TOEICリーディング300点達成のために実践したい3つのこと

TOEICのリーディングで300点を超えたいけれど、何をしたら良いのか分からないと悩んでいませんか?

「英語ができる」証明になるTOEIC600点を取るためにも、何とかしてリーディングでは300点を取りたいですよね。

 

TOEICのリーディングが300点未満の方にとって、300点以上を取るために必要なことは、焦らず無理のない対策を行うことです。

具体的には、英語の基礎の見直しと、英文を読むことに慣れることが求められます。

 

この記事を読むことで、TOEICリーディングで300点を取るために必要な3つの勉強法を知ることができます。

また、リーディング300点のレベルも知ることもできるので、目指すべき姿も想像しやすくなります。

 

筆者は数多くの企業でTOEICを教えてきましたが、多くの受講者がTOEICのリーディングで300点未満の方々でした。

今回の勉強法は、実際に多くの学習者のスコアアップに効果があった方法なので、効果はお墨付きです。

 

TOEICリーディング対策については、これで迷わない!効果抜群のTOEICリーディング対策と時間配分も合わせて参考にしてください。

 

この記事の内容

1. TOEICリーディングで300点を取るために知るべき3つのポイント

2. TOEICリーディング300点突破!3つの勉強法

3. まとめ

 

 

1. TOEICリーディングで300点を取るために知るべき3つのポイント

 

1-1. TOEICリーディング300点の正答率とレベル

TOEICで目標の点数を目指す際、リスニングとリーディングでそれぞれ何点取ると目標を達成できるかが分かると、勉強がしやすくなります。

しかし、TOEICのスコアを算出する際、特殊な計算式が使われているため、残念ながら「何問正解すれば何点」とはなりません。

 

しかし、1つの目安として使えるものが、「公式TOEIC® Listening&Reading問題集」に掲載されている「参考スコア範囲換算表」です。

この表を見ることで、リスニングとリーディングセクションのスコア範囲を素点から出すことができます。

 

その表を使って、TOEICリーディングで300点を取るためには、何問くらいの問題に正解する必要があるか見てみましょう。

下記が表から一部の数値を抜粋したものです。

 

 

こちらはリーディングセクション用ですが、300点を取るために必要な素点(正解した問題数)が記載されています。

換算点(スコア)範囲が広いので、素点の幅も広くなります。

 

この表から、リーディングセクションの100問中、56問-60問正解、または61-65問正解の場合、300点を超える可能性は少なからずあるということが分かります。

また、66-70問正解した場合、300点超える可能性は高くなります。

しかし、確実にリーディングで300点を超える正解数は、71以上と考えておく方が良いでしょう。

 

よって、TOEICのリーディングで300点以上を取るために必要な正答率は、7割と覚えておくと、学習がしやすくなります。

 

では次に、TOEICのリーディングで300点を取れた場合、英語のレベルはどのくらいなのでしょうか?

 

TOEIC300点は中級者として認められるレベルです。

TOEICリーディングで300点を取れる方は、繰り返し使われる文法構文は理解でき、複雑なものでなければ、1つの文書から情報を得ることが可能です。

よって、手紙やEメール、お知らせなどを理解することができます。

 

ただし、複雑な単語や表現、言い換えは理解できない可能性があり、複数の文書に登場する情報を関連付けられないということもあるため、このような点を強化する必要があります。

 

TOEICリーディング400点については、TOEICリーディング400点を最短最速で取る3つの勉強法、TOEICリーディング満点については、TOEICリーディング満点を取る勉強法と参考書【実践内容を全公開】でそれぞれ紹介しているので、あわせて参考にしてください。

 

1-2. TOEICリーディング300点を取る必要性

TOEICリーディングで300点は必ず取るべきです。

 

就職活動や転職活動では、TOEIC600点を取ることで、その点数を履歴書に書き、「英語もできます」と証明することができます。

 

よって、就職や転職を目指している方で、TOEIC600点を取っていない場合、TOEICのリーディングで300点を目標としましょう。

TOEICのリスニングとリーディングでそれぞれ300点、またはそれ以上取ることで、TOEIC600点以上を取ることができます。

 

TOEICで600点を目指すべき理由については、TOEIC600点は就職・就活に役立つ!?【企業・職種別スコア有】をご覧ください。

 

1-3. TOEICリーディング300点を取るために優先すべき勉強

TOEICのリーディングで300点を目指すと決めた場合、何から勉強すれば良いのでしょうか。

文法、語彙、Part別対策、多読、精読、速読など、多くのものが挙げられます。

 

TOEICのリーディングで300点を目指すためにまず必要なことは、英語の知識を身に着けること、そして英語を読んで理解できるようにすることです。

具体的には、下記の3点です。

 

① 基礎文法の見直し

② 語彙と熟語を増やす

③ 英文を読むことに慣れる

 

もちろんPart別対策もとても重要です。

特にPart5の問題を解く方法が分かると、解答時間の短縮にも繋がります。

 

しかし、TOEICのリーディングで300点が取れていない段階では、英語の基礎知識が足りていないということが言えます。

よって、Part別対策中心でスコアを伸ばそうという考えは賢明ではありません。

Part別対策は同時進行で行っても良いのですが、必ず上記の3点に取り組みましょう。

 

Part5の対策については、TOEIC Part5 対策!短文穴埋め問題の攻略法を解説をご覧ください。

 

