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TOEICリスニングスコアを上げるための勉強法をご紹介します。
・リスニングの勉強法がわからない…
・リスニングスコアがなかなか上がらない…
・英語が聞き取れない…
・リスニングに苦手意識がある…
という方にぜひ読んでいただきたい記事です。
筆者がTOEICリスニング対策におすすめしたい勉強法は、「音読」です。
「英語を聞く練習」をすれば聞き取れるようになる、という訳ではないのがリスニング対策の難しいところ。
英語を聞き取れるようになるためには、まずは「発音する練習」をする必要があるのです。
なぜなら、「人は自分が発音できる音しか聞き取れない」からです。
音読をして英語の発音だけでなく、抑揚・リズム・音の変化・スピードに慣れることが、TOEICリスニングスコアアップへの1番の近道です!
では、音読のやり方を詳しく見ていきましょう。
この記事の内容
1. TOEICリスニング勉強法「音読」:準備
TOEICのリスニング対策として音読を行う場合は、TOEICの参考書や問題集を使いましょう。
TOEIC公式問題集のように、CDやダウンロードできる音声がついているものが良いです。
TOEIC公式問題集については、おすすめのTOEIC公式問題集【違いと選び方&勉強法を伝授】を参考にしてください。
最初は短い英文から始めるとやりやすいので、短文問題であるPart1,2,5の英文を使うと良いでしょう。
Part5はリーディングのPartですが、参考書や問題集には音源が収録されているものが多くあります。
Part5対策の参考書については、もう迷わない!TOEIC満点保有者がおすすめするPart5問題集をご覧ください。
2. TOEICリスニング勉強法「音読」ステップ❶
文の意味・文法を理解する
● 分からない単語に印をつけ、意味を調べる
expensesという単語が分からない場合、expense(語尾のsを取った形)の意味を調べます。
expenseは「費用」という意味、と確認します。
● 意味のカタマリごとにスラッシュを入れ、スラッシュリーディングをする
各カタマリの意味を確認します。
I(私)= 主語S
wanted to ask(尋ねたかった)= 動詞+to不定詞
about your expenses(あなたの費用について)= 尋ねたいことの詳細
during your business trip(あなたの出張中の)= 費用の詳細
last month(先月の)= 出張の時期
このように意味のカタマリごとに区切り、各単語の文法的役割と意味を確認します。
最初はスラッシュが多くてもOKなので、自分にとって意味が分かりやすい部分にスラッシュを入れて区切るようにしましょう。
3. TOEICリスニング勉強法「音読」ステップ❷
音源を聞いてから読む
● お手本の音源を流し、発音をしっかり確認する
音源を聞き、発音や音の変化をチェックします。
音の変化とは、例えば、
get up(ゲット アップ)はgetup(ゲタップ)と音が繋がったり、
get there(ゲット ゼア)はgether(ゲゼア)と音が省略されたりすることです。
get/ up/ thereの単語は知っているのに、文の中で使われると聞き取れないのはこの音の変化のせい。
この例文では、ask aboutは音が繋がり、askaboutのように1単語に聞こえる可能性があります。
● 声に出して読む
音源の発音を真似しながら、音源を聞いた直後に声に出して文を読みます。
特に聞き取りにくい部分や発音しにくい部分は、繰り返し音源を聞き、声に出して読みます。
何回かこれを繰り返し、意味を考えながらスムーズに読めるようになったら、次のステップに進みます。
4. TOEICリスニング勉強法「音読」ステップ❸
音源と一緒に読む
ここでは、シャドーイングとオーバーラッピングを行います。
● シャドーイング
音源を聞きながら、音源に影の様についていく形で読みます。
Iと聞こえたら、Iと言い、wanted と聞こえたら、wantedと言うイメージです。
シャドーイングは文を見ずに、音だけに集中して行います。
発音を真似し、強弱やリズムもなるべく音源と同じように読むことを心がけます。
● オーバーラッピング
音源と同時に読む練習をします。
音源と同時なので、しっかりスピードについていきましょう。
シャドーイングと同じく、発音・抑揚・リズムを真似して、音源と同化するイメージで読む練習をします。
長い文を音読していて、途中でついていけなくなった時は、一旦待ち伏せして、次の文からまた音源に合わせて読むようにしましょう。
以上、音読の3ステップをご紹介しました。
この3ステップをしっかりやった後、最後にもう一度音源を聞いてみましょう。
しっかりとすべての単語を聞き取ることができ、意味も理解できるようになっているはず。
音読はとてもシンプルな勉強法ですが、効果は抜群です。
1つの文を音源と同じように読めるようになるまで、この3ステップをしっかり行いましょう。
5. スマホでリスニング対策ができるおすすめ教材
音読のために音源をダウンロードしたり、本を開きながらスマホ使って音声を流すのはめんどくさい…という方にお勧めなのが、TOEIC対策オンライン学習プログラム【モバイック】。
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コロナ禍でおうち時間が増えた方なら、「思いついたらスマホを手に取って音読!」なんてこともできちゃいます。
または、仕事でPCを開いているついでに、休憩時間の5分を使って音読しちゃうのもアリですね。
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6. 音読でTOEICリスニングスコアアップ!
音読を習慣化して、しっかり取り組めば、TOEICリスニングスコアは必ず上がります!
参考書を読むだけ、問題を解くだけ、の方が楽かもしれませんが、音読も慣れると楽しくなります。
ぜひ楽しみながら継続して実践してみてください。
この記事が皆さんのリスニングスコアアップにつながれば幸いです。
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