【おすすめのTOEIC公式問題集】違いと選び方&勉強法を伝授

この記事は8分で読めます。

TOEIC講師おすすめの公式問題集と勉強法についてまとめました。

・TOEIC対策のために公式問題集を使って学習したい
・どの公式問題集を使えばいいか分からない
・公式問題集を使ってどのように勉強すればいいか知りたい

という方におすすめの記事です。

 

新形式のTOEICに対応している公式問題集は、2021年11月現在9種類出版されています。

各TOEIC公式問題集には、音声ダウンロード特典や難易度等の違いがあるので、特徴を知り、自分にとってベストな1冊を選びたいですよね。

モバイックを運営するTOEIC満点の筆者が、公式問題集を使ったおすすめの勉強法もお伝えするので、TOEICで結果を出すための参考にしてくださいね!

 

この記事の内容

1. おすすめのTOEIC公式問題集はこれ!
2. 各TOEIC公式問題集の特徴・難易度・違い
3. TOEIC公式問題集のメリット・デメリット
4. TOEIC公式問題集を使ったおすすめの勉強法
5. TOEIC公式問題集以外のおすすめ教材
6. TOEICの過去問について
7. おすすめのTOEIC公式問題集でスコアアップ!

 

1. おすすめのTOEIC公式問題集はこれ!

これからTOEIC公式問題集を買って勉強したい、でもどれを買って良いか分からない…と悩んでいる方は、最新版を買うことをおすすめします♪

2021年11月現在の最新版は、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」です。

 

最新版をおすすめする理由は、最新の問題集の方が、より最近のTOEIC出題傾向を反映しているからです。

TOEICは2016年5月に形式が改訂され、新形式となりました。

形式が変わったのに合わせて、テストを開発するETSはある意味手探りのような形で問題を作成し、回を重ねるごとにより本来の目標に近い完成度になります。

これは本番のTOEIC試験も、公式問題集も同じです。

 

TOEIC公式問題集の種類については、こちらのIIBCのサイトで確認することができます。

この記事をお読みになり、「今の最新版はどれ?」と気になった場合はチェックしてみてくださいね。

 

2. 各TOEIC公式問題集の特徴・違い・難易度

2022年2月現在9種類が出版されているので、それらの違いを比較してみましょう。

 

2-1. 各TOEIC公式問題集の違い① 出版時期

新形式(2016年5月のTOEICから導入)に対応した公式問題集には、2016年2月に出版されたものから、2021年10月に出版されたものまであります。

出版された順に、全公式問題集をご紹介します。

出版日 タイトル リンク
2016/2/18 TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編
2016/10/14 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1
2017/2/17 公式TOEIC Listening & Reading 問題集2
2017/12/8 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3
2018/10/10 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4
2019/6/21 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 5
2020/2/21 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6
2020/12/4 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 7
2021/10/15 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 8

 

2-2. 各TOEIC公式問題集の違い② 音声ダウンロード

どのTOEIC公式問題集にもCDが2枚付属されています。

それに加えて、問題集3以降は、CDに収録されているリスニングの音源ダウンロードが可能になりました。

CDを使わなくても、PCやスマートフォンを使ってダウンロード音声を聞くことができるので、とても便利ですね。

 

さらに、問題集5以降はリーディングセクションの音源も一部ダウンロードが可能になりました。

これにより問題集を使った学習の幅がさらに広がり、リーディングセクションの英文を使った音読トレーニングもできるようになりました!

