【保護者体験談】子供がDMM英会話を受講

オンライン英会話という選択

こんにちは。トラベルライター岩佐史絵です。仕事柄、日常的に英語を話す機会がある筆者。英語が話せるからこそ、自分の好きな仕事をすることができるのだという実感があり、子どもも英語ができればいろいろなポイントで選択肢が増えるだろうと思っています。とはいえ筆者自身、英語をがんばって“勉強”したわけではないし、留学経験もありません(2か月の短期語学研修はある)。英語を身につけるなんて、はてどうすればいいのやら? と思っていました。

そんなおり、子どもの英語教育に情熱を注ぐ友人に教えてもらったのが、オンライン英会話。彼女の息子氏は小学4年生のとき英語知識ゼロの状態から目的別にさまざまなオンライン英会話を駆使し、英語を勉強しはじめてわずか半年で英検4級まで順に合格、途中2年間のブランクがありながら、学習を再開後2か月で準2級にも合格しています。最終的に続けているのがDMM英会話で、今も毎朝1回25分間、お気に入りの講師と会話するのが日課なのだそう。こいつはすごいぜ……!

継続することで“英語脳”に

まずは息子氏のお話から。

英語学習を始めたころ、彼はいくつかのオンライン英会話サービスを並行して利用していました。ひとつはちょっとスパルタな『カランメソッド(※ざっくり説明:正しい文法のセンテンスを繰り返し早口で言うことにより、反射的に英語が口から出てくるようになるという訓練法)』で正しい文法を、ひとつは定額制で無制限に講師と会話ができるサービスで、講師とともに延々とさまざまな文章を読み続ける「多読」を、さらに会話の練習のためにもうひとつ、学習教材を選べる『DMM英会話』というふうに、目的別にサービスを使い分けていました。また、『スタディギア』や公文などあらゆる英語学習教材でとにかく英語漬けの毎日。始めたばかりのころは講師の話すことをひとつも理解できず、息子氏は泣き出してしまったそうです。とはいえ、オンライン英会話サービスって基本的には毎日学習ですから、負けず嫌いの息子氏は明日こそ! とそれでも毎日がんばりました。

その効果あって、英語学習を始めた3カ月後には英検5級、さらにその3か月後には4級と、とんとん拍子に英検に合格。このころにはかなり自由に講師とお話ができるようになっていて、テキストがなくても会話自体を楽しむように。5年生になって受けた英検3級は残念な結果となりましたが、6年生になるころには愛読書は英語の子ども向け小説、お母さんとの言い合いにも英語で言い返してくるほどの英語脳になっていたといいます。

……んが、紆余曲折がありまして、そこからぷっつりとオンライン英会話を止めてしまった息子氏。それから2年半経った今年(2021年)、突然に英語学習を再開します。DMM英会話のみ利用を再開したのですが、以前大好きだった講師がまだ在籍していたので久しぶりに予約を取ると、彼のことを覚えていてくれたことはもちろん、涙を流さんばかりに再会を喜んでくれたそうです。

学習をやめていた2年半の間、息子氏は海外のサイトやゲーム実況のチャットなどで少しは英語に触れることはあったもよう。それでもあれだけ集中して学習していたのを止めてしまったのだから、さすがに無理だろうと思いつつも受けた英検準2級。結果はなんと合格! 短期間でもきちんと対策したこともありますが、やはり約3年間のオンライン英会話で培ったリスニング力と会話力がモノをいったことは間違いありません。英語を“身につける”というのはまさにこういうことなのだなぁと筆者はとても感心しました。

なぜDMM英会話? ポイントは講師陣

さて、そんなめきめき効果のあったすごい少年の話とは別に、筆者の子どものお話もいたしましょう。

筆者の子どもは息子氏より半年くらい遅れて小学校3年生のとき(息子氏より年下です)にDMM英会話を始めました。いろいろなオンライン英会話サービスの体験レッスンを受けたうえでDMM英会話を選んだのには、理由があります。

まずは講師の出身地のバラエティです。どのオンライン英会話サービスでも共通して、最も在籍数が多いのがフィリピン人講師で、DMM英会話も最も数が多いのはフィリピン人講師でしょう。ただ、それに次いでセルビア人、そしてアフリカとか中南米出身の講師がずらり。肌の色も目の色も、文化も“常識”もちがう国や地域の人と自由にお話ができるチャンスなんてめったにありません。これはおもしろそう! というのが第一印象でした。 ちなみに、出身地域によって発音のクセなど地域性が出るものですが、それは英語学習においては決してマイナスポイントではありません。英語は“世界共通語”といわれることがありますが、その話者は圧倒的にノンネイティブ(英語を母語としない人)であることが多く、どんな英語でも聞き取れるようになることはむしろ大きな利点だからです。英国人と米国人、オーストラリア人と、ネイティブであっても同じ単語の発音が違うことがあるくらいですから、そこは筆者にとってこだわりポイントではありませんでした。(あとは、安いことと、子どものお気に入りの講師ができたことかな)

教材利用をやめて“フリートーク”オンリーに

さて、1日1コマのプランを利用してDMM英会話を始めた筆者の子ども。公文で小学2年生のときから英語をやってはいましたが、いきなり対人でいろいろ話すなんて無理だろうと、はじめはDMMのフリー教材を用いた英語レッスンに臨みます。教材はたくさんあって、Kids向けのものもいろいろです。講師とともに歌ったりするものもあり、レッスン予約時に楽しくできそうなものを指定しました。

