TOEICの点数が上がらない理由と7つの解決策

頑張って勉強しているにもかかわらず、TOEICのスコア(点数)が上がらないということはありませんか。

 

勉強したのであれば、その分しっかり結果としてTOEICの点数に出て欲しいものです。

しかし、現実では、期待するようにTOEICの点数が上がらず、がっかりしてしまうことも多くあります。

 

TOEICの点数が上がらない理由を理解し、それに対する策を講じれば、スコアは必ず上がります。

この記事では、TOEICの点数が上がらない3つの理由と、点数を上げるための7つの解決策を知ることができます。

 

ご紹介する解決策は、TOEICの点数が上がらず悩んでいた数多くの学習者に対して、筆者が伝え、結果が出たものばかりなので、是非試してみてください。

 

記事の内容

1. TOEICの点数が上がらない3つの理由

2. TOEICの点数を上げる方法~リスニング編~

3. TOEICの点数を上げる方法~リーディング編~

4. TOEICの点数が上がらない人におすすめの教材

5. まとめ

 

1. TOEICの点数が上がらない3つの理由

TOEICのスコアが上がらない理由には大きく3つのことが考えられます。

1つずつ見ていきましょう。

 

1‐1. TOEICに必要な学習時間を満たしていない

TOEICの点数が上がらない1つ目の理由は、必要な学習時間を満たしていないという点です。

 

多くの学習者は、忙しい日常生活の中で時間を作って学習していると思います。

自身としては、作れる精いっぱいの時間を使ってTOEICのスコアを上げる努力をしていると感じているのではないでしょうか。

 

もちろんその努力はいつか報われますが、そのためには、今TOEICで何点取れるのかという現在地を知り、目標の点数を取るためには、どれくらいの学習時間が必要なのかを確認しなければなりません。

 

現在のスコアから目標のスコアを達成するまでに必要な学習時間を知ることで、結果を出す必要がある日まで、1日単位(あるいは1週間単位)でどれくらいの学習時間を確保する必要があるか計算することができます。

 

目標スコア達成に必要な学習時間を知り、その時間を正しい学習法に費やすことで、TOEICの点数が上がらないという悩みを解消することができます。

 

現在地を知る方法は、解くだけではもったいない?TOEIC公式問題集の理想的な使い方をご覧ください。

また、目標のスコアを取るために必要な勉強時間に関しては、TOEIC400点から600点を達成するための勉強法と参考書を参考にしてみてください。

 

1‐2. 英語が聞き取れずリスニング問題が解けない

TOEICリスニングセクションの問題を解くためには、当然ながら英語が聞き取れなければなりません。

TOEICの点数が上がらない2つ目の理由は、試験で英語が聞き取れないことです。

 

リスニングの問題を解くためには、試験中に流れる英語の音声を聞き取ることが必要です。

TOEICの問題集や参考書を使ってリスニング問題を解くだけでは、リスニング力を上げるのに相当の時間を要してしまいます。

よって、しっかりと英語が聞き取れるようになるための対策が必要です。

 

また、英語を聞き取る能力を持っていても、そのリスニング力をTOEICで発揮できるようにする必要があります。

 

そのために大切なのがTOEIC本番での集中力です。

集中力が持続しなければ、本来聞き取れるはずの内容も聞き取れません。

 

また、Part3やPart4は問題を先に読む「先読み」が大切です。

この先読みができないと、英語を聞き取る状況が作れず、結果リスニング問題が満足に解けないことにつながります。

 

これらの解決策は後程1つずつ確認しましょう。

 

1‐3. 英語力不足でリーディング問題が解けない

リーディングセクションが原因で、TOEICの点数が上がらない場合、TOEICに必要な英語力が不足していることが考えられます。

これがTOEICの点数が上がらない3つ目の理由です。

 

リーディング問題では、受験者の英語力が総合的に試されます。

基礎文法の知識、語彙力、英語の短文と長文を読んでしっかりと内容を理解できる読解力を持っているかといった点が重要になります。

 

目標の点数が何点かにもよりますが、例えば就職や昇進に最低限必要と言われるTOEIC600点以上を取るためには、この文法の知識、語彙力と読解力は必要不可欠と言えます。

 

TOEIC600点のレベルや就職や昇進にどのように役立つか詳しく知りたい方は、TOEIC600点は就職・就活に役立つ!?【企業・職種別スコア有】をご覧ください。

 

また、リーディング問題を解く上で多くの受験者が難しく感じる点が、時間配分です。

時間配分がうまく行かず、Part7をしっかりと解答できないことが、TOEICのスコアが上がらないことにも大きく影響します。

 

では、これらの解決法を詳しく見ていきましょう。

まずはリスニングセクションの点数を上げるための方法を見ていきましょう。

 

2. TOEICの点数を上げる方法~リスニング編~

 

TOEICの点数を上げるためには、

① リスニングセクションで英語をしっかりと聞き取る、

② 集中力を維持して音声を聞く、

③ 問題を先読みする

という3点が求められます。

ここでは、この3つの解決策を紹介します。

 

2‐1. 英語をしっかりと聞き取れるようにする

英語を聞き取れるようにするには、いくつか乗り越えなければならない壁があります。

その中でも「英語の音」を正しく認識できること、そして「速度」についていくという2点がとても重要です。

 

英語の音に関しては、下記の例文を使って説明します。

 

Sam thought the copier was supposed to be fixed by now.

