TOEIC学習は毎日必要?最短最速でスコアアップするためのコツ

TOEICは、学習効果を頻繁に確認することが難しいため、毎日どのような勉強を継続すれば良いのか分からないと悩んでいませんか?

 

勉強を継続するべき時間や内容、そして継続する方法が分かれば、目標達成まで頑張れるのではないでしょうか。

 

TOEICでスコアアップを狙う上で、勉強を習慣化することはとても大切です。

最終目標までに必要な学習時間を把握し、毎日の学習内容を決めることで、迷いなく学習することができます。

 

この記事を読むことで、毎日の学習を継続するためのコツが分かります。

そして、それらをしっかりと実践すればTOEICの目標達成が期待できます。

 

今回ご紹介するコツは、筆者が今まで多くのTOEIC学習者に伝え、学習継続に効果的であることが証明されているものなので、安心して実践していただけます。

 

この記事の内容

1. TOEICの勉強を毎日やるべき?時間は?内容は?

2. 毎日TOEICの勉強を継続させるための7つのコツ

3. 毎日のTOEIC勉強を1人で継続できない時の3つの解決策

4. まとめ

 

1. TOEICの勉強を毎日やるべき?時間は?内容は?

1-1. TOEICの勉強は毎日の習慣にする

TOEICの勉強をする上で、そもそも毎日勉強する必要があるのか?という疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

 

結論から言うと、TOEICの勉強は毎日行うべきです。

厳密には、週に1~2日のお休みを入れても問題はありませんが、可能であれば毎日、少なくとも週5日はTOEICの勉強を習慣化することが大切です。

 

TOEICの勉強も、ダイエットやスポーツと同じ様に習慣化することで、単語や表現、解答の流れなどが頭に定着します。

 

人は覚えたものを忘れてしまう傾向にありますが、毎日英語に触れることで、学習した情報をより多く頭にとどめることができます。

 

1-2. 毎日無理のない時間勉強する

TOEICのスコアアップを狙うためには、毎日の勉強が大切です。

多くの時間をTOEICの勉強に費やすことで、TOEICのスコアアップがより期待できます。

 

しかし同時に、無理をしないことも大切です。

特に最初のうちは、やる気を高く持って勉強を始める方が多く、長い時間頑張ることができます。

しかし、そのやる気をずっと維持することは難しく、徐々に学習時間が短くなってしまい、勉強をしない日が増えてきてしまうことがあります。

 

ある程度の勉強時間を確保することは大切ですが、多少短くなっても勉強を習慣化することが必要なので、毎日無理せず学習を継続できる時間で頑張るようにしましょう。

 

1-3. 毎日行うべきTOEICの勉強内容

毎日行うべきTOEICの勉強内容はとても大切です。

すでに600点や700点が取れている方は、TOEICの解答テクニック等を極めることで、更に上のスコアを目指すことも可能です。

 

しかし、TOEIC600点以下の学習者にとっては、毎日どんな学習を行うかが結果を大きく左右します。

 

TOEIC600点以下の方は、「基礎文法」、「語彙」、そして「TOEICの試験を知る」という3点から始めることが効果的です。

 

つまり、しっかりと英語力を身に着けつつ、TOEICのことを知るようにする必要があると言えます。

この3点を毎日勉強することで、TOEICでスコアアップするために必要な英語の基礎力を得ることができます。

 

行うべき勉強内容を間違えてしまうと、せっかく頑張って行っている毎日の勉強が、あまり効果的ではないということにもなりかねないので注意しましょう。

 

TOEIC600点以下の初心者におすすめする勉強内容については、無理をしない!TOEIC初心者が行うべき勉強法をご覧ください。

 

2. 毎日TOEICの勉強を継続させるための7つのコツ

2-1. 確保すべき毎日の勉強時間を知る

毎日勉強することの重要性を理解した上で、毎日どれくらいの時間勉強する必要があるのかを知る必要があります。

 

そのためには、現在のTOEICスコアと、目標のTOEICスコアを知ることが大切です。

それらを知った上で、2つの点数のギャップを埋めるために必要とされている学習時間を下記の表で確認しましょう。

 

参考:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』P.6

 

この表で記載されている数字は、TOEC学習者が現在のスコアから目標のスコアまで独学で目指す場合かかるとされている学習時間です。

 

例えば、現在TOEICスコアが250点の方が、650点を目指す場合、950時間勉強する必要があるとされています。

100点上げるためには、約200時間から300時間が必要となっています。

 

この時間は目安なので、プロの講師から学んだり、効果的な学習方法を知ることで、これより短い時間で目標を達成することも可能です。

 

このように、目標達成に必要な目安の勉強時間を知ることは重要です。

いつまでに目標のTOEICスコアを取りたいか、そして目標のスコアを得るまでに必要な学習時間を知ることで、毎日の勉強時間を算出できます。

 

TOEICスコアの目安については、TOEIC点数の目安が知りたい!レベル別の英語力を満点講師が解説を参考にしてください。

 