 

2. TOEICリーディング300点突破!3つの勉強法

2-1. TOEICリーディング300点突破勉強法① 英語の基礎文法を見直す

TOEICは、簡単に言えば、「英語を使ってコミュニケーションを取ることできるか」を測る試験です。

英語の知識が十分でなければ、コミュニケーションを取ることも難しく、スコアも上がりません。

 

TOEICリーディングで300点を目指している方は、初級レベルから中級レベルへ上がろうとしている方が多いでしょう。

まずはしっかりと基礎文法の見直しを行うことが、中級レベルへ上がるための近道となります。

見直しすべき文法は、中学校で学んだ文法です。

これをしっかりと理解することができれば、TOEICリーディングで300点を取るために必要な文法の知識を持っていると言えます。

逆を言えば、この文法が理解できていなければ、スコアを伸ばすのは難しいということになります。

 

文法の勉強法については、TOEIC初心者が英文法で絶対に失敗しない勉強法まとめ【完全保存版】をご覧ください。

 

2-2. TOEICリーディング300点突破勉強法② 単語と熟語を増やす

TOEICリーディングで300点を取るためには、単語と熟語を増やす勉強も大切です。

ご存知の通り、文法は簡単に言うと、単語をどのように並べるかという規則です。

 

この規則を知っていても、知っている単語の数が少ない場合、並べるものが足りないため、せっかく学んだ文法の知識を生かすことができません。

 

当然ながら、TOEICは英語の試験なので、単語や熟語の知識が無ければ、書かれていることが理解できないということになってしまいます。

 

また、Part5では、語彙問題も多く存在するため、「英語を使えるようにするためには、単語の知識も必要ですよ」といっているのがTOEICです。

 

単語や熟語は数多くあるため、一朝一夕で対策ができるものではありません。

よって、もちろんTOEICのリーディングで300点を取るために必要ですが、今後TOEICで更に高いスコアを目指すため、または英語を実際に使えるようにするためにも単語や熟語の知識を高めることは必要です。

 

単語や熟語を覚えるためには、訳だけではなく、どのように使うかという点をしっかりと文と一緒に確認する必要があります。

おすすめの単語(熟語も同じ方法)の覚え方については、単語を覚えてTOEICスコアアップ!今から始められる単語の覚え方をご覧ください。

 

2-3. TOEICリーディング300点突破勉強法③ 英文を読み慣れる

TOEICリーディングで300点を取るためにおすすめする3つ目の勉強法は、英文を読み慣れる方法です。

 

TOEICリーディングでは、Part5やPart6で英文を読むことはもちろん、Part7では長文を数多く読む必要があります。

日頃から英文を読むことに慣れていない場合、突然英語を読んで内容を理解しようとしても無理があります。

 

ここで重要なことは、しっかりと内容を理解し、且つ少しずつ速く読めるようになることです。

何となく英文を読んでいるだけだと、実は頭に情報が入っておらず、単に文字を追っているだけということにもなりかねません。

 

英文を読み慣れるために筆者がおすすめする方法は、下記の2つです。

 

① 精読で英文の内容をしっかりと理解する。

② 速読で素早く英文を読む意識を持つ。

 

①と②ともに同じ文書を使って、何度も繰り返し行いましょう。

Part7の文書を使っても良いですが、もう少し長めで、A4で1枚くらいの長さの文書だとちょうど良いでしょう。

また、英文を読むことに慣れるための勉強なので、必ずしもTOEICの問題集にある文書である必要はなく、趣味に関する文書でも問題はありません。

重要なことは、この勉強法を継続することです。

 

1週間ほど、毎日同じ文書を使って精読と速読を行うことをおすすめします。

 

最初は精読も速読も、時間がかかりますが、継続することで、必ず英文を読むことに慣れ、それがTOEICリーディングで300点を取ることに繋がります。

 

精読の方法は、TOEIC Part7 対策はこれ!知っておくべき精読とは?をご覧ください。

また、速読の方法は、TOEIC Part7を時間内に解く!速読のコツとトレーニング法をご覧ください。

 

 

3. まとめ

今回はTOEICのリーディングで300点を取るために実践するべき3つの勉強法をご紹介いたしました。

 

TOEICのリーディングで300点を取るためには、どれくらいの正答率が必要か理解し、基礎文法の見直し、語彙と熟語の強化、そして英文を読み慣れるという3つの勉強を行うことが重要です。

 

今回ご紹介した勉強法は全て地道に継続していく必要があるものばかりです。

しかし、この地道な努力こそ、TOEICリーディングで300点を取るために必要で、さらに言えば、英語を使ってコミュニケーションを取る上でとても重要になるものです。

 

「急がば回れ」という言葉通り、解答テクニックだけに走るのではなく、TOEICの点数を取ることはもちろん、しっかりと通じる英語を使えるようになるためにも、こういった努力を継続して行きましょう。

 

TOEIC対策オンライン学習プログラム【モバイック】では、TOEICリーディング対策を徹底的に行うことができます。

TOEICリーディング300点突破に欠かせない基礎文法の学習とPart別対策ができるので、最短最速でスコアアップしたい方におすすめです。

まずは無料の体験レッスンで、練習問題に挑戦してみましょう!

》モバイックの無料体験レッスンはこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で