 

ただ、ダウンロード音声をスマホで再生しながら、公式問題集を開いて問題を解くのは、少し手間がかかりますよね。

筆者が運営しているTOEIC対策オンライン学習プログラム【モバイック】なら、スマホ・PCの画面で問題を見ながら音声を聞くことができるので、とても効率よくTOEIC対策ができます。

ダウンロードの手間なく、オンラインで全て完結する教材の一部を無料で公開しています。

メールアドレスの登録だけで受講できる無料体験レッスンから、ぜひお試しくださいね。

 

2-3. 各TOEIC公式問題集の違い③ 難易度

問題集によって難易度が違うと感じられる方もいるようですが、先述した様に、開発側の試行錯誤が表れている証拠と言えます。

そのため、より直近のTOEICテストの難易度に近い問題が掲載されている、最新の問題集を選ぶことが大切です。

 

TOEIC公開テスト自体も、何度も受験している人は、実施回によっては難しく感じたり、易しく感じたりします。

これは受験者のレベルの変化や得意・不得意の表れでもありますが、テストの問題の難易度が毎回微妙に変化していることが影響している場合もあります。

もちろん開発側も難易度を統一できるように最大限の努力はしているでしょうが、毎回新しい問題を作成しているため、このようなことが起こるのはしょうがないと言えます。

 

IIBCのサイト内の、「よくある質問」ページには、テストの内容について下記の様に記載されています。

「TOEIC L&Rの試験問題は公開テストの度毎に、新しい問題が作成されていますが、毎回のテスト毎に評価基準にズレがでないようにEquatingと呼ばれる難易度の調整が行われています。

これは世界最大のテスト開発公共機関であるETSのノウハウを駆使してはじめてできることであり、そのための統計学の専門家がこれにあたっています。」

 

このようにTOEICでは、問題の難易度の違いに関わらず、正しい評価ができるように調整しながらスコアを出しているので、心配しないでくださいね。

 

3. TOEIC公式問題集のメリット・デメリット

TOEIC公式問題集は、TOEIC開発機関ETSが、実際のTOEICと同じプロセスで作成した問題を収録したものです。

練習テスト2回分、計400問が収録されています。

 

本番さながらの問題を解けるだけでなく、本番のTOEICと同じ公式ナレーターの音声を聞きながら学習できるのは大きなメリットと言えます。

TOEICのリスニングでは、4種類(アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア)の英語の音声が放送されますが、公式問題集でも本番と同じナレーターの訛りを聞きながら学習できるので、より実践的です。

 

一方デメリットとしては、問題を解くのが目的であり、解説があまり詳しくないため、弱点補強目的ではあまり使えない点が挙げられます。

 

TOEICスコアアップのためには、Part別に対策をしたり、問題パターンごとの解答テクニックを身につけることが大切です。

公式問題集では本番のTOEICと同様の形式で問題が掲載されているため、苦手なPartを重点的に対策したり、問題パターンごとの解き方を習得するという使い方はできません。

 

よって、TOEIC初心者が公式問題集を使って問題形式に慣れることは良いですが、公式問題集だけを使ってスコアアップしようとするのはおすすめしません。

確実にスコアアップするためには、公式問題集だけに頼らず、他の参考書や教材を活用して、弱点を強化することも大切です。

TOEIC対策オンライン学習プログラム【モバイック】なら、語彙力・文法・Part別対策など、様々な分野を総合的に補強できる学習プログラムで、確実にTOEICで結果を出すことができます。

1分で無料アカウント登録後、体験レッスンを受講できるので、公式問題集とあわせてTOEIC対策にお役立てくださいね。

 

4. TOEIC公式問題集を使ったおすすめの勉強法

4-1. TOEIC公式問題集の使い方

TOEIC公式問題集を使う目的は何でしょうか?

