が1つだけのものはシングルパッセージ、文書が2つあるものはダブルパッセージ、文書が3つのものはトリプルパッセージと呼ばれます。

出題されるシングルパッセージの数は毎回変わりますが、だいたい10個の文書が出題されます。

 

シングルパッセージでは、1つの文書に対して設問が2~4問あります。

ダブルパッセージは、2セット出題され、各文書セットに対して設問が5問あります。

トリプルパッセージは、3セット出題され、各文書セットに対して設問が5問あります。

 

2. TOEIC Part7:文書の種類とポイント

次に、TOEIC Part7で出題される、文書の種類をみていきましょう。

各種類の文書を見るときのポイントについても触れていくので、参考にしてくださいね。

 

2-1. Part7 文書の種類 ① 広告(advertisement)

新聞や雑誌の広告欄に掲載されるような広告が使われます。

文字だけのコンパクトな広告や、イラストが載ったもの、求人広告等、様々なものがあります。

 

普段、新聞や雑誌、ネット等で広告を見るときには、どのようなことに注目しますか?

何を知らせる広告なのか?商品・サービス・は何か?商品について何か説明はあるか?等の情報が気になりますよね。

TOEICの広告文でも、同じように、このようなポイントを押さえれば、すぐに設問への解答を見つけ出すことができる場合が多いです。

(モバイックより引用)

 

2-2. Part7 文書の種類 ② Eメール(e-mail)

日常やビジネスの場面で欠かせないe-mailは、TOEIC Part7でも多く扱われる種類の文書です。

(モバイックより引用)

Eメールでは、すぐに本文を読みたくなりますが、まずは【To:】誰宛に、【From:】誰が、【Subject:】何について書いたメールなのか?を確認しましょう。

To:(宛先)とFrom:(送り主)のメールアドレスを見るだけでも、@以前が、個人名なのか?”inquiry”のように会社の共有アドレス宛なのか?が判断できます。

また@以降が、宛先と送り主で一緒なら同じ社内でのメール、違う場合は会社に対する取引先や客からのメールかな、と推測することができます。

 

送り主については、メール文の下部にある署名の部分でも情報を得ることができます。

宛先については、個人宛の場合と、メーリングリストのように一斉送信の場合があります。

 

本文以外にもヒントは散りばめられているので、しっかり見つけて、解答のヒントにしたいですね。

 

2-3. Part7 文書の種類 ③ チャット(text message chain)

2016年5月の新形式から登場したのが、チャット(text message chain)です。
スマートフォンやPCの画面でチャットのやり取りを行っているものが使われます。

 

まずは、誰と誰のやり取りなのか?が気になりますね。

スマホ画面の場合は2人、PC画面の場合は3~4人でのやり取りが多いです。

 

2人やり取りの場合は、【Aさん → Bさん → Aさん】と交互にチャットが進んでいればいいのですが、【Aさん → Aさん → Bさん】の様に、Aさんが連続してメッセージを送っていることもあるので、注意が必要です。

 

何について連絡しているチャットなのか?結論は何か?に注目して読みたいですね。

(モバイックより引用)

 

2-4. 文書の種類をパッと確認!

本記事内では紹介しきれませんが、これ以外にも、クーポン(coupon)、フォーム(form)、手紙(letter)、ウェブページ(web page)等、様々な種類の文書が使われます。

 

ちなみに、文書の種類は、問題の冒頭にある文を見ればひと目でわかります。

どの問題も、

“Questions 149-151 refer to the following article.”

という一文から始まっており、この文の最後の部分(上記の文ではarticle(記事))をパッと見て、文書の種類を確認します。

 

また、ダブルパッセージ・トリプルパッセージの問題では、違う種類の文書が組み合わされて使われます。

このような場合も、最初の一文で、文書の種類を確認できます。

 

例えば、ダブルパッセージの問題で、

“Questions 176-180 refer to the following advertisement and e-mail.”