(サムは今頃には既にコピー機が直っていると思っていた。)

 

この文ですが、もし読み方をカタカナ読みで、次のように認識していたとしましょう。

サム ソット ザ コピヤー ワズ サポーズド トゥー ビー フィックスド バイ ナオ

 

少々極端な読み方に聞こえますが、この様に一語ずつはっきりと、中には同じようにカタカナ読みで言っている単語もあるかもしれません。

 

しかし、実際にこれを自然な英語で読んだ場合、下記のような音になります。

 

サム スォットゥ ダコピヤー ワサポーストゥビー フィックストゥ バァィナオ

(※thoughtとtheのthはカタカナでは表せないため、可能な限り近い書き方にしています。)

 

この2つを上下に置いて、比べてみましょう。

 

サム ソット ザ コピヤー ワズ サポーズド トゥー ビー フィックスド バイ ナオ

サム スォットゥ ダコピヤー ワサポーストゥビー フィックストゥ バァィナオ

 

当然似ている部分もありますが、全体的に異なり、長さも違います。

長さは、音がくっついたり、落ちたりして生じる違いです。

 

これに抑揚やアクセントが加わるため、実際に頭で思っていた音と聞こえる音が全く違うものになるということも考えられます。

 

このような違いがリスニングセクション全体で起こるため、英語の音を正しく聞き取り、且つTOEICのナレーターが話すのと同じ速度の英語について行けるようにする必要があります。

 

そのために効果的な方法が、実際に英語の音を声に出して練習する音読やシャドーイングです。

これらを時間をかけて行うことで、英語を正しい音で言えるようになり、それが英語をしっかりと聞き取れることにもつながります。

 

音読は、「TOEICの点数が上がらない」と悩む人には間違いなく効果が出る解決策です。

また、音読はTOEICの点数を上げるために役立つだけでなく、会話力の向上にもつながります。

 

音読やシャドーイングの詳しいやり方については、目指せ600点!TOEIC初心者が半年行うべき勉強法をご覧ください。

 

2‐2. 集中力を維持する

TOEICで点数が上がらないという人から聞く悩みで、「2時間の試験に集中できない」というものがあります。

 

筆者もリスニングセクションで気を抜いて別のことを考えてしまい、気が付いたら2~3問聞き逃してしまったという失敗を経験したことがあります。

 

リーディングセクションでは目の前に問題やヒントになる文が全てあるので、少し時間のロスがあっても挽回することは可能です。

 

しかし、リスニングセクションでは一瞬の集中力の欠如が点数を失うことにつながるので、集中力はとても大切です。

 

集中力を維持する方法の1つに迷いをなくすことが挙げられます。

例えばリスニングセクションで正しいと思う選択肢が流れた瞬間に、その答えをマークシートで塗りつぶし、残りの選択肢を気にしないということです。

 

特にPart1の写真描写問題とPart2の応答問題では、多くのひっかけがあります。

そのひっかけが含まれた選択肢を聞くことで、正しいと思った選択肢が間違っているかもしれないという迷いが生じます。

 

迷いが生じると不安が広がり、集中力が低下します。

結果、次の問題を聞き逃してしまうといった可能性が生じます。

それを避けるために迷いをなくすことが有効です。

 

この点を含む集中力の維持の仕方については、満点講師が実践するTOEICで2時間集中力を維持する方法を参考にしてください。

 

2‐3. 先読みをできるようにする

リスニングセクションの点数を上げてTOEICの点数を上げるための3つ目の解決策は、「先読み」ができるようにすることです。

 

この先読みは、TOEICのリスニングセクションPart3とPart4で点数を上げるためには必須といえる解答テクニックです。

 

Part3は会話文、Part4は説明文を聞いて、それぞれ3つの問題に答えるという形式です。

各セットに問題が3つずつあるため、会話文や説明文を聞いてから答えを読もうとすると、内容を覚えていない可能性が高いうえに、問題を読んで解答を探している間に次の音声が流れてしまいます。

 

これを避けるためには、少なくとも音声が流れる前に問題を読み、求められている情報を聞き取れるようにする必要があります。

これが先読みです。

 

