TOEICに過去問はない?それでも心配いらない3つの理由

この記事は6分で読めます。

TOEICの過去問についてまとめました!

・TOEICに過去問があるか知りたい
・TOEIC受験予定で対策をしたい
・TOEIC対策に何を使ったら良いか分からない
・TOEICの教材をこれから購入予定

という方におすすめの記事です。

 

試験対策をする際に、皆さんはまず何から始めますか?

多くの方が試験の形式を調べ、過去問を解きますよね。

しかし、もしその過去問が手に入らなかったらどうでしょう?

練習問題を解くことができず、どうしたら良いか困ってしまいますよね。

 

この記事では、そもそもTOEICに過去問題が存在するのか、そしてもし過去問がない場合、どのような問題を使って対策をすれば良いのかをお伝えします。

 

TOEIC対策オンライン学習プログラム【モバイック】では、数多くの質の高い練習問題を解くことができます。

無料体験もあるので、ぜひお試しくださいね。

 

記事の内容

1.TOEICに過去問はあるの?
2.TOEIC過去問がなくても心配いらない理由①公式問題集がある
3.TOEIC過去問がなくても心配いらない理由②質の高い問題集がある
4.TOEIC過去問がなくても心配いらない理由③対策が可能なサイトがある
5.まとめ

 

1. TOEICに過去問はあるの?

そもそもTOEICには過去問はあるのでしょうか?

答えは、「ない」です。

厳密には、日本では過去問は出版されておらず、テストを実施しているETSからも過去実際に出題された問題を手に入れることはできません。

 

その理由はいくつかありますが、一つは、試験の難易度を一定に保つため、過去に出題された問題をその後のテストに組み込まれることがあるからと言われています。

 

それでは、TOEICの過去問は入手することはできないのでしょうか?

実は全くないという訳ではありません。

韓国では、「ETS TOEIC定期試験既出問題集1000」という問題集が販売されており、日本でもアマゾン等で購入することが可能です。

 

ETS TOEIC 定期試験既出問題集 1000 Vol.3 Reading リーディング

ETS TOEIC 定期試験既出問題集 1000 Vol.3 Listening リスニング

 

リスニングとリーディングに分かれており、現時点(2022年4月現在)では、各3巻ずつ出版されています。

1冊につき、1,000問(10セット分)収録されているので、数をこなしたい方は購入を検討しても良いでしょう。

 

ただ、もし購入される場合、一つだけ覚えておいていただきたい点があります。

それは、韓国の学習者向けなので、解説が韓国語で書かれているという点です。

 

TOEICの問題集を購入するのであれば、TOEIC公式問題集の理想的な使い方 解くだけではもったいない?でも書いたように、問題を解くだけではなく、音読を行うこともおすすめしています。

音読を効果的に行うためには、TOEICリスニングスコアが伸びる勉強法【音読のススメ】で説明した通り、音読する英文の意味を理解する必要があります。

そのために、日本語訳は重要になってきます。

 

また、問題を解いた後、答え合わせをする際に、なぜその選択肢が正しいのか、そして他の選択肢が間違いなのか理解することが、実は問題集で正しい選択肢を選ぶより重要と言えます。

それには日本語の解説が必要になります。

韓国の過去問を購入する場合には、これらのデメリットも理解した上で購入するようにしてくださいね。

 

2. TOEIC過去問がなくても心配いらない理由① 公式問題集がある

日本でTOEICの過去問は出版されていないからと言って悲観することはありません。

一番の理由は、TOEIC公式問題集があるからです。

 

TOEIC公式問題集は、過去問ではありませんが、TOEICの運営をしているETSが出版している、実際のTOEICと同じ質の問題集です。

現時点で8冊出版されています。

1冊2セットの問題(合計400問)が収録されており、リスニングセクションの音源はもちろん、リーディングセクションの一部の音声をダウンロードできるという、TOEIC学習者にはとても嬉しい特典もついています。

 

何より、日本語の解説があるので安心ですよね。

公式問題集に関する詳細は、【おすすめのTOEIC公式問題集】違いと選び方&勉強法を伝授で参考にしてみてくださいね!

 

オンラインTOEIC学習プログラムのモバイックは、TOEICの問題を全てPCやスマホ上で解くことができ、しっかりとした解説もついて来るので、気軽に学習ができます。

Eメールアドレスのみで簡単に無料体験登録ができるので、ぜひ試してくださいね。

 

3. TOEIC過去問がなくても心配いらない理由② 質の高い問題集がある

TOEIC公式問題集以外にも、市販のTOEIC問題集を使うという選択肢もあります。

公式問題集に加えて、このような問題集を使うと、より多くの問題を解くことができ、更に効果的ですよ。

この記事では、筆者がおすすめするTOEIC問題集3冊をご紹介します。

 

3-1. TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+ 究極のゼミシリーズ

1冊目は、TOEIC研究の第一人者で、モバイックの監修も行ったヒロ前田氏による「TOEIC(R) L&Rテスト究極の模試600問+ 究極のゼミシリーズ」です。

 

 

この問題集は、ヒロ前田氏が公式問題集と公開試験を研究し、作り上げた質の高い問題が3セット(合計600問)収録されています。

また、600問の問題から200問を抜き取って、復習テストを作ったので、合計4回のテストを受けることができます。

 

問題集を使う際は、問題は必ず数回解くことをおすすめしています。

よって、これだけの問題数があれば十分と言えます。

 