とある場合、1つ目の文書は広告、2つ目の文書はEメールです。

そしてこの組み合わせを見ただけでも、「広告を見た人が、それについて問い合わせるためにEメールを送ったのかな?」と推測することができます。

 

この一文をしっかり確認するだけで、問題の全体像を頭の中に思い浮かべることができるので、設問で求められている情報を文書の中で見つけやすくなり、スムーズに解答を進めることができます。

 

 

3. TOEIC Part7:設問の種類と例題解説

さて、TOEICの問題を解いていて、この設問の形どこかで見たことある!と思ったことありませんか?

TOEICに出てくる設問にはある程度パターンがあり、慣れてくると、「あ!この設問はここを見れば分かる」とすぐに判断できるものもあります。

 

ここでは、Part7に出題される設問のうち3つを、例題と解き方の解説付きで紹介します。

スマホやPCの画面では、この記事内の文書を見返しながら解答を探すのが難しいかもしれません。

画像を他のタブで開いたり、イメージとして保存したりして、見やすい工夫をしながら読み進めていただけると幸いです。

 

3-1. Part7設問の種類 ① 読解問題

Part7の問題のうち、多くが読解問題です。

文書の内容をきちんと理解できているか?が問われ、下記のような5W1Hから始まります。

 

  • What …? 何
    What is the purpose of the e-mail?
    (Eメールの目的は何ですか?)
  • Why …? 何故
    Why is Mr. Brown selling his house?
    (ブラウンさんは何故家を売るのですか?)
  • When …? いつ
    When did Mr. Thompson see his client last time?
    (トンプソンさんが最後に顧客にあったのはいつですか?)
  • Where …? どこ
    Where is Ms. Green from?
    (グリーンさんはどこ出身ですか?)
  • Who …? 誰
    Who most likely is Mr. White?
    (ホワイトさんは誰である可能性が高いですか?)
  • Which …? どちら
    Which product does Ms. Parker indicate she likes?
    (パーカーさんはどの商品が好きであると言っていますか?)
  • How …? どのように
    How far is the office from the station?
    (事務所は駅からどのくらいの距離ですか?)

 

読解問題を解く際には、設問を読んでキーワードを確認した上で、文書の中からヒント・答えを探します。

 

例えば、下記のような設問と選択肢があります。

 

Q. When will Debbie Gibbs be out of the office this week?
A. January 28
B. January 29
C. January 30
D. January 31

 

Eメール文書について、When …? いつ?という設問なので、まずはEメールがいつ送られたか、を確認します。

(モバイックより引用)

文書上部に “Date: January 27” とありますね。(赤丸部分)

これが1つ目のヒントです。

 

次に、Eメール全体をパッと見ます。

ここで大事なのは、読もうとするのではなく、全体を見て、自分が求めている情報がありそうなところを見つけることです。

 

すると、下の方に日付が書いてある部分が目に入りますね。(青丸部分)

ここにヒントがあるはず!ということで、その前後を確認します。

 

ちょうど青丸の上の部分に、“… tomorrow, when I will be away at a training course.” という文があります。

これが2つ目のヒントです。

 

この文の “away” と、設問の “out of office” は同じ意味です。

なので、このEメールを書いた日(= January 27)の次の日、つまり A. January 28 が正解と判断できます。


この問題のように、文書内の表現を言い換えた形の設問・選択肢が使われたり、2か所の情報をふまえて解答を導き出す必要がある問題は多く出ます。

 

また、この設問のように選択肢が短くシンプルなもの、例えば、日付や時間、名前や金額等の設問は、比較的短時間で解けるものが多いです。

なので、Part7まで来たけどもう時間が足りない!という際には、このような問題から取り組んで確実に点数を取る、という手もあります。

 

さて、このような5W1Hに関する特定の情報についての設問は、【設問のキーワードチェック → 本文でキーワード・似た言葉を探す → キーワード・似た言葉のある選択肢を見つける】の順序で解くのがおすすめです。

 

しかし、読解問題の中には、文書全体に関する漠然とした設問もあります。

例えば、下記のようなものです。

What is suggested about …? (…について何が分かりますか?)
What is indicated about …? (…について何が示されていますか?)
What is most likely true about …?(…について正しいことは何だと考えられますか?)