この先読みができれば、リスニングセクションのPart3やPart4の点数を上げることにつながり、TOEICの点数が上がらないという悩み解消のきっかけになります。

 

先読みの方法については、先読みで苦手を克服!TOEIC Part4対策・勉強法を満点講師が伝授をご覧ください。

 

3. TOEICの点数を上げる方法~リーディング編~

 

TOEICの点数が上がらないと悩む人は、リーディングセクションの点数を上げるために、

① 文法の見直し

② 語彙力向上

③ 英語を読むことに慣れる

④ 時間配分を意識する

という4ポイントについて考える必要があります。

ここでは、これらの4つのポイントの解決策を紹介していきます。

 

3‐1. 基礎文法を徹底的に見直す

TOEICのスコアが600点以下で上がらないと悩んでいる人は、基礎文法の見直しが効果的です。

 

当然ながら、TOEICは英語力がなければ答えを見つけることができません。

基礎文法の理解を高めることで、問題や選択肢をより正確に理解できるようになり、正しい答えにたどり着ける確率も高くなります。

 

その上、Part5やPart6では、基礎文法の理解を確認する文法問題が多く出題されます。

下記のような品詞問題は、名詞、動詞、形容詞と副詞の復習がしっかりとできていれば、一瞬で解ける問題です。

 

下記の問題を解いてみましょう。

 

All the necessary travel ——- have been made for the sales representatives scheduled to visit Florida.

 

(A) arrangements

(B) arrange

(C) arranged

(D) arranging

 

Movaeic参照)

 

この問題はTOEIC Part5で出題される典型的な品詞問題の例です。

空欄前を見ると、All theと冠詞から始まる言葉が入っており、その後にはhave been madeという動詞があります。

 

英語の文が主語と動詞から始まることを理解し、主語は名詞で終わるという文法の知識を持っていれば、have been madeの前に選択肢(A)の名詞arrangementsを持ってくるということに一瞬で気付くことができます。

また、All theと一緒に用いる名詞は複数形であると気付けば、arrangementsを更に自信を持って選択することができます。

 

参考までに、例文の訳は、「全ての必要な旅行の手配は、フロリダを訪問する予定の営業担当者によって行われる。」となります。

しかし、このような品詞問題は、文法を理解していれば文の意味が分からなくとも機械的に解くことができてしまいます。

 

基礎文法を徹底的に見直すことは、TOEICの点数が上がらないと悩む人にとっても解決策になります。

文法の見直し方については、3ヶ月でTOEICのスコアは上げられる!文法対策・パート別勉強法をご覧ください。

 

3‐2. 語彙力を上げる

英語の学習者にとって、語彙力強化は永遠の課題と言っても過言ではありません。

しかし、単語の知識を増やすことで、TOEICの点数が上がらないという暗闇に少しずつ光が差し込んできます。

 

単語の知識が増すにつれ、今まで正確に理解できていなかった英文が理解できるようになり、正しい答えも見つけ易くなります。

 

また、リーディングセクションの全てのPartに語彙問題が登場します。

特にPart5では、3~4割くらいが語彙問題ということもあります。

 

下記にPart5の語彙問題を紹介します。

答えが何か考えてみてください。

 

Mytek’s new printer can produce high-quality documents more than twice as fast as the previous ——-.

 

(A) vehicle

(B) model

(C) publication

(D) template

 

Movaeic参照)

 

答えは(B)のmodelです。

(B)のmodelを入れた文の訳は、下記のようになります。

「Mytek社の新しいプリンターは高品質の書類を、従来品より2倍の速度で印刷することができる。」

 

語彙問題は、空欄が含まれる文が理解できても、選択肢に並ぶ単語の意味が全然分からなければ、勘で答えるしかありません。

 

しかし、選択肢が理解出来ていれば、文法的なことを全く考えずに正しい答えを1つ選ぶだけで点数を稼ぐことができます。

 

また、仮に4つの選択肢のうち2つの意味が分かり、その両方とも答えではないという判断ができれば、正解率は25%ではなく50%となります。

 

語彙力を上げることで、リーディングセクションの語彙問題で点数を得ることができます。

同時に、単語をより多く知ることで、リーディングセクションだけでなく、リスニングセクションを含むTOEIC全体で英語の理解度が増し、スコア向上につながります。

 

単語の増やし方については、単語を覚えてTOEICスコアアップ!今から始められる単語の覚え方を参考にしてください。

 

3‐3. 英語を読む事に慣れる

TOEICの点数が上がらない大きな理由の1つがPart7です。

Part7は長文読解問題ですが、1~3つの文書を読んで合計54問の問題を解くという、どのレベルの受験者にとってもキツイPartです。

 

このPartが苦手と感じる理由は様々ですが、多くの受験者に共通していることが英語を読むことに慣れてないという点です。

 