2-2. 目標達成までの学習プランを作る

学習プランを作ることは、TOEICの勉強を継続させる上でとても大切です。

特に初心者の方は、日々何をすれば良いのか自身で考えることは簡単ではありません。

 

よって、ある程度決められた内容を学習プランに沿って行うことが、毎日の勉強を継続するコツと言えます。

 

既にお伝えした通り、TOEIC600点以下の初心者の方は、「基礎文法」、「語彙」、「TOEICを知る」という3つのポイントを中心に学習プランを作成して、毎日の勉強に励むことが良いでしょう。

 

おすすめの学習プランについては、TOEIC初心者が2カ月で200点スコアアップ!具体的な対策と計画も伝授をご覧ください。

 

また、TOEIC600点以上の方は、TOEIC各Partの解答テクニックを習得し、問題集で問題を解きながら、しっかりと解説を確認していくことをお勧めします。

 

TOEICの各Part対策については、TOEIC全Partの総まとめ【対策・勉強法・参考書・練習問題】をご覧ください。

 

2-3. 学習記録をつけて習慣化する

学習記録をつけることは、毎日の学習を習慣化させ、継続するためにとても有効です。

記録をつけることで生まれる効果は2つあります。

 

1つは、記録をつけることで、自身が勉強を頑張っているということを視覚的に確認することができます。

TOEICのような試験は、頻繁に受験して学習の成果を確認することが難しいため、「頑張ってもそれが報われているか分からない」という疑問を持つことがよくあります。

これが勉強の継続を難しくする要因の1つでもあります。

 

しかし、学習記録をつけることで、自身の頑張りを目で見ることが出来るため、TOEICを頻繁に受けられなくても、「これだけ頑張っているのだから、きっと成果は出る」と考え、勉強を継続することができます。

 

2つ目の効果は、記録することで、勉強をしない「空欄の日」を作ってしまうと気持ちが悪い、と考えるようになることです。

多くの人は、習慣的に行っていることをしないと、不安に思ったり、何か間違ったことをしてしまっているような感情を持つこともあります。

 

例えば、毎日1駅歩いている人が、うっかり降りる駅を間違えて、歩くことができなかった場合、記録していなくても、何かに失敗したかのようにガッカリしてしまうこともあります。

 

その様な「空欄の日」も記録していくことで、目で確認できる分、このガッカリする気持ちは更に強くなるため、継続しようという気持ちは強くなります。

そのため、毎日勉強を継続するためのコツとしても、学習記録は効果的です。

 

2-4. スキマ時間を有効に使う

日々の生活を送っている上で、毎日一定の時間を何かのために確保するということは簡単ではありません。

しかし、TOEICでスコアアップを目指すためには、何とかこの時間のやり繰りを上手に行うことが必要となります。

 

そんな時に効果的なコツは、スキマ時間を有効に使うことです。

通学や通勤時間、お昼休み、家事の合間のちょっとした時間等、短い時間でもこのスキマ時間を上手に使うことが、勉強を継続させるためにはとても大切になります。

 

単語帳を見て語彙力を強化したり、文法の参考書で以前読んだ内容を読みなおして復習することに使うのも良いでしょう。

 

筆者おすすめのスキマ時間の使い方は、TOEIC対策オンライン学習プログラム【モバイック】で学習することです。

 

モバイックでは、各レッスンが5分以内の動画で完結するので、スキマ時間での学習にピッタリです。

気になる方は、無料の体験レッスンをお試しください。

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このように、スキマ時間でもしっかりと勉強を継続できる方法を見つけることで、忙しい毎日の中でも学習を継続することができます。

 

2-5. 興味があるものを教材にする

毎日の学習を継続するコツで大切な点は、興味があるものを教材にするということです。

 

もちろんTOEIC対策を行うので、TOEICの問題集を使ったり、TOEICで出ると言われる文法や単語を知ることが必要です。

しかし、そればかりでは、英語を学習していても楽しいと感じられない可能性もあります。

 

何かを継続して行うためには、楽しいと思える要素を入れる工夫が大切です。

 

例えば、リスニング力を伸ばすためには音読がおすすめですが、音読を行う際に使う教材に、YouTubeの動画や映画のワンシーンを使うこともできます。

これらを使うことで、中にはTOEICでは登場しない単語があったとしても、自然な英語を聞いたり話す練習が出来るため、それが結果的にTOEICにも役に立ちます。

 

そして、何より興味があるものを教材として使っているため、楽しく学ぶことができます。

 

TOEICだからTOEICに特化したものだけしか使ってはいけない、というルールはありません。

TOEICに特化したものも使いつつ、勉強を継続させるためには、楽しいと思える教材を取り入れる工夫も有効です。

 

音読のやり方については、TOEICリスニング対策と解答のコツ【音読できる=聞けるの法則とは⁉】をご覧ください。

 

2-6. 試験を定期的に受ける

時間的、または経済的な理由等、様々な理由からも、TOEICの試験を頻繁に受けることは簡単ではありません。

 