 

このような漠然とした設問の場合は、先に選択肢を読んでから、文書を読む方が効率的に解きやすいです。

または、同じ文書についての他の設問を解いた後、ある程度文書全体を把握してから解く、と順番を工夫することもお勧めです。

 

このような文書の解き方については、この記事の後半で紹介します。

 

3-2. Part7設問の種類 ② NOT問題

Part7に出てくる設問の2つ目の種類は、「NOT問題」です。

NOT問題の多くが、文書で述べられている内容ではないものを選ぶという問題です。

しかし、まれに文書内で述べられている内容が正解になることもあります。

選択肢を1つずつ文書に沿って確認し、正解を見つけるのが確実な解き方です。

 

例えば、下記のような設問・選択肢があります。

 

Q. What is NOT indicated about the majority of survey respondents?

A. They are women.

B. They prefer the peach flavor.
C. They often buy organic food.
D. They like the taste of Frulish yogurt.

 

「アンケート回答者の過半数について、述べられていないのはどれか?」という設問です。

では、文書を見ながら各選択肢を確認していきましょう。

こちらの文書はダブルパッセージ問題の文書のうちのひとつです。

Frulish yogurtという商品についてのアンケート結果の集計表です。

本来であればもう一つの文書を見てこの表は何か?を把握するのですが、ここでは解説をわかりやすくするため、省略します。

 

(モバイックより引用)

 

まずは、選択肢A. They are women. の正否を確認します。

表を見てみると、一番上に ”Gender” の欄があり、 ”Female 56%” とひと目でわかります。

56% = 過半数なので、文書の内容に合っています。

 

次に、選択肢B. They prefer the peach flavor. の正否を確認します。

表の3つ目の項目が “Preferred flavor” で、その中に ”Peach 51%” とあります。

51% = 過半数なので、文書の内容に合っています。

 

次に、選択肢C. They often buy organic food. の正否を確認します。

表の最後の項目が、 ”Purchase organic foods on a regular basis” です。

“often = on a regular basis”、”buy = purchase”と、選択肢と表で使われる表現が違いますが、これがヒントでもあります。

 

この表の項目に対する “Yes”の解答は34%です。

34%は過半数ではないので、選択肢Cは表の内容に合いません。

 

時間がない場合は、ここでCが正解!と判断してしまって構いませんが、時間に余裕がある場合は、念のため、Dまで確認することをおすすめします。

なぜなら、NOT問題はひっかけ問題である場合があるからです。

 

選択肢D. They like the taste of Frulish yogurt. については、“like = enjoy” と同じ意味に捉えられるので、上から5つ目の項目 “Enjoyed product enough to consider buying it” を確認します。

Yesが82%と過半数なので、これも文書の内容に合っています。

よって、Cが正解で間違いないと分かります。


シンプルなNOT問題で、選択肢が短い場合は、時間がない際にもなるべく解くようにして、確実に点数を取っていきたいですね。

 

3-3. Part7設問の種類 ③ 文挿入問題

TOEIC Part7で出題される設問の種類3つ目は、文挿入問題です。

設問で示される特定の文が、文書内で指定された4か所のうち、どこに入るかを問う問題です。

 

例えば、下記のような設問があります。

 

Q. In which of the positions marked [1], [2], [3] and [4] does the following sentence best belong?

“This position would therefore be ideal for me from a professional and personal standpoint.”

