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TOEIC500点のレベルについてまとめました。
・TOEIC500点のレベルや英語力が知りたい
・自分の現在のレベル・目標とすべきレベルをしっかり把握したい
・TOEIC500点の大学や企業での評価が気になる
という方におすすめの記事ですよ。
TOEIC500点はどのくらいのレベルなのか?TOEIC500点は英検でいうと何級なのか?等について、モバイックを運営するTOEIC満点講師の筆者がわかりやすく解説します。
結果を出すためにおすすめの勉強法もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
記事の内容
1. TOEIC 500点のレベルとは?
2. TOEIC500点レベルの企業・大学での評価とは?
3. 目指せTOEIC500点!おすすめの対策
4. レベルを把握して、目指せTOEIC500点!
1. TOEIC 500点のレベルとは?
1-1. TOEIC500点のレベルと英語力
TOEICはリスニング・リーディングセクションがそれぞれ5~495点で、その合計でスコアを出します。
合計スコアの最低は10点、満点は990点です。
TOEIC500点は真ん中のレベルであり、「中級レベル」とされています。
と言っても、TOEIC初級レベルが10~495点、中級レベルが500~700点とされるので、500点はギリ中級レベルで、実際の英語力はまだ初級レベルに属する学習者もいるかもしれません。
また、TOEICを運営するIIBCが設定するコミュニケーションレベル(PROFICIENCY SCALE)では、TOEIC500点はレベルCに位置します。
レベルCの方は、「日常生活のニーズを充足し限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。」と定義されており、下記の3点ができる英語力のレベルとされています。
● 通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。
● 複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。
● 基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。
2018年〜2020年の公開テストの平均スコアを表す下記のグラフを見ても、TOEIC500点は平均より低いことが分かります。
(参照:TOEIC Program DATA & ANALYSIS Ⅱ[公開テスト]全体データ Ⅱ-1. 過去3年間の受験者数と平均スコア)
ちなみに、2020年TOEIC公開テスト受講者のスコア分布は下記のようになっており、495点〜540点は全体の9.0%です。
(参照:TOEIC Program DATA & ANALYSIS Ⅱ[公開テスト]全体データ Ⅱ-3. 公開テストTotalスコア分布)
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1-2. TOEIC500点レベルは英検準2級~2級
TOEIC500点レベルと他の英語試験との比較は、下記のとおりです。
● 英検 準2級
● IELTS 4.0~4.5
● TOEFL iBT 32~34
● CEFR A2~B1
※CEFRは資格試験ではなく、ヨーロッパで作成された外国語学習者の習熟度レベルを示すガイドラインです。
それぞれ試験内容は違うため、単純比較はできませんが、目安として参考にしてください。
1-3. TOEIC500点の単語レベル
TOEIC500点を取るために必要な単語数は、4,000語と言われています。
中学で学ぶ単語数は1,200語(平成23年までは900語)、高校で学ぶ単語は1,800語です。
よって、中高で学んだ単語をすべて覚えている場合はすでに2,700~3,000語程度の語彙力があると言えます。
TOEIC500点を取るためには中高で学んだ基礎単語以外に、1,000~1,300語の単語を覚える必要があります。
単語帳によっては目標スコア別に覚えるべき単語を明記してくれているものもあります。
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2. TOEIC500点レベルの企業・大学での評価とは?