また、この問題集の良い点は、3セット合計600問には、全て解説動画がついていることです。

もちろん問題集にも解説はついているので、自宅では書籍で、外出先ではPCやスマホで確認することが可能です。

 

3-2. TOEIC® L&Rテスト精選模試シリーズ

とにかく多くの練習問題は解きたいという方には、「TOEIC® L&Rテスト精選模試シリーズ」がおすすめです。

 

 

このシリーズには、リスニングとライティングが別々に存在しているので、片方のセクションの問題集が欲しいという方には特にありがたいですね。

リスニングとライティング共に、1冊あたり100問が5セット(合計500問)収録されています。

問題数を重視する学習者の方には、この問題集はとてもおすすめです。

また、現在リスニングとライティング共に3種類ずつ発売されているので、問題数が足りないということはないでしょう。

 

もう一点この問題集の良い点と挙げられるのが、各設問の解説はもちろん、正解にたどり着くための手順と考え方を説明していることです。

それを読むことで、似たような形式の問題が試験で出題された場合、どのような流れで解けば正解にたどり着けるかが分かるようになります。

 

問題を解く際の手順やコツは、モバイックで詳しく説明されています。

ぜひこちらから無料登録をして体験してみてくださいね。

 

3-3. TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問

3冊目は、「TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問」です。

 

 

こちらもヒロ前田氏による問題集ですが、1冊目よりは3年程前に出版され、且つページ数もかなり少なくなっています。

しかし、問題数は600問と十分なので、問題が足りないということはないでしょう。

解説が1冊目におすすめした問題集より少なくはありますが、「厚い教材で圧倒されたくない」という方にはちょうど良いと言えますね。

 

この問題集は、他の問題集と同様に、CDでリスニングセクションの音声を確認することができますが、ダウンロード得点で、リーディングセクションの問題文(文書)も読み上げてくれます。

こういったリーディングセクションの音声も、リスニングセクションのための学習にも使えます。

 

これらの問題集は、多くの問題を解きたいという方や、詳しい解説が欲しいという方にはおすすめの教材です。

 

TOEICの参考書にも興味がある方は、【完全保存版】TOEICおすすめ参考書パート別・レベル別・スキル別も参考にしてみてくださいね。

効果的な問題集と参考書を使って学習することで、TOEICで目標のスコアを取り易くなります!

 

4. TOEIC過去問がなくても心配いらない理由③ 対策が可能なサイトがある

ここまでご紹介したTOEIC公式問題集や市販の問題集はどれも優れているものばかりです。

こういったものを軸に学習することをおすすめします。

しかし、実はオンラインでもTOEICの対策に効果的なサイトやプログラムがあります。

最後に、無料のサイト2つと有料のプログラムを1つご紹介します。

 

4-1. 過去問.com

TOEICの問題集を解ける無料サイトでは、過去問.comがあります。

これはご存じの方も多いかと思いますが、TOEICのような言語の資格試験だけでなく、全く異なる分野の過去問や予想問題も提供されている資格試験対策用の無料サイトです。

 

無料でTOEICの問題を解けるというのは嬉しい反面、下記の点に留意しながら活用する必要があります。

1.問題がPart1, Part2, Part5とPart6のみで、Part3, Part4とPart7がない。

2.問題が古く、最新の形式に対応ができていないものが多い。

3.過去問ではなく、TOEIC受験者が作成しているものである。

 

こういったマイナスな点はあるものの、無料サイトであると割り切って、活用するのも良いのではないかと思います。

 

4-2. english-test.net

次にご紹介するサイトも無料で、数多くのTOEICの問題を解けるものです。

こちらは海外の、english-test.netというサイトです。

 

このサイトでは、200問あるTOEICテストを5つ受けることができます。

リスニングセクションではしっかりと音声もあるので、全てのPartの対策を行うことが可能です。

 

ただし、注意すべき点もあります。掲載されている問題も、実際にTOEICで出題された過去問ではないことに加え、こちらも無料サイトのため、多くの問題が改定前の形式のままであるということです。

しかし、それを承知の上であれば、これだけの問題を無料で受けられるのはとても良いと言えるのではないでしょうか。

 

4-3. モバイック

最後にご紹介するサイトは、TOEICオンライン対策プログラムのモバイックです。

こちらは有料のプログラムですが、TOEICのプロ講師陣が問題を作成、TOEIC研究の第一人者であるヒロ前田氏が監修したものです。

PCかスマートフォン上で、文法、単語、Part別対策や解答手順といった内容を1本5分程度の動画で視聴し、理解度を確認するための練習問題を解いたり、質の高い模擬試験をオンライン上で受けることが可能です。

 

また、多くのオンラインプログラムでは追加料金が必要になる「質問」も、TOEIC満点講師に無制限ですることができます。

受講中に分からないことをそのままにすること無く、納得しながら次に進むことができます。

 

どのようなプログラムか体験してみたいという方は、Eメールの登録のみで、13レッスンを無料体験することができます。

とても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!

 

5. まとめ

現在日本で出版されているTOEICの過去問はありません。

しかし、公式問題集や市販の問題集、オンラインサイトやプログラムを使うことで、過去問がなくても目標のTOEICスコアを取得することは可能です。

また、これらを使う場合でも、ただ問題を解くだけではなく、なぜその答えになるのか確認することが大切です。

他にもPart別対策や基礎文法の見直し等も行うようにしましょう。

もしやることが多くて大変と思った場合には、こちらから無料登録は簡単に行えるので、ぜひオンラインTOEIC対策プログラムのモバイックを試してみてくださいね!

 

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