TOEIC文法対策:無料アプリ3選【TOEIC満点講師が厳選】

TOEICのためにアプリを使って文法対策をしたいけれど、数が多すぎてどれが良いか迷っていませんか?

 

ダウンロードして確認するのは面倒だし、実際に試してみて、それが効果的なのか直ぐには判断できないですよね。

あまりにも数が多く、自分で良いアプリを選べなくても、いくつかにアプリの数を絞ってもらえれば、その中から自分に合いそうなものを決めることはできます。

 

この記事では、数あるアプリの中から、無料で使えるアプリを3つご紹介します。

有料のアプリは、課金する必要がある分、機能などで無料アプリより優れているといった点があります。

しかし、無料のものでも十分に優れているものはあるため、ちょっとアプリを使って学習してみようかなと考えている方は、まずは今回おすすめする無料のアプリを使って学習を始めると良いでしょう。

 

筆者はTOEICで満点を取ってはいますが、昔は英文法が苦手で自身で勉強をした経験があります。

その経験を基に、TOEIC対策として文法を強化するにはどのアプリがおすすめか判断したものをご紹介しています。

 

TOEIC対策のための英文法の勉強法については、TOEIC初心者が英文法で絶対に失敗しない勉強法まとめ【完全保存版】で詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

 

この記事の内容

1.  TOEIC文法対策アプリ:おすすめ① 早打ち英文法

2. TOEIC文法対策アプリ:おすすめ② Speedy Grammar(学習英語 文法)

3. TOEIC文法対策アプリ:おすすめ③ トレーニングTOEIC®test

4. まとめ

 

 

1. TOEIC文法対策アプリ:おすすめ① 早打ち英文法

11. 「早打ち英文法」をおすすめする理由

おすすめアプリ1つ目は、「早打ち英文法」です。(Google Playはこちら、App Storeはこちら)

 

このアプリは、扱っている文法事項が21個、そして問題数が1,458問あるので、TOEIC対策のために文法を学びたい、または復習したいという方におすすめです。

 

それぞれの文法が、中学から高校までのどの学年で学ぶものかが目次で分かる点も学習者には優しい作りとなっています。

 

 

何よりこのアプリでは、ゲーム感覚で英文法を学べることが1番のおすすめポイントです。

アプリでは、整序英作文問題と空所補充問題(たまにスペルもあり)を選んで学習することが出来ます。

 

時間制限があるため、必然的に急いで問題を解く必要がある点も、TOEICの学習者向けになっています。

 

整序英作文問題は、画面上部に表示される日本語の文を確認し、ランダムに映し出される英単語を正しい順番に並べて、同じ意味を持つ英文を作るというものです。

 

 

時間制限があるため、ゆっくり考えれば間違えることもないような問題でも、焦って間違った単語を選択してしまうこともあります。

しかし、この時間制限機能がTOEICと似た雰囲気を生み出し、アプリで学習をしながら、英文法を強化しつつ、TOEICの時間制限の対策ができます。

 

空所補充問題は、TOEICのPart5を解くのに近い感覚で取り組むことが出来ます。

こちらは選択肢が似ているため、うっかりミスを誘発するような問題ですが、限られた時間の中で、似ている選択肢の中から正しいものを見つけられる力が身につくという点でもおすすめです。

 

 

12. 「早打ち英文法」の残念な点

「早打ち英文法」は、無料で使える英文法アプリの中では、とても完成度が高いと言えます。

残念な点を挙げることが難しいのですが、敢えていうのであれば、解説の冒頭が同じということです。

 

解説自体は、それぞれの問題についてしっかりと書かれているのですが、例えば未来形willの問題を解いていくと、解説の全てが、willについて説明する同じ文から始まります。

一度読めば頭に入る長さの説明なので、2問目からも同じものが表示されてしまうのは、読むのが面倒に感じる上、飛ばして問題の解説を読みたくても、その問題に関する解説の始まりを探すのも少々面倒に感じてしまいます。

 

ただ、慣れてしまえば大きなマイナスではないので、あまり残念に感じる点はないという、とても良いアプリだと感じます。

 

13. 「早打ち英文法」を使ったTOEIC文法対策

「早打ち英文法」を使ったおすすめのTOEIC文法対策は、声に出して頭に入れることです。

 

このアプリでは、問題に正解しても不正解だったとしても、直ぐに正しい文が表示され、音声が流れます。

この音声を聞きながら、文字を声に出して言うことで、より頭にその文法の形が入って来るようになります。

 

短い文ではあっても、音読をすることで、今まで目で認識されていた文法が、音としても認識されるようになります。

これは、TOEICのリスニングセクションで特に活かされます。

 

音読をすることで、「言える音は聞き取れるようになる」という法則と同じで、言える文法は聞き取れるようになると言えます。

 

この言える音は聞き取れるという法則については、TOEICリスニング対策と解答のコツ【音読できる=聞けるの法則とは⁉】に詳しく書かれているので、ぜひご覧ください。

 

2. TOEIC文法対策アプリ:おすすめ② Speedy Grammar(学習英語 文法)

 

21. Speedy Grammar」をおすすめする理由

2つ目のおすすめアプリは、「Speedy Grammar」です。(Google Playはこちら、App Storeはこちら)

 

こちらは海外の会社が作ったアプリで、日本語版があるといった感じです。

「学習英語 文法」と検索すると見つけることが出来ます。

 

このアプリをおすすめする理由は、数多くの文法事項が収録されており、それらをゲーム感覚で習得することが出来ることです。

 

