【体験談】専属ネイティブ講師に学ぶ EF English

前回の記事はコチラ↓
【体験談】レアジョブを3年続け、初挑戦のTOEICで750点に

レアジョブをやめ、新たなオンライン英会話サービスを探す

前回、3年間レアジョブを続けた話を書いた。レアジョブは楽しかったし、効果があったと実感しているが、これ以上続けても今以上の成長はないのではと思うようになっていた。そこで、別のオンライン英会話を探すことにした。
といってもいろいろなオンライン英会話の会社があって、どれがいいのかわからない。とりあえず、DMMの体験レッスンを受けてみた。

システムはレアジョブとほとんど同じ。自分の都合の良い時間を選び、その時間帯に空いている先生を探して予約をする。1回あたりのレッスンは25分。教材は、TEOIC対策、一般英会話、ビジネス英会話、ニュースを読むなど、レアジョブとあまり変わらない。
違いは講師にセルビア人、アメリカ人など、フィリピン人以外の人もいることだ。いろいろなアクセントの英語になじむためには、フィリピン人だけでなくいろいろな国の講師から学ぶほうがいいという趣旨。確かにそのとおりだとは思うが、決め手になるほどレアジョブとの大きな違いは感じなかった。

セルビア人、南米系の講師で体験レッスンをしたが、授業の進め方もほぼ同じ。これまでの学習法ではいけないのではと疑問を感じたからやめたのに、これでは、レアジョブをやめた意味がない。

レアジョブに足りない、と感じたこと

なぜレアジョブをやめたのか。語彙は増えたし、ヒアリング力も付いたと実感しているが、毎回ただ話すだけでは、右から左へ流れていくだけで、知識が定着していく実感がなかったから。

最初は、自分の英語レベルがあまりにも低かったので、「自分の英語が先生に通じる!」ということだけで楽しかった。しかし、だんだん慣れてくると、自分が話している英語が正しいのか、ネイティブの人が聞いても違和感のないフレーズなのか、もっといい表現を教えてほしい、など気になるようになってきた。いちいちこちらの英語を訂正して、正しいフレーズをチャットで書いてくれる先生もたまにいるが、めったにそういう先生にあたらない。やっと見つけた!と思っても、そういう先生はやはり人気で、なかなか予約が取れない。
もっと手応えのある勉強をしたい、と思ってたどりついたのがEF Englishだ。

豊富なイーラーニングコンテンツで、「聞く、読む、話す、書く」の4技能を高める

EF Englishが他のオンライン英会話と大きく違うのは、自習を前提としたイーラーニングが基本であること。
基本的な勉強法は、月曜~金曜日まで、ビデオ教材の鑑賞、音読、穴埋め問題、ワードの並べ替え、英作文などの課題をイーラーニング教材で自習し、土曜日に、これまで学んだフレーズや語彙をもとに、ネイティブ講師と20分間のマンツーマンレッスンを行う。この繰り返しで、「聞く、読む、話す、書く」の4技能を高めていく。

ゲーム感覚で楽しく飽きさせない、充実したコンテンツが一番の魅力

自習用のイーラーニングの教材は非常によくできていたと思う。ビデオ教材では、実際にオフィスでありそうな場面が描かれていて、教科書英語ではなく、実用的な英語を学んでいる感があった。単語の穴埋めや並べ替え問題もあり、ゲーム感覚で楽しく自然と文法や語順を学ぶことができた。マイクに向かって話すと自分の発音が採点されたり、音声を聴いて問題に答えたり、いろいろな問題で飽きることなく、4技能をまんべんなく学ぶことができた。何回かに一度、英作文の問題も出て、メールで送ると採点され添削もしてくれる。オンラインでここまでしてくれるとは!と驚くほど充実していた。

EF English Live公式サイトへ

難点は、ネイティブ講師との会話の機会が少ないこと

受講料は、1カ月8000円くらいで、20分のマンツーマンレッスンが8回まで含まれている。
マンツーマンレッスンは、ジャマイカ、南アフリカ、アメリカ、フランスなど、様々な国の講師と話ができた。しかし残念だったのは、登録講師の数が少ないのだと思うが、予約がなかなか取れなかったこと。また、欧米の講師が多いため、時差の都合で真夜中の2時3時とかしか空きがないことが多かった。私は朝型なのでその時間のレッスンは無理。1年くらい続けたが会話のチケットを消化できず、黙々と自習だけの日々が続いた。

講師1人につき5~6人の生徒が参加できるグループレッスンもあり、これは毎日参加可能。世界各国から生徒が集まるという、非常に貴重な場なのだが、怒涛のようにしゃべる各国の生徒たちに圧倒されて、ほとんどしゃべれず、数回参加しただけ。もっと活用できればよかったのだが……。

学んだ実績、成長の軌跡が目で見てわかる

EF Englishが何よりよかったのは、毎日何をどれだけ学んだか、学習履歴が蓄積されていくことだ。所定のカリキュラムをこなすと、グレードも少しずつ上がっていく。グレードが上がるときにはレベルアップテストを受けることができ、テストのスコアはCEFR(外国語の語学力を評価する国際的な指標)と照らし合わせて確認できる。自分がどれだけ進歩しているのか、はっきり知ることができるのだ。

レアジョブをやっていたときは、「これで本当に力がついているのだろうか、はっきりした手応えがほしい」と感じていたが、EF Englishはこの課題を解決してくれた。これだけ学んだという事実が可視化され、テストによって自分の進歩を目で見て実感できたからだ。
(ただし、レアジョブにもたくさんのコースがあり、私はすべてを経験したわけではないことを付け加えておきたい。レアジョブのおかげで確かに英語力は伸びたし、私が知らないだけで、進歩が実感できるコースもあったのだと思う)

結局続けられなかった理由

ただ、私はEF Englishを1年くらいしか続けられなかった。

一番の理由は、自習が中心で、オンライン英会話の回数が少なかったこと(追加料金を払えば回数は増やせるが)。また、既に述べたように、予約がなかなか取れなくて、実質的に月数回しかオンライン英会話ができなかったことだ。 もう一つの理由は、1日あたりの教材をこなすのに1時間はかかり、仕事との両立はなかなか大変なことだ。自分のペースでできる分だけやればいいのかもしれないが、やはり区切りのいいところまでは進めたい。となると、やっぱり小一時間はかかるのだ。
それと、強いてもう一つ理由を挙げるとしたら、EF Englishが自習を前提としたインプット型の学習が中心で、アウトプットの機会が少ないため、大量の教材をこなした割りに、あまり頭に残っていないという点だ(これは私の記憶力の問題かもしれない。また、外国人生徒たちの積極性にひるまず、グループレッスンに毎日参加すればアウトプットの量は確保できたのかもしれないが)。

EF Englishには、よいところがいっぱいあって未練もあったのだが、結局やめることにした。
やっぱり、会話がたくさんできるほうがいい。そして、ただ話すだけでなく、ちゃんと身についたと実感できる学習がいい。そういうオンライン英会話をもう一度探すことにした。
検索してみると、最初にレアジョブを始めてから数年は経っているので以前よりもオンライン英会話のサービスは増えていた。はて、どれがいいのやら。よくわからないけど、たまたま見た比較サイトで評判のよかった、「hanaso」というサービスの、体験レッスンを受けることにした。

それについては、また次回に!

EF English Live公式サイトへ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

Leave a Response