TOEIC900点を突破するためのおすすめ参考書3選

TOEICではエリートと言われる900点を突破したいけれど、おすすめの参考書を見つけられず困っていませんか?

 

TOEIC900点を目指す人は、TOEIC600点等を目指す人に比べて圧倒的に数が少ないため、参考書や勉強法に関する情報を収集するのも楽ではありません。

 

TOEIC900点を取るには、英語力を高めることが一番の近道です。

TOEICに登場するような英文を使って、英語力強化を図ることがおすすめです。

 

この記事を読めば、TOEIC900点を取るために必要な力を上げられるおすすめの参考書を知ることができます。

 

TOEIC満点の筆者が、実際にTOEIC900点を突破するために効果的だと考えるおすすめの参考書3冊を厳選してお伝えします。

 

この記事の内容

1. TOEIC900点突破のための厳選参考書① 『最強のリスニング学習法』

2. TOEIC900点突破のための厳選参考書② 『英語リーディングの極意―10の原則で読み解く』

3. TOEIC900点突破のための厳選参考書③ 『究極の英単語Standard Vocabulary List[上級の3000語]Vol.3』

4. まとめ

 

1. TOEIC900点突破のための厳選参考書① 『最強のリスニング学習法』

1-1. 最強のリスニング学習法

最初のご紹介する参考書は、「プロ通訳者もやっている練習法」を分かり易く説明している『最強のリスニング学習法』です。

 

 

CNN English Express編集部が出しているこの参考書は、CNNニュースを使ってリスニング力を上げる学習法を学ぶことができます。

 

TOEICとCNNでは扱われるテーマが異なり、難易度はCNNの方が断然高いです。

しかし、TOEIC900点を越えることができるリスニング力を身に着けるためには、難易度が高いリスニング素材を使って練習する方が効果的です。

 

1-2. この参考書がおすすめの理由

『最強のリスニング学習法』をおすすめする理由は、紹介されている学習内容にあります。

 

TOEIC900点突破を目指す学習者の特徴として、高い英語の知識を持っていることが挙げられます。

この参考書では、TOEIC900点を目指す方が、下記の学習法をしっかりと学ぶことができるため、実際にこれらを実践した場合、TOEICリスニングで満点を取ることも夢ではなくなります。

 

● スラッシュリーディング

● スラッシュリスニング

● シャドーイング

● ディクテーション

● リテンション

● リプロダクション

 

今まで耳にしたことがある学習法や実際に行われてきたものもあるかもしれません。

 

しかし、これらの学習法を改めて確認し、CNNニュースを使って実践することで、難易度が高い英語もしっかりと聞き取れるようになります。

 

この参考書では、単にこれらの学習法を行うのではなく、英語の音声変化にも焦点を当てているので、音が落ちたり、繋がったりという音の変化にも対応ができるようになります。

 

また、この参考書のシャドーイング練習は2つのパートに分かれていて、1つ目のパートでは「音にフォーカス」して練習し、2つ目のパートでは「意味にフォーカス」して練習するため、最終的にはしっかりと意味を理解しようという意識を持つことができます。

 

1-3. この参考書のおすすめの使い方

『最強のリスニング学習法』のおすすめの使い方は、まずはしっかりと参考書内のPart1からPart5までの流れに沿ってトレーニングを行うことです。

 

それだけでも相当効果的なトレーニングになりますが、この参考書は160ページ、収録されているCNNニュースは30本です。

 

練習できるトピック数が多い訳ではないため、追加で実践トレーニングを行うことをおすすめします。

CNN English Expressを購入することで、トレーニング用の新しい教材を定期的に入手することはできますが、TOEIC900点を目指すためには、公式問題集を使って同じトレーニングメニューをこなすのも良いでしょう。

 

CNNニュースで鍛えたリスニング力を、TOEICの公式問題集で試すことで、「以前より聞き取れる」と感じることが多くなり、それが自信にもつながります。

 

公式問題集の選び方については、おすすめのTOEIC公式問題集【違いを比較&勉強法を伝授】をご覧ください。

 

2. TOEIC900点突破のための厳選参考書② 『英語リーディングの極意―10の原則で読み解く』

2-1. 英語リーディングの極意―10の原則で読み解く

 

 

TOEIC900点を取るためには、Part7でしっかりと文書を理解し、正解を見つけられるようにすることが大切です。

そのためには、「精読」や「速読」を日頃から行うことが効果的です。

 

それらに加え、そもそも「英文はどのような構造になっているのか」、「情報はどのような順番で並べられるのか」等を理解することで、英語の文書が読みやすくなります。

 

『英語リーディングの極意―10の原則で読み解く』は、長年TOEIC講師をしてきた著者の中西恵人氏が、英語の長文を理解する上で必要なルールを10原則にまとめ、実際に問題を通して解説していく1冊となっています。

 

2-2. この参考書がおすすめの理由

『英語リーディングの極意―10の原則で読み解く』がおすすめである理由の1つに、上級者向けではあるものの、マニアックすぎないことが挙げられます。

 

そもそも上級者向けの参考書は数が少ないのですが、存在する参考書の中には、残念ながら著者の知識を披露する場になっているものもあります。

そのような参考書を読んでも、学習者には実用的でないことも多々あります。

 