(A) [1]

(B) [2]
(C) [3]
(D) [4]

 

まず、挿入される文を確認します。

This position…から始まっています。このThisが何を指すのか?が分かる文があるところに入りそうですね。

文意は、「この職は、それゆえ、仕事の面、そして個人的な観点から見て、私にとって理想的です。」です。

therefore(それゆえ)とあるので、こう述べている理由が、この文の前にあると想像できます。

よって、文書の中で、「仕事面でその職が理想的」そして「個人的理由からその職が理想的」である理由が述べられた後に、この一文が入ると判断できます。

 

では、上記をふまえて文書を見てみましょう。

文書はEメールです。題名は”Job opening”なので、求人に対する応募Eメールかな、と想像できます。

 

(モバイックより引用)

 

では、空欄を上から順番に確認します。

 

まず[1]は、Eメール文の始まりの部分ですね。

ここでは挿入する文の This position(この職)が何を指すのかが分からないので、ここには入りません。

 

次に、[2][3]の前の文まででは、これまでの仕事の経験についてしか述べていません。

まだ「個人的な理由でその職が理想的」とする理由が述べられていないので、[2][3]に文を挿入することはできません。

 

最後に、[4]の前の文を見てみます。

”Finally, my wife is a native of Edinburgh and, while we are currently based in London, we would like to move to Scotland to be closer to her family.”

文中に”my wife” とあり、挿入する文の「個人的理由」について述べていると判断できます。

よって、D. [4]が正解です。


このように、文挿入問題では、挿入する文の内容をしっかり確認することで、その文が入る可能性が高い位置を事前に見極めることができます。

また、代名詞やthis, the, that等がヒントになることもあります。

 

文挿入問題は、文書に対して複数の設問がある場合、たいていは最後の設問として出題されます。

なので、その前の問題をしっかり解いた後、ある程度文書の内容を理解した状態なら、スムーズに解ける問題です。

 

3‐4. Part7 その他の設問の種類

Part7に出題される設問には、他にも、「語彙問題」(文書内で指定された単語に最も近い意味を持つ選択肢を選ぶ)や、「書き手の意図問題」(文書の書き手の意図を、正確に言い換えている選択肢を見つける問題)等があります。

このような問題の種類に慣れ、このパターンがきたら、ここを見れば良い!というのをすぐに判断して解き進められるようになれば、確実にスコアは上がっていきます。

この問題は得意!というのを見つけられれば、TOEICを受けるのも楽しくなるので、おすすめです。

 

 

4. 練習問題を解いてみよう!TOEIC Part7 ダブルパッセージ問題

これまで見てきた、文書の種類や設問の種類の情報もしっかり踏まえて、練習問題を解いてみましょう。

解くのは、ダブルパッセージの問題です。

ダブルパッセージでは、2つの文書を見て情報をしっかり把握した上で解答することが求められる設問が出されます。

 

ここではまず、文書と設問・選択肢をお見せします。

設問の種類の説明の中で引用した表と同じものが出てきますが、ここでの設問は全く別のものです。

 

まずは、ご自身で練習問題に挑戦してみてください。

その後、読み進めていただき、解答のヒント、そして答えと解説を読んでいただけると良いと思います。

 

4-1. TOEIC Part7 ダブルパッセージ練習問題

Questions 1-3 refer to the following report and chart.

(モバイックより引用)
(モバイックより引用)

1. According to the report, why has Frulish been successful in Canada?

A. Consumer tests were conducted for various flavors.
B. Canadians eat more yogurt than Americans.
C. Its price is comparable to other yogurt brands.
D. There is growing interest in organic products.

 

2. What does Cavendish Research advise Hudson Foods to do?

A. Sell only strawberry and peach yogurt
B. Lower the retail price of Frulish in the U.S.
C. Conduct further research at health food stores
D. Focus on regular yogurt instead of organic yogurt

 

3. What is indicated about the market research study?

A. It was conducted by a supermarket.
B. The reviews from the customers are not positive.
C. Customers are asked to sample the fruit.
D. It took place at multiple locations.

 

4-2. ダブルパッセージ例題 解答のヒント

解答の際には、文書を読む前に、設問を確認します。

各設問に注目して、解答のヒントを見ていきましょう!

ここではまだ答えはお伝えしないので、まだ正解が分からない…という方は、ぜひヒントを参考にもう一度挑戦してみてくださいね。

 

設問1: According to the report, why has Frulish been successful in Canada?

 

設問の中に、大文字から始まる固有名詞があったら、チャンス!

