TOEICの難易度を初心者でも分かるよう簡単で丁寧に解説!

TOEICで特定の点数を取る必要があるけれども、TOEICの難易度が分からないので、スコアが単なる数字にしか見えないということはありませんか?

 

TOEICのスコア別の難易度を理解することで、目指しているスコアがどのようなレベルか把握することができます。

また、自身の現在のレベルと目標スコアのギャップがどれくらいあるか分かるため、目標達成のために必要な学習時間を知ることができ、学習計画が設定しやすくなります。

 

この記事を読むことで、TOEICスコア別の難易度を理解し、現実的な目標の設定ができるようになります。

 

筆者がTOEICの講師として様々なレベルの学習者を教えてきた経験を基に書いているので、参考になること間違いなしです。

 

この記事の内容

1. TOEICの難易度とは?

2. 高校卒業レベルの平均点(400点)から見た各スコアの難易度とは?

3. TOEICの難易度を理解して目標設定する

4. まとめ

 

1. TOEICの難易度とは?

一般的にTOEICと呼ばれるTOEIC Listening & Readingは、リスニングとリーディングセクションから構成される2時間200問の試験です。

 

英検のように2次試験のスピーキングがないため、簡単と考える人もいるかもしれませんが、日常会話とビジネス英語の知識をいかに使えるかが試されるため、決して簡単な試験とは言えません。

 

英語圏で、高等教育を受けた人であれば、満点である990点は取れると考えて良いでしょう。

しかし、言い方を変えると、それだけのレベルの英語に触れていなければ990点を取ることは難しい、難易度の高い試験ということができます。

 

海外留学に1年間程行った人でも、個人差はあるものの、700点や800点を超えられないということもよくあります。

 

ここからはTOEICの数字(スコア)が指す難易度はどんなものなのか見ていきましょう。

 

2. 高校卒業レベルの平均点(400点)から見た各スコアの難易度とは?

TOEICスコアの難易度を理解する上で大切なことは、自身のスコアが現在何点くらいかということです。

例えばTOEIC600点の難易度を話す際、現在TOEIC500点の人と700点の人では、600点に対する難易度の印象は異なります。

 

今回は、主にTOEIC初心者の方々の参考になるように、現在のレベルが400点前後の方から見たTOEICスコア別難易度を説明します。

 

高校まで英語を勉強した場合、平均的に取れる点数がTOEIC400点前後です。

今回は、400点を基準として、500点、600点、700点、800点、900点、そして満点の990点の難易度がどのようなものかをお伝えします。

 

2-1. TOEIC500点の難易度

高校である程度英語を勉強した方が、TOEIC500点を取るのはそこまで難しくありません。

TOEIC500点は、ギリギリ中級に分類されるレベルで、旅行等で相手が言っていることが何となく理解でき、短い文ではあるものの、伝えたいことを何とか伝えることが可能なレベルです。

 

TOEICの平均点は約580点のため、TOEIC受験者の平均より低いと言えます。

また、TOEIC500点を持っていても、就職活動で有利な点数として扱われるレベルではなく、昇進の条件にも満たないということがほとんどです。

 

400点から500点を取得する場合、下記の表にある通り、大体225時間の学習時間が必要とされています。

 

参考:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』P.6

 

TOEIC500点のレベルや評価について更に詳しく知りたい方は、TOEIC500点レベルは役に立つ?【気になる就活・仕事での評価を解説】をご覧ください。

 

2-2. TOEIC600点の難易度

TOEICの平均点が580点前後のため、平均点より少し高い中級レベルと言えます。

 

TOEIC600点から履歴書にTOEICのスコアを書くことで、英語ができることをアピールすることが可能です。

また、昇進の条件にTOEIC600点を設定している企業も多くあります。

英語のレベルとしては、中学と高校で学ぶ基礎文法は頭に入っており、ビジネスにおいても、簡単な商品説明や電話の応対ができるレベルです。

 