この参考書は、英語リーディングで覚えておくべき読解原則を10個に絞り、それらの原則が具体的にどのようなことを指しているのか、英検2級から1級の長文を使って解説しています。

英検の長文を使っていますが、TOEIC学習者にとっても効果的です。

文書の中での文のつながり、複雑な文構造、文法や表現も分かりやすく解説されている点もおすすめの理由として挙げられます。

 

2-3. この参考書のおすすめの使い方

『英語リーディングの極意―10の原則で読み解く』のおすすめの使い方は、この参考書で学んだ内容を応用することです。

 

合計で16題の英検の問題を取り上げて文書の解説を行っていますが、学習者は紹介された10の原則を理解して、それらを文書の解説の際に確認するという流れになっているため、少々受け身になってしまう可能性があります。

 

そこで、これらの原則と全ての解説を読み、理解した上で、TOEIC公式問題集、または他のTOEICの問題集にあるPart7の文書を使い、原則を当てはめながら自身で解説する練習をしてみましょう。

 

より多くの英文を理解できるようにすることが、Part7のスコアアップにつながります。

また、最初はゆっくり理解しながら読んでも問題ありませんが、徐々に速読を意識して、英文を理解する速度を上げていきましょう。

それが結果的にTOEICを時間内に終わらせることにもつながります。

 

詳しい速読の方法については、TOEIC Part7を時間内に解く!速読のコツとトレーニング法をご覧ください。

 

3. TOEIC900点突破のための厳選参考書③ 『究極の英単語Standard Vocabulary List[上級の3000語]Vol.3

3-1. 究極の英単語Standard Vocabulary List[上級の3000語]Vol.3

英語学習者にとって、英単語を覚えることは永遠の課題です。

どれだけ高いレベルに達しても、知らない単語がないということはありません。

 

今回おすすめする『究極の英単語Standard Vocabulary List[上級の3000語]Vol.3』は、TOEIC900点突破のために知るべき英単語3000語を収録しています。

 

 

「究極の英単語」シリーズは、中学1年生で習う英単語から学術用語まで、合計12000語を全部で4巻に分けて学べるものとなっています。

 

この第3巻では、上級者向け3000語を理解することで、TOEIC900点突破に必要な英単語を習得することができます。

 

英語教材で定評のあるアルク英語出版編集部による1冊なので、信頼できる参考書と言えます。

 

3-2. この参考書がおすすめの理由

『究極の英単語Standard Vocabulary List[上級の3000語]Vol.3』をおすすめする理由は2つあります。

 

1つは登場する単語が、上級者に特化されたものだからです。

TOEICの単語帳の多くは、初級者から上級者向けの単語が混ざっているため、上級者が既に完璧に理解している単語も再度確認することになります。

 

もちろん復習することは良いことですが、TOEIC900点を目指すような上級者にとっては、TOEIC600点を目標としている学習者向けの単語の多くを見直すことは、時間的に少し勿体ないと言えます。

 

2つ目のおすすめポイントは、例文が充実していることです。

Power Sentencesという例文が合計で540文収録されています。

これらは、学習対象となっている重要な動詞を中心に作られた文で、文中で使われている他の単語も、同じ上級レベルのものなので、とても勉強になります。

 

単語は意味だけでなく、例文と一緒に覚えることで、使い方がしっかりと分かるようになります。

 

単語の覚え方に関しては、単語を覚えてTOEICスコアアップ!今から始められる単語の覚え方をご覧ください。

 

3-3. この参考書のおすすめの使い方

『究極の英単語Standard Vocabulary List[上級の3000語]Vol.3』のおすすめの使い方は、単語を使って文を作ることです。

 

単語を覚える際は、学習者が単語の意味と使い方を理解できていることを確認するために例文を作ることが効果的です。

 

自身で作った文が正しいかを確認することは難しいのですが、ネット上の添削サービスを使ったり、知り合いにお願いして、確認してくれる人がいれば是非確認してもらいましょう。

 

しかし、実際はそのような機会に恵まれている学習者はあまり多くないと思います。

その場合、例文を作る際、教材に書かれている例文を応用するようにしましょう。

 

この単語帳に含まれる例文は、重要な動詞を中心に作られているので、その動詞の意味と例文での使われ方を確認します。

受動態として使われているのか、自動詞なのか他動詞なのか等を確認しながら例文を作ることで、間違った形で文を作ることは減ります。

 

また、あまり正確に理解できていないと思う単語に関しては、ネットで他の例文を調べる等するのも良いでしょう。

 

4. まとめ

TOEIC900点を突破できれば、多くの企業から求められる人材として声がかかることはもちろん、周りの人達からも英語ができる人という目で見られます。

 

しかし、TOEIC900点を取るためには相当の労力と時間を費やし、やる気も維持する必要があります。

 

今回ご紹介した3冊の参考書は、いずれも難易度が高いため、気軽に学習できるものではないかもしれません。

しかし、これらを使い、リスニング力、リーディング力、そして語彙の知識を上げることで、TOEIC900点は必ず取れるようになります。

 

また、TOEIC900点が突破できれば、頂上の990点まであと少しです。

このレベルまで来たのであれば、まずは900点を越えて、最後は満点を目指しましょう。

 

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