2-1. TOEIC500点レベルの企業での評価
TOEICのスコアは、就活や昇進・昇格、海外赴任、転職等で英語力の指標として活用されています。
TOEIC500点のレベルはどのように評価されるのか、企業や職種によってそれぞれですが、いくつかの例をご紹介します。
① 就活・転職
TOEIC500点は履歴書に書いても良いスコアですが、「英語ができる」という評価を受けることはなく、就活や転職で有利になるスコアとは言えません。
履歴書に書くTOEICスコアについては、TOEICスコアを履歴書に書く目安と書き方・注意点【完全保存版】を参考にしてくださいね。
また、就職や転職に関しては、「TOEIC何点以上が必須」として応募要件にしている企業もあります。
そのような企業では少なくともTOEIC550点以上、スコア設定が高いところではTOEIC800点以上を必須要件としています。
各企業の必須スコアについては、TOEIC600点は就職・就活に役立つ!?【企業・職種別スコア有】で詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。
② 昇進・昇格
TOEIC500点が社内の昇進・昇格基準として設定されている場合もあります。
社員に期待するスコアと、新入社員・内定者に期待するスコアには大きな差がある傾向があり、新入社員や内定者に対してはより高いスコアを求める企業が多いです。
例えば、NTN株式会社では、TOEIC470点以上を管理職昇格試験の受験要件としています。
それに対して、内定者には入社後TOEIC600点以上を取ることを目標に通信教育を受講させています。(TOEIC導入事例参照)
これから就職する学生には、すでに働いている社会人よりも高い英語力が求められていることが分かりますね。
③ 海外赴任
海外赴任を希望する場合も、最低でも500点、できればそれ以上を持っていることが理想です。
例えば、デンソーテクノ株式会社では、海外赴任候補者の基本スコアは650点です。
昇進・昇格に関しては、部長は550点以上、係長格は400点以上、課長格は500点以上を要件として設定しています。(TOEIC導入事例参照)
特に、海外に関わる仕事をしたい、という方は500点以上のスコアを目指すことがおすすめです。
仕事のためにすぐにTOEIC500点を突破したい、という方にピッタリの教材が、モバイックです。
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2-2. TOEIC500点レベルの大学での評価
TOEICのスコアが大学の入学試験の基準や、単位認定の基準として使われることがあります。
例えば、入学試験では、実に日本の大学の38%がTOEICを活用しています。
一定のTOEICスコアを持っていれば英語試験が免除、または点数が加点される場合や、出願要件の一部としてTOEICスコアが設定されている場合があります。
基準のスコアも300点台から満点の990点と、大学によってバラバラです。
最新の情報については、各大学が公表している情報や、TOEICを運営するIIBCがまとめているTOEIC® Program 大学の入学試験における活用状況-2020年度-を参考にしてください。
TOEIC500点に限らず、少しでも高いTOEICスコアを持って大学入試に挑むことができれば、入試で有利になるだけでなく、入学後も単位として認定されたり、留学やインターンシップで役に立つことも期待できます。
大学生が目指すべきTOEICの点数は何点?目標点数はこう決める!も参考に、目指すべきスコアを明確にしておきましょう!
3. 目指せTOEIC500点!おすすめの対策
3-1. TOEIC500点レベルにおすすめの勉強法
TOEIC500点を達成するためには、下記の3点の強化に取り組むことがおすすめです。
① 基礎文法
基礎文法をしっかり学ぶことは、TOEIC対策においてとても大切です。
おすすめはTOEIC Part5対策をしながら、文法を学習する方法です。
Part5の多くは文法について問われる問題なので、Part5の問題を解きながら、基礎文法知識を学ぶのがとても効率的。
モバイックの文法対策講座では、Part5のパターン別の解き方をしっかりマスターすることができますよ。
もちろん品詞や動詞の活用など、基礎的な文法もしっかり復習できます。
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② 音読
音読は主にリスニング対策として行いますが、リーディングにおいても良い効果が期待できます。
まずはPart2やPart5の短めの問題文を音読することで、TOEICの問題に慣れつつ、リスニング力を鍛えることができますよ。
TOEICリスニングスコアが伸びる勉強法【音読のススメ】を参考に、ぜひ実践して見ましょう!
③ 語彙力強化
先ほども紹介した通り、TOEIC500点を取るためには、約4,000語の単語の知識が必要と言われています。
単語の覚え方については、単語を覚えてTOEICスコアアップ!今から始められる単語の覚え方で詳しく紹介しています。
単語の学習はとにかく復習と継続が大切です。
しっかり取り組んでいきましょう。
TOEIC500点突破のための勉強法については、目指せTOEIC500点!確実に達成するための勉強法と対策でも詳しく解説しています。
あわせて参考にしてください。
3-2. TOEIC500点レベルにおすすめの参考書
TOEIC対策では、今の自分のレベル・目標レベルに合った参考書を選ぶことがとても大切です。
また、家で勉強するのか?電車や休憩時間等のすきま時間を使って勉強するのか?等、自分の学習スタイルを考慮することも必要です。
TOEIC500点を目指す学習者におすすめしたい参考書については、この参考書でTOEIC500点突破!講師おすすめの3冊と活用法で詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
最近では、重い参考書を持ち歩くよりも、スマホ・PCでTOEIC対策をする方が楽という方も多いです。
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4. レベルを把握して、目指せTOEIC500点!
以上、TOEIC500点のレベルについて詳しくお伝えしました。
TOEIC500点はギリギリ中級レベルですが、「英語ができる」とアピールしたい場合にはまだ物足りない点数です。
企業や大学では場合によっては役に立つこともありますが、より高いスコアを持っている方が評価をされます。
まずは現在の自分のレベルと目標とするレベルのギャップをしっかり把握した上で、そのギャップをどう埋めるべきか作戦を立て、しっかり対策をしていけば、TOEICスコアアップができることは間違いありません。
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