しかし、TOEICの試験をたまにしか受けないということは、スポーツに例えると、毎日練習はしているけれども、試合は行わずに、一番大きな大会に突然出るようなものです。

TOEICの試験を何度か受けて慣れていないと、試験会場の雰囲気に飲まれてしまい、一生懸命練習してきた成果が発揮出来ないということも十分考えられます。

 

TOEICでも同じことが言えます。

いつもは自宅等の落ち着いた環境で勉強が出来ていますが、突然公式試験のような空気がピリッとした場所で試験を受けると、緊張で本来の力が出せない可能性があります。

そのようなことを避けるためにも、3~4か月に1回は試験を受けて環境に慣れるようにしましょう。

 

また、試験を定期的に受けることで、やる気を維持することにも繋がります。

試験結果を見て、スコアが上がっていれば、更に頑張ろうというやる気が出ますし、万が一スコアが下がっていた場合でも、学習内容に変化を加えるという判断をすることができます。

 

こういった意味で、TOEIC試験を定期的に受験することはとても大切です。

 

筆者おすすめのTOEIC直前の過ごし方については、TOEIC直前(前日・当日)の過ごし方【満点講師のルーティーン】をご覧ください。

 

2-7. 休みやご褒美を設定する

「飴と鞭」は人にとっては無くてはならないものです。

そもそもTOEICで目標のスコアを設定している方は、そのスコアを得ることによって、何らかのご褒美を得られるので勉強している方が多いと思います。

 

その「飴」の部分を学習継続のために取り入れることも大切です。

 

具体的には、週6日勉強を頑張ったら、日曜日は完全なお休みにすると決めても良いでしょう。

また、1か月間計画通りに頑張れたら、自分が欲しかったものをご褒美として買うのも案です。

 

人は何かしらを目標にすることで、頑張ろうという気持ちを高めることが出来ます。

TOEICの場合、それを目標のスコアを得た時に限定するのではなく、学習期間中にも設定することで、毎日勉強を頑張ろうという気持ちになることができます。

 

3. 毎日のTOEIC勉強を1人で継続できない時の3つの解決策

3-1. 身近にある勉強会等に参加する

毎日TOEICの勉強を継続することで一番大変なのは、1人で頑張るということです。

1人では、励ましてくれる人がいないため、挫折してしまう人も多くいます。

 

そこで例えば、「TOEIC 勉強会 場所」といったキーワードを検索して、自身の行動範囲内でTOEICの勉強会等が行われていないか探してみると良いでしょう。

 

もしこのようなものがあれば、参加することで、実際にTOEICの学習を頑張っている人達と接することが出来るため、学習意欲を高め、毎日勉強を継続することが出来るようになります。

 

ただし、毎回参加費が必要だったり、遠い場所で開催される勉強会は参加し続けることが難しいので注意しましょう。

 

3-2. 友人や同僚で同じ目標を持っている人を探す

友人や同僚でTOEIC学習をしている人がいる場合、そのような人達と定期的に会って学習方法や、問題の解き方で分からないところを相談し合うことは効果的です。

 

友人や同僚なので、他人には言いにくいようなことも相談出来る上に、場所や時間を自由に調整して定期的に会うこともできる点は大きなメリットです。

 

3~4人集めることが出来れば、TOEICの勉強が終わった後に、共通の話題で盛り上がることもできるため、その集まりを楽しみにすることもできます。

 

3-3. ネット上のコミュニティを活用する

最後は、ネット上のコミュニティを活用する方法です。

 

最近では、ツイッターに毎日行った学習内容を書いて、他の人達がそれに対してコメントをしてくれることもあります。

また、少しやる気が落ちてしまったりした時でも、それをSNS上で伝えることで、励ましのコメントを貰ったり、対処法を教えてくれることもあります。

 

また、ネット上でTOEICを学習するコミュニティも存在するため、そういったものに参加することも良いでしょう。

ネット上であれば、特に移動も必要なく、個人情報を知られることなく同じ目標を持っている人達と共通の話題について話し合うことが可能です。

 

技術の進歩はTOEICでも活用できるため、是非使えるものは使って、毎日勉強を継続できるようにしましょう。

 

4. まとめ

TOEICで目標のスコアを取るためには、しっかりと時間をかけて効率的に学習を行うことが必要です。

しかし、忙しい毎日を送る人達にとって、毎日勉強を継続することは簡単ではありません。

 

今回ご紹介した7つのコツを実践していただくことで、毎日勉強を継続することが難しいと感じてしまう要因を1つずつ無くしていくことができます。

 

また、1人で勉強を継続することが難しい方は、同じ目標を目指している人達と接点を作ることで、お互い励まし合いながら学習を継続させることができるようになります。

 

今回ご紹介したコツを是非お試しいただき、目標のスコアを達成しましょう。

 

また、筆者が運営しているTOEICオンライン学習プログラム【モバイック】では、スマホ・PCがあればいつでもどこでもTOEIC対策ができるので、毎日学習を継続でき、スコアアップできる学習者が増えています。

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