プリスクール卒園後も英語に触れ続けるために
娘が英語に触れ始めたのは2歳から。どちらかというと消極的な理由でした。
私の夫は会社員で、平日はほぼワンオペ育児。私は長男を幼稚園の預かり保育に、長女は0歳から認証保育園に預けてフリーランスとして働いてきました。そして、娘が3歳のとき引越しをしたのですが、転居先で預けられる保育園や一時保育がどうしても見つからなかったのです。
青ざめつつ必死にリサーチしたところ、なんとか予算内で預けられるインターナショナル・プリスクールを発見（詳しくは別記事にて）。アート活動が中心のモンテッソーリ園で、母語の混乱を招く心配がない環境が整っていたので、約2年間お世話になりました。
幼稚園に上がってからも引き続き通えるクラス（アフタースクール）があったのですが、夕方の時間帯で1回の授業が長かったので、娘の体力を考えて断念しました。
しかし、アートや音楽などを通して英語に触れてきた習慣は、なるべくキープしたいところ。そこで、改めて「保育」ではなく「英語」を目的に探し始めたのでした。
【良かった点】
登園前の朝7時台でも受講できる！
いくつかの英語教室の資料を取り寄せたり、見学に行ったりしてみましたが、「まずは新しく通う幼稚園の生活にじゅうぶん慣れることを最優先したい」と思い、登園後に英語教室に通う選択肢は消去。一方、6時に起きて7時すぎには朝食を食べ終えてしまう娘は、登園前の時間を持て余していたので、早朝でも受講できるQQ Englishのオンラインレッスンを試してみることにしました。
QQ Englishを選んだポイントの一つは、１回のレッスンが25分間と短かった点。4歳の子の集中力をオンラインで30分以上持たせるのは、かなりハードルが高いだろうと思ったのです。 また、幼稚園に慣れるまでは情緒が不安定になることもあるので、レッスン開始5分前まで予約ができ、15分前までキャンセルできるというフレキシブルさも魅力的でした。
週4回ペースで受講すると1回あたり460円
QQ Englishは受講すればするほど1回あたりの受講料が安くなります。月4回コースだと670円、月8回コースだと547円、月16回コースだと460円、そして月30回コースにすると……わずか355円！わが家の場合、目的が「娘が英語を理解できるようになること」ではなく、「毎日ちょっとでも英語に触れる環境をキープすること」だったので、とてもありがたい料金システムでした。
子どもが小さいうちは、風邪を引いたり、たまたま機嫌が悪くなったり、眠くなることもしばしば。直前になって「今日のレッスンお休みさせてください」と先生に頭を下げる日も少なくないので、英語に限らず、対面で通うタイプの習い事は、コスパを考えると、正直なところ残念なところがほとんどです。
その点、オンラインレッスンは雨の日も風の日も送迎要らず。遠慮なく予約・キャンセルできて、1回ごとのレッスン料も無駄にならないので、親としては本当に助かるのです。
使い慣れたiPadで予約・受講できるところも◎
レッスンは、普段YouTubeを見ているのと同じiPadを使うことにしました。Skypeやzoomを使わないので、インターネットにさえ接続できれば、簡単に始められます！学ぶペースや頻度を生活スタイルに合わせて自由に調整できる点も良いですね。
「ねえねえ、幼稚園に行く前って、けっこうヒマだよね？お母さんもなにかと忙しいし、iPadで英語のゲームや歌ができるんだけど、やってみる？」
新しいアプリが使えるくらいのノリで軽く説明したのち、「しかもね、遠い海の向こうに住んでいるお姉さん先生とおしゃべりできるの！すごいでしょ〜」と誘ってみました。もちろん、娘は大喜び。
予約はいつも娘と一緒に。先生の写真とプロフィールを確認しながら、「今日はどの先生とおしゃべりしてみようか？」と迷いながら選ぶのも、楽しいひとときでした。
教師は全員が正社員で、国際資格TESOLの保持者。約1300人もの教師が登録していて、絞り込み検索機能もあるので、相性の合う先生を見つけやすいと思いました。
また、以前利用したことのあるオンラインの英語レッスンは、登録教師の人数が少ないからか、なかなか予約がとれずストレスを感じたのですが、QQ Englishは選びたい放題で、そのような不満はまったく感じませんでした。
QQ Englishでは2回の無料体験レッスンでレベル判定し、最適なカリキュラムを提案してくれます。娘にすすめられたのは「Smart Kids Starter」。コースは月16回（7348円）を選びました。
先生のクオリティは期待以上！
人見知りの娘は、最初かなり緊張していたようですが、先生たちはみな本当に優しくフレンドリーで、すぐに打ち解けることができました。お気に入りの先生も何人かできて、毎朝の楽しみに。娘が受講した「Smart Kids Starter」は、年少者向けに開発されています。かわいいキャラクターとフォニックスを歌にのって繰り返し練習できる点がとても良かったです。
すっかり慣れてくると、毎朝ノリノリでフォニックスの歌を熱唱。顔を赤らめて歌う娘に、先生たちも目を細めながらレッスンをしてくれました。ほとんど安定的に同じ先生のレッスンを受講できましたが、気分を変えるために変更した時でも、前回までの内容がきちんと引き継がれていました。 レッスンではQQ Englishが独自に開発したclassroomを使います。PCの場合はGoogle Chrome。スマホ・タブレットの場合は専用アプリのダウンロードが必要です。テキストの購入は必須ではありませんが、手元に欲しい場合はオンラインで購入できます。ちなみに、SMART KIDS（同社オリジナル・全5冊）のテキストを購入してみましたが、classroomで映し出すスライドがほぼそのまま印刷してあって、正直とても読みづらかったです。
【残念だった点】カリキュラムは固定的＆先生との相性
一方、残念だったのは以下の3点です。
1. カリキュラムが固定的で飽きてくる
2. テンションが高すぎて、子どもがついていけない場合がある
3. 先生の話すスピードが速く、学習歴ゼロの子にはストレスになることも
カリキュラムが細分化されている分、システマチックにレッスンが進むので、子どもの好みや気分に合わせて授業内容を臨機応変に変えてくれるということは、ほとんどありません。また、授業はオールイングリッシュなので、何を言っているのか分からないとストレスを感じてしまう真面目な子には、オンラインのマンツーマンだと逃げ場がなく、少し負担が大きいように思いました。
初心者から上級者まで幅広くカリキュラムが用意されており、発音、文法、日常会話、ビジネス英会話など目的別に組み合わせて受講できるのがQQ Englishの特長で、得意を伸ばせる・苦手を克服しやすいシステムだと思うのですが、幼児の場合はカリキュラムやテキストがかっちり決まっていると、逆に難しいと感じました。
現地校の留学プランも魅力的。ファミリー留学が夢
QQ Englishでは、日本以外に中国、韓国、ロシア、ブラジルなど世界30カ国の人たちが英語を学んでいるそうです。また、オンラインだけではなく、現地フィリピンのセブ島でも語学学校を運営しています（シーフロント校）。フィリピン政府から正式な許認可を受けており、世界各国から留学生が訪れているとのこと。ホームページをチェックしたところ、家族で留学しやすいプランが整っているので、長期休暇にぜひチャレンジしてみたいです。
QQ ENGLISHについて
月会費2,680円（200ポイント・月4回）〜
入会金無料。登録後に25分のレッスンを無料で2回受講できる