その言葉を文書の中から見つければ、そこにヒントが隠れている可能性があります。

この設問の中で固有名詞は、Frulish と Canada です。

このような固有名詞は、大文字から始まっていることもあり、文書をパッと見ただけでも見つけやすいですよね。

 

Frulish は文書のタイトルにも含まれており、キーワードとして文書の全体的に使われています。

なので、この文の場合は、もう1つの固有名詞 Canada が大きなヒントになりそうです。

 

また、最初の設問ということで、ヒントは文書の最初の方にありそうですね。

ダブルパッセージの場合も、まずは1つ目の文書の上の方を見てみましょう。


次に、設問2の解答のヒントを見てみましょう。

 

設問2: What does Cavendish Research advise Hudson Foods to do?

 

まずは、設問の中に出てくる2つの固有名詞が気になります。

Cavendish Researchは、Researchとついているのがヒントですね。調査をする会社の社名かな?と想像できます。

Hudson Foodsは、食べ物を扱う会社かな?と想像できます。

 

次に文書内にヒントを探します。

具体的にどこを見るべきか分からないときには、まずはタイトルをチェック。

1つ目の文書のタイトルは、“Executive Summary: Market Research Study on Frulish Organic Yogurt”です。

Cavendish ResearchがHudson Foodsの商品(Frulish yogurt)についての市場調査を行った、と想像できますね。

 

また、調査についての報告書の場合、構成的に、アドバイスは後半にありそうだと推測できます。

 

1つ目の文書全体が、Project Background/ Method/ Findings & Recommendationsの3項目に分かれているのも、情報が見つけやすいですね。


最後に、設問3の解答のヒントを見てみましょう。

 

設問3: What is indicated about the market research study?

 

設問1、2は1つ目の文書だけを見れば答えが分かったので、最後の設問は2つ目の文書にヒントがある、と想像できます。

 

また、この問題は読解問題の中でも特殊な、What is indicated about …? から始まる漠然とした問題です。

先に選択肢を読んでから、文書を読む方が解きやすい問題です。

選択肢を見てみましょう。

 

A. It was conducted by a supermarket.
B. The reviews from the customers are not positive.
C. Customers are asked to sample the fruit.
D. It took place at multiple locations.

 

この中で2つ目の文書(アンケート結果の表)から情報を得られそうなものを絞ります。

表の項目をパッと確認しながらでもOKです。

  • Gender
  • Age
  • City
  • Preferred flavor
  • Enjoyed product enough to consider buying it
  • Willing to pay 25% more than price of regular yogurt
  • Purchases organic foods on a regular basis

 

選択肢が2つほどに絞れたら、それぞれの正否を文書で確かめ、どちらが正解かを見極めます。

以上、私が実際に問題を解く際に使うヒントと、情報を探す順番を紹介しました。

参考になったら幸いです。

では、答えと解説を見ていきましょう。

 

4‐3. ダブルパッセージ例題 答えと解説

それでは、各設問の答えと解説です。

まずは設問1から見ていきましょう。

 

1. According to the report, why has Frulish been successful in Canada?

A. Consumer tests were conducted for various flavors.
B. Canadians eat more yogurt than Americans.
C. Its price is comparable to other yogurt brands.
D. There is growing interest in organic products.

 

設問1の正解は、Dです。

 

ヒントで紹介した通り、1つ目の文書の最初の方にCanadaを探すと・・・ありました!

”in Canada”で終わる文が最初のパラグラフに2つありますね。

 

それぞれを見てみると、2つ目の文には “This is due to a recent surge in the popularity of organic products in Canada.” とあります。

この This が何を指すのかを確認するため、前の文を確認すると、”… it has been very successful” とあります。

“successful”という単語は設問の中にも入っていますね。

 

また、Why …?という設問なので、”This is due to …“という理由を述べる文に答えがある可能性が大です。

 

ここではじめて選択肢を確認します。

Aから順番に見ていると、これが正解なんじゃないか?と思って文書に戻って確認したくなるかもしれませんが、ここは我慢。

 