下記の画像の通り、初心者と中級者レベルで文法が分かれており、それぞれ16個と13個の文法事項で構成されています。

また、TOEICのPart5ではとても重要な「動詞と時制の練習」、そして品詞問題を瞬時に解くためには欠かせない「形容詞、名詞、動詞を作るための接尾辞」も含まれている点は、このアプリの素晴らしい点です。

 

また、ゲーム感覚で多くの文を作る流れになっている点も、飽きずに、且つ気軽に学習できる要因となっています。

 

 

このアプリでは、画像のように単語のみがバラバラに表示されるので、それらを指で線を作りながら繋げていき、文を作るという仕組みになっています。

 

1回の学習は2~3分あれば出来るので、ちょっとしたスキマ時間に学習することが可能な点もおすすめの理由です。

 

22. Speedy Grammar」の残念な点

「Speedy Grammar」の残念な点は、文法事項の日本語訳が不自然なことがあり、すぐにそれが何かピンと来ない場合があるということです。

 

文法については、英語表記の下に日本語訳が表示されるのですが、例えばThe Present Continuous Tenseは、「現在継続時制」と訳されています。

しかし、通常は「現在進行形」と言うため、学習者によっては、それが何か考えてしまう可能性もあります。

 

幅広い文法を網羅しており、且つゲーム感覚で学習できるこのアプリは無料で使えるので、そこまで細かい指摘をするのは申し訳ない気持ちにはなりますが、こういった点も改善されると更に素晴らしいアプリになるのではないかと思います。

 

また、問題を解いている最中に、右下に表示される日の丸をクリックすると、単語の訳が表示されますが、それ以外は解説がないので、間違ってしまった場合、なぜ間違ったかが理解できない可能性もあります。

これらは少し残念な点と言えます。

 

23. Speedy Grammar」を使ったTOEIC文法対策

TOEIC対策のために「Speedy Grammar」を使う場合は、復習用として考えると良いでしょう。

 

例えばbe動詞を学習する場合、参考書などを読んでbe動詞をしっかりと理解します。

それを踏まえた上で、その知識を定着させるために、このアプリを使うと理解できている部分と理解できていない部分がはっきりと判断できます。

理解出来ている部分は良いのですが、もし理解できているか不安な部分があれば、再度確認するという作業を行いましょう。

 

TOEIC対策の文法学習におすすめの参考書は、【2020年最新】TOEIC文法のスコア別おすすめ参考書5選で紹介しているので、参考にしてください。

 

3. TOEIC文法対策アプリ:おすすめ③ トレーニングTOEIC®test

31. 「トレーニングTOEIC®test」をおすすめする理由

最後のおすすめアプリは、「トレーニングTOEIC®test」です。(Google Playはこちら、App Storeはこちら)

 

こちらは、文法に特化したものではなく、TOEIC全体、そして単語を学習出来るアプリですが、Part5の問題を300問無料で解きながら文法の理解度を確認することが出来ます。

実際の試験ではPart5は30問出題されるので、その10倍の問題を無料で解けるのは、それだけでもとてもおすすめのアプリと言えます。

 

このアプリの良い点は、画像の通り、600点、730点、860点、990点対策から選んで問題を解くことが出来る点です。

 

 

また、このアプリの素晴らしい点は、解説です。

無料のアプリは、楽しく学習できるものが多くありますが、解説という面では詳しくされているものがあまり多くはありません。

しかし、このアプリに関しては、下記の画像の通り、問題文の訳はもちろん、解説もしっかりと記載されているので、間違った場合でも、どこが間違っていたか確認することが出来ます。

 

 

 

目標TOEICスコア別におすすめの勉強法については、TOEIC目標スコア別の総まとめをご覧ください。

 

32. 「トレーニングTOEIC®test」の残念な点

レーニングTOEIC®testの残念な点を挙げるとすると、「勉強」というイメージが強く、参考書で学習しているような感覚を持ってしまう点です。

 

それがむしろ好きという方もいると思いますが、より学習を継続したいと思えるような要素が含まれていると更に良いのではないかと感じます。

 

しかしながら、無料のアプリでここまでしっかりとした問題、そして解説があるアプリはなかなか無いので、大きなマイナスではないと言えます。

 

33. 「トレーニングTOEIC®test」を使ったTOEIC文法対策

「トレーニングTOEIC®test」を使ってTOEIC対策を行う場合、このアプリは問題と解説がしっかりしているので、問題を解いた後に、じっくり解説を確認するという流れで学習を行うと良いでしょう。

 

ただし、無料のアプリで文法対策を完結させることは正直難しいので、不正解になった問題や、少しでも解説を読んで疑問に思った文法に関しては、参考書などを使って理解度を高めるようにしましょう。

 

文法の理解度を確認するためのアプリとして使うことをおすすめします。

 

4. まとめ

 

今回ご紹介した無料アプリは、それのみで文法対策を行うよりも、補助教材として復習ややる気を維持するために使うことで、学習効果を最大限に引き出すことができます。

早速今回ご紹介したアプリをダウンロードして使ってみてください!

 

スマートフォンの進化と同時に、アプリを使って文法の知識を移動中などのスキマ時間を有効に使いながら強化することが可能になりました。

しかし、無料アプリでは、文法の対策が万全とは言い切れない部分があるのも事実です。

 

そのような学習者には、スマホはもちろんですが、パソコンを使って文法の強化や見直しができるTOEIC対策オンライン学習プログラム【モバイック】がおすすめです。

 

モバイックでは、TOEICで650点を取るために必要な基礎文法を動画や練習問題を通して習得することができます。

1分で無料登録が簡単に行えて、実際のコースを体験できるので、是非お試しください。

 

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