TOEIC400点から600点を取るためには、450時間程の学習時間が必要です。

ちなみにこの450時間とは、独学で学習した場合です。

効率的に学習できるオンラインプログラムのモバイック等を使って学習することで、この時間を大幅に短縮することも可能です。

 

TOEIC600点のレベルについては、目指せTOEIC600点!レベル・勉強法・参考書をまとめて紹介も参考にしてください。

 

2-3. TOEIC700点の難易度

TOEIC700点を持っていれば、海外事業部のように、海外とのやり取りをする仕事を目指すことも可能になってきます。

長文でも相手の言っていることや書かれていることがある程度理解でき、言い回しに困ることはありますが、こちらの意見を伝えることも可能になるレベルです。

 

ただ、まだ単語や表現の選択が不自然で、文を作る際も日本語から英語への直訳に頼ってしまう傾向があるため、自然な英語により多く触れる機会を作ることが求められます。

 

TOEIC400点から700点まで300点アップを目指す場合、約700時間が必要とされています。

 

2-4. TOEIC800点の難易度

TOEIC800点は、履歴書に書くことで、大きな武器になるレベルです。

外資系企業でもTOEIC800点があれば英語が話せると見なされるため、どこへ行っても英語ができると評価して貰えます。

 

実際にTOEIC800点を持っている場合、的確に意見を伝えるだけでなく、様々な要求にも対応することが可能になります。

ただし、まだ議論等では、考えていることを正確に伝えることにストレスを感じる場合があります。

 

TOEIC400点から800点を取得するには、975時間が必要とされています。

1人で400点から800点を目指すのは難しいため、初級者レベルから800点を取得した人、またはプロのTOEIC講師等に頼ることをお勧めします。

 

2-5. TOEIC900点の難易度

TOEIC900点は、日常の場面はもちろん、ビジネスの場面でも意見を述べたり、議論をするといったことが可能なレベルです。

TOEIC900点を持っていれば、多くの企業から求められる人材として判断されます。

 

海外に数年留学していたり、帰国子女、または英文学科卒等、英語を専門に学んだ経験がある方が多くいるレベルです。

 

TOEIC400点から900点を取るためには、1300時間程が必要と考えられています。

 

2-6. TOEIC990点の難易度

TOEIC990点は、英語のプロレベルということが出来ます。

英語を扱う能力においては、ネイティブには劣るものの、ノンネイティブとしては最高レベルであると言えます。

 

TOEIC990点を持っている人は、外資系企業はもちろん、アメリカやイギリス国内での企業でも働ける英語力を持っていると言えます。

 

日本国内でTOEIC990点を求められることは稀で、試験を極めるという意味でTOEIC900点を目指すことが多いと言えます。

 

3. TOEICの難易度を理解して目標設定する

目標にする点数は、何のためにTOEICスコアが必要かによって異なります。

例えば、会社で昇進するために600点を取るように言われていたり、大学で単位をもらうために550点が必要だったりと、理由は人それぞれ違います。

 

もちろんこれらの目標とする点数を目指すことは大切ですが、現在の点数を理解して、現実的な目標を立てることが目標達成への近道となります。

 

現在のTOEICのスコアが400点で、目指す点数が700点だった場合、一気に300点アップを目指すのではなく、短期目標を500点、中期目標を600点、そして最終目標を700点とした方が、これらの目標を達成する度に自信がつき、学習意欲を最後まで維持しやすくなります。

 

TOEIC400点から600点を取るための勉強法については、TOEIC400点から600点を達成するための勉強法と参考書をご覧ください。

 

4. まとめ

TOEICの難易度は現在の英語力(TOEICのスコア)によって異なります。

最終的な目標のスコアはあるものの、現在地と各スコアの難易度を理解することで、いくつかの目標を立てて、それぞれの目標に達するために効率的な学習法を実践しながら上を目指すことが可能になります。

 

目標を高く設定することは悪いことではありません。

しかし、TOEICという相手を知った上で、戦略を立てることで、しっかりとした英語力を身に着けながら点数を上げることが可能になります。

 

是非今回のTOEICスコアの難易度を参考に、目標のスコアを目指して頑張りましょう。

 

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