問題を解き、正解するため、ではありません。

TOEICの問題を知り、問題に慣れ、正解できる英語力やテクニックを身につけることが目的です。

よって、TOEICスコアアップを目指すためには、公式問題集をただ解くのではなく、使い方に工夫が必要です。

 

もちろん最初は公式問題集の問題を1セットずつ、最初から最後まで解いてみましょう。

リスニングは音声に合わせて進め、リーディングセクションは75分の時間を計りながら解きます。

採点をして、自分の現在のレベルをしっかり把握することが大切です。

 

解き終わった後には、必ず解説を参考に、間違ったポイントの確認をします。

解説を読むだけでは分からない場合は、辞書を引いたり、自分で調べることも大切です。

 

また、Part別のスコアを参考に、自分の苦手なPartを見極めることもできます。

各Partの問題数に対する正解率を計算し、どのPartをより強化するべきか?を把握しましょう。

 

TOEIC公式問題集の効果的な使い方については、解くだけではもったいない?TOEIC公式問題集の理想的な使い方で詳しく紹介しています。

あわせて参考にしてください。

 

4-2. TOEIC公式問題集の音声をフル活用

TOEIC対策でおすすめなのが、音読です。

一通り問題を解き、しっかり復習した後には、付属CDや音声ダウンロードを活用して、音読トレーニングを行いましょう。

音読トレーニングを行うことで、リスニング力強化だけでなく、TOEICの英文に慣れることや単語を覚えること、リーディングのスピードアップ等たくさんの効果が期待できます。

音声ダウンロードの方法については、TOEIC公式問題集の音声ダウンロード手順と習慣化できる勉強法をご覧下さい。

 

5. TOEIC公式問題集以外のおすすめ教材

TOEIC対策に欠かせない公式問題集ですが、大型本なので持ち歩きには不便で、家やカフェでゆっくり学習する時にしか使えない…というデメリットもあります。

忙しい日常の合間を使ってTOEIC対策をしたいという学習者にとっては、公式問題集だけではなかなか効率良く学習することが難しいかもしれません。

そんな悩みを解決するのが、いつでもどこでもTOEIC対策ができるeラーニングプログラム「モバイック」です。

 

モバイックを使う3つのメリット

● TOEIC650点突破のために必要な文法知識・解答技術を学べる。
スマートフォン・PC・タブレットを使って、通勤時間・休憩時間に学習ができる。
● 分からない点をTOEIC講師に無料で質問できる。

 

モバイックでは、650点を突破することに特化した約450問の練習問題を解くことができます。

また、CDや音声ダウンロードを行う必要はなく、レッスン画面のまま問題の音声を流せるのでとても便利ですよ。

 

おすすめのレッスンをこちらから体験することができます。

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※約1分で体験を開始できます。

 

モバイックの無料体験は、期限をすぎるとお金がかかる…なんてリスクは一切ないので、安心してご利用いただけます。

早くTOEICで結果を出したい方に、とてもおすすめです!

 

6. TOEICの過去問について

残念ながらTOEICの過去問は日本語では出版されていません。

試験対策のために過去問で学習したいという方は、やはり本番の試験に一番近いTOEIC公式問題集を使うのが良いでしょう。

 

しかし、韓国では、「既出問題集」という形で、過去問が出版されています。

TOEICを開発しているETSが出版しているもので、Amazon等で日本でも購入することができます。

 

 

リスニング版・リーディング版に分かれており、過去のTOEIC10回分、合計1,000問が収録されているので、すごく充実した問題数です。

しかし、解説はすべて韓国語なので、韓国語が読めない場合、TOEIC上級レベルでとにかくたくさん問題を解きたい方、そして、間違えた部分は自分で確認できる方なら上手に使いこなせるかもしれません。

リスニングの問題集については、音源は出版社のホームページからダウンロードできるそうですが、そちらもすべて韓国語のようなので、ダウンロードに苦戦される方もいるようなので、注意が必要ですね。

 

7. おすすめのTOEIC公式問題集でスコアアップ!

TOEIC公式問題集のおすすめは最新版です。

公式問題集のメリット・デメリットを理解し、使い方を工夫することで、最大限の効果を得ることができます。

 

公式問題集だけでは不安…という方は、オンラインでTOEIC対策ができるモバイックも合わせて使ってみてはいかがでしょうか。

最短3ヶ月でTOEIC650点突破を目指せるコースの一部を無料で公開しているので、お気軽に無料体験レッスンをお試しくださいね。

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