が、数回やってみて気づいたのは、どうもウチの子、教材を用いた学習は好きではないみたい。講師に質問されても返事をしなかったり、歌うのを拒否したり。英語自体を嫌いになってはいけないと思い、早々に気持ちを確認してみます。曰く、英語は続けたいが教材を使うのは嫌とのこと。こちらで学習したい節を指定しておけば、講師はそれを時間内に終わらせようとしますから、余計な会話を切り上げて教材レッスンに入ります。どうやらこれが原因で、本当はもっといろいろお話がしたいのだそうです。え、だってボキャブラリーとか文法の知識とか、足りなくね? と思いましたが、まぁ本人がそうしたいというのなら、と教材の指定をやめてフリートークオンリーにしました。

すると、レッスン中の子どもの部屋から笑い声が聞こえてくるように。ドアにへばりついて内容を聞いていると、文法などは間違いまくっていますが、会話が成立しています。講師は子どもが間違えたところをその場で修正し、また、「レッスンノート」にメモしてくれていますから(※講師によります)、間違えたところを復習することも可能。ウチの子はまったくレッスンノートを見直すことはしていないようですが、何度も指摘される箇所は自然に覚えていくのでしょう。正しい文法で話せていることも少しずつ増えてきました。

講師の忍耐力に感謝

前述のとおり、筆者はただ「子どものコミュニケーションの手段のひとつとして、英語を自由に使えれば便利だなぁ」程度の漠然としたモチベーションだったため、子どもが楽しんでいるのならいいや、とそのままだらだらとオンライン英会話を続けていました。が、子どもはそんな中でもちゃんと成長するようです。

5年生のときに東京からパリまで単独で飛行機に乗った際、隣の席のフランス人ファミリーと仲良くなったり、6年生の修学旅行では旅先で外国人旅行者に話しかけたりしたらしく、どの程度の会話レベルだったかは別として、本人的には英語で話すことに対するハードルが全くないという状態に。間違うかもしれないと考えるより、「話したい」という気持ちが先に出てくるようです。日本語が通じない外国人相手になにか話したいとき、とりあえず英語でなにか言ってみようと考えるのは良いアイデアで、それを躊躇しないというのはとても大きな利益ではないでしょうか。

 それもこれも、DMM英会話の講師の方々がウチの子のわけわからん英語を理解しようと努めてくれ、かつ間違いがあれば正してくれる、それを辛抱強く繰り返してくれた(※講師によります笑)おかげかなぁと思っています。

目に見える成果はあった!

そんなウチの子も中学生になり、学校で英検を受けるというお知らせが。受験するかしないかは自由ですが、先生の勧めもありではウチも、となんの対策もせずに4級で申し込んだら、あっさり合格。……え。4級は未就学児でも受かる子がいるので、そこまで難しいわけではないでしょう。ただ、本当になんの対策もしていなかったため、こういう“ちゃんとした”テストに合格することは意外でした。なにしろ、子どものオンラインレッスンではひたすら話したいこと(アイカツから心霊スポットまで、興味の赴くままに)を気の合う講師とともに話していただけ。英語をコミュニケーションツールとして認識し、楽しんでくれれば、程度のモチベーションだったのが、ちゃんと目に見える形での“成果”があったのでびっくりしました。

「伝えたい」がモチベーションに

現在も依然としてDMM英会話を続けているウチの子。最近のブームはYouTubeで、それぞれの講師の国で人気のYouTuberの動画を紹介し合い同時通訳することにハマっています。子どもが講師たちに紹介しようとしている日本の動画はいわゆる“ツッコミ系”が多く、英訳するのに苦労して、筆者に「ママ、これどうやって説明すればいいの?」とレッスンの途中で聞いてくることも多々あります。そんなとき、基本単語だけ教えてあとは「自分で考えて」と放置。すると、なんとか説明しようと知る限りの英語知識を総動員してアドレナリンを放出しているようです。

結局、楽しいから続くのだろうし、自分の推しや興味を伝えたいからがんばるのでしょう。講師側に“聞く”姿勢があることも大きい(※くどいようですが、講師によります笑。そういう人を選んで予約しています)ですが、コミュニケーションとはこうしたものだと感じさせます。

難を言えば、オンライン英会話の会話ベースのレッスンでは単語のスペリングまではカバーできないこと。実際のところ、子どものテストはスペルミスが多いです。語感があっていても、正しいスペルを覚えるところまではいっていないのですね。スムーズに会話が進んでいれば、講師はレッスンノートに書き記したりしませんから、結局スペルはおざなりになります。 ん~、でもまぁ、いいんだYo! 通じれば! というのが筆者の率直な感想です。前述の友人の息子氏の例のとおり、受験対策にもがっつり対応できますし、もっとユルく楽しむことも可能です。筆者は、フィリピンの怖い話やセルビアの大学生の学食事情に妙に詳しいウチの子の話はとてもおもしろいと思っています。

DMM英会話について

月額6,480円で1日1回、25分間 受講 ※講師はノンネイティブ

ネイティブまたは日本人講師を希望する場合は月額15,800円のプランがあります。

DMM英会話 公式サイトへ

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