特に英語の長文を読むことに慣れていない場合、いざTOEICでPart7の文書を読もうとしても、内容が頭に入ってきません。

 

英文を読むことになれるための解決策は、精読をすることです。

精読とは文書の内容をしっかりと理解しながら読むことです。

 

精読を通して英語を読むことに慣れれば、Part7はもちろん、その他のPartの英語を落ち着いて読み内容を理解することができるようになります。

 

それにより、正しい答えを見つけることができます。

リーディングセクションは時間との戦いですが、素早く文書を読めても内容が頭に入って来ないのであれば点数は上がらないままです。

 

まずは精読で英語の文書の内容を正しく理解できるようにして、慣れてきたら少しずつ速く読む事も意識しましょう。

 

精読のやり方は、TOEIC Part7 対策はこれ!知っておくべき精読とは?で詳しく知ることができます。

 

3‐4. 時間配分を意識する

TOEICの点数が上がらないと悩んでいる学習者におすすめする7つ目の解決策は、時間配分を意識することです。

 

リスニングセクションは音声に沿って進めていけば良いのですが、リーディングセクションで頼れるのは自分のみです。

 

リーディングセクションは75分間ですが、Part5やPart6に時間をかけすぎるとPart7を行う時間が足りなくなります。

筆者もよく「時間が足りなくて最後まで終わらなかった」ということを耳にしますが、この大きな原因は時間配分を意識していないことにあります。

 

TOEICを受ける時はもちろん、それ以外で例えば公式問題集を解いて準備をする時なども、しっかりとどのPartの問題にはどれだけの時間をかけられるか意識することがとても大切です。

 

Part5~7にかけられる目安の時間は、これで迷わない!効果抜群のTOEICリーディング対策と時間配分で詳しく書かれています。

これは目安ですが、この時間配分を意識すればしっかりとTOEICを終わらせるためのペースがつかめます。

 

もちろん最初の頃は意識をしても目安の時間をオーバーしてしまいます。

しかし、諦めずに常に時間を意識することで、徐々に問題にかける時間が短くなってきます。

また、難しい問題は諦めて次へ行くという決断もできるようになります。

 

時間配分を意識して、TOEICを最後まで終わらせることができれば、点数はきっと上がるでしょう。

 

以上がTOEICの点数が上がらないと悩む人のための7つの解決策です。

「これ自分だ」と共感するものがあれば、是非その解決策から取り掛かってみましょう。

 

4. TOEICの点数が上がらない人におすすめの教材

 

最後にTOEICの点数が上がらない人に筆者がおすすめする教材をいくつか紹介します。

 

4‐1. おすすめの参考書

TOEICで点数が上がらないと悩んでいる方は、もしかすると今使っている参考書に問題がある可能性も考えられます。

 

例えば今のTOEICの点数が400点台の方が、TOEIC700点や800点を目指している学習者向けの教材を使っている場合、ストレスを感じて学習が続かなくなってしまうこともあり得ます。

 

TOEIC 600点 おすすめ参考書【専門家がスコアアップのみ厳選】では、TOEIC600点以下の人たちにおすすめする参考書を紹介しています。

是非こちらから自身に合った参考書を探してみてください。

 

4‐2. おすすめのオンラインプログラム

もう1つは通勤時間やスキマ時間で気軽に学習ができるオンラインプログラムのモバイックです。

 

モバイックでは、動画で重要なポイントを学び、TOEICのプロ講師陣が作成した問題を解いてポイントを確認することができます。

 

ほとんどの動画が5分以下のため、ちょっと空いた時間にスマホやタブレットで学習することができます。

もちろんゆっくりと学習したい人はPCを使って学習することも可能です。

 

そして、モバイックの最大の売りの1つに、分からないことがあれば、直ぐにプロの講師にオンライン上で質問を送ることができるという点です。

質問はなんと学習期間内であれば無料で何度でも可能です。

 

モバイックにはTOEIC500点と650点突破の2コースがあります。

無料体験もできるため、オンライン上の学習が合っていると思う方は、是非一度お試しください。

 

5. まとめ

TOEICを何度か受けたけれども点数が上がらないと悩む人は多くいます。

これは決して恥ずかしいことではなく、よくある話です。

 

重要なことは、なぜスコアが上がらないのか理由を理解し、それを解決するための策を知り、実践することです。

 

この記事では、TOEICスコアが上がらない3つの理由を挙げ、それらに対して7つの解決策をお伝えしました。

いずれも今まで筆者が多くの学習者の悩みを聞き、解決策として伝えて実際に結果が出たものばかりなので、参考にしてみてください。

 

重要なのは、正しい方法で努力を続ければ、必ずTOEICの点数は上がると信じることです。

 

今回の解決策で、今度こそはTOEICの点数を上げましょう。

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