Dを見ると、organic productというキーワードが入っています。

文書では “surge in popularity”、設問では “growing interest” と、言い回しは違いますが、同じことを言っていますね。

よって、Dが正解だと分かります。

 

A/B/Cが不正解の理由を見ていきます。

A. Consumer tests were conducted for various flavors.

文書の中で、アメリカにて消費者テストを行った旨が述べられていますが、それはカナダでのFrulishの成功とは関係ありません。

 

B. Canadians eat more yogurt than Americans.

2つ目の段落に、“While the Canadian and northeastern U.S. markets are similar in terms of yogurt consumption, …”とあり、Bの文は間違いであると分かります。

 

C. Its price is comparable to other yogurt brands.

1つ目の段落に、”Despite costing 25% more than regular yogurt, …”とあり、Cの文は間違いであると分かります。


次に、設問2の正解と解説です。

 

2. What does Cavendish Research advise Hudson Foods to do?

A. Sell only strawberry and peach yogurt
B. Lower the retail price of Frulish in the U.S.
C. Conduct further research at health food stores
D. Focus on regular yogurt instead of organic yogurt

 

設問2の正解は、Bです。

 

ヒントに沿って文書の項目タイトルから情報を探します。

設問内のadvise と文書内3つ目の項目のRecommendationsが類義語であることに気付けましたか?

この段落内を読むと、さらにrecommendやsuggestという類義語があることに気付くことができます。

この段落中に、結論を述べる文が2つあります。

① … we strongly recommend revising the pricing strategy…

② We also suggest distributing it thorough retail outlets that attract consumers of organic products…

 

これらを頭に入れた上で選択肢を見ると、①にある”revising pricing strategy”と選択肢Bの”lower the retail price”が同じ意味で捉えられることが分かります。

よって、Bが正解だと分かります。


最後に、設問3の解答と解説です。

 

3. What is indicated about the market research study?

A. It was conducted by a supermarket.
B. The reviews from the customers are not positive.
C. Customers are asked to sample the fruit.
D. It took place at multiple locations.

 

設問3の正解は、Dです。

 

ヒントに沿って、アンケート結果の表から情報を得られそうな選択肢を絞り込みます。

Aは「アンケートがスーパーによって実施された」という内容ですが、1つ目の文書から、アンケートはCavendish Researchが行ったものだと分かっているので、間違いです。

 

Bは、reviewがnot positiveだったことについて、表にある可能性があるので、キープ。

 

Cは、1つ目の文書の2項目目”Method”で述べられている通り、サンプルとして配られたのはFrulishなので、間違いです。

 

Dは、アンケートを複数個所で行った可能性はあり得るので、キープ。

 

選択肢を、BとCの2つに絞り込むことができました。
ここで、表を見てみます。

 

 

表の項目にCityとあり、New York/ Philadelphia/ Boston/ Pittsburghの4都市の名前、その下に各都市のアンケート回答の割合が書いてありますね。

4都市=multiple locationsです。

よって、Dが正解だと分かります。

 

実はこの設問、1つ目の文書を読まなくても、選択肢を見て表のcityという部分に気付ければ、すぐに解けるものでした。

 

Part7の問題に慣れることで、このように文書を全部読まなくても解ける問題については、パッと見で情報を見つけられるようになります。

以上、練習問題の正解と解説でした。

 

 

5. TOEIC Part7 は練習あるのみ!

この記事では、TOEIC Part7 長文読解問題について、例題を交えて詳しくお伝えしました。

解き方は人それぞれですが、私の解き方・ヒントの見つけ方が、少しでも参考になれば幸いです。

Part7で点数を取れるようになりたい!という方は、この記事で紹介した文書や設問の種類を頭に入れ、とにかく問題をたくさん解くことで、コツをつかんでいってくださいね。

 

モバイックでは、他にもTOEIC Part7対策に役立つ記事を掲載しています。ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

「悩みを解消!TOEIC Part7 勉強法」

「TOEIC Part7 長文対策!スコア別おすすめ問題集」

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