TOEIC650点レベルとは?大学・就職の評価とスコア別勉強法

TOEIC650点はどんなレベルなのでしょうか。

TOEICのスコアがどんな場面で、どのように評価されるのか気になりますよね。

TOEICについて良く分からない、詳しくない方は、スコアだけ言われてもピンとこないかもしれません。

 

この記事では、英語力の指標として使われるTOEICで、650点がどのようなレベルなのかをわかりやすく解説します。

また、今のスコアから650点を目指す場合、どんな対策をするべきなのか、勉強法やおすすめの参考書・問題集も紹介します。

 

この記事を読めば、TOEIC650点の英語力はどのくらいなのか?そのスコアがどんな場面でどのように評価されるのか?をしっかり理解した上で、650点を攻略する方法を知り、スコアアップを目指すことができます。

 

記事の内容

1. TOEIC650点のレベルとは?

2. TOEIC650点レベルの評価は?

3. TOEIC650点レベル達成勉強法と参考書❶ 5~300点向け

4. TOEIC650点レベル達成勉強法と参考書❷ 300~650点向け

5. TOEIC650点レベルを目指して挑戦!

 

1. TOEIC650点のレベルとは?

1-1. TOEICの形式とスコア

TOEICの問題は合計200問、解答時間は2時間です。

リスニング・リーディングの2つのセクションに分かれており、問題数はどちらも100問。

解答時間はリスニングが約45分、リーディング75分です。

 

スコアは各セクション5~495点なので、全体では最低10点、最高990点で評価されます。

 

TOEICの基本をおさえた上で、TOEIC650点がどんなレベルなのかを確認していきましょう。

 

1-2. TOEIC650点の英語レベル

まず、TOEIC650点レベルを他の英語試験と比較すると、下記のようになります。

● 英検 2級~準1級

● IELTS 5.5

● TOEFL iBT 69~70

● CEFR B1~B2

※CEFRは資格試験ではなく、ヨーロッパで作成された外国語学習者の習熟度レベルを示すガイドラインです。

 

それぞれ試験内容は違うため、単純比較はできませんが、目安として参考にしてください。

 

では、TOEIC650点レベルは、どんなことができる英語力なのでしょうか。

日常生活の場面、仕事の場面で、具体的に見ていきましょう。

TOEICを運営するIIBCが2011年に受験者を対象に行った調査結果を参考にしています。(TOEIC L&Rスコア別できること一覧参照)

 

● 日常生活:

  • ・ 看板を見てどんな店か、どういったサービスを提供する店かを理解することができる。(例、”dry cleaning” “book store”等)
  • ・ 電車やバス、飛行機の時刻表を見て理解できる。

 

● 仕事:

  • ・ 自分宛てに書かれた簡単な仕事上のメモを読んで理解できる。
  • ・ 自分に関連した商品のカタログやパンフレットを読んで理解できる。

 

TOEIC650点あれば、比較的簡単な情報を見て理解する事はできる、というレベルということが分かりますね。

 

では、TOEIC650点レベルができないことも見ていきましょう。

なかには「なんとかできる」というものも含まれますが、できるとは言い切れないものはこちらに分類しています。

 

● 日常生活:

  • ・ 英語で書かれたインターネットのページから、必要な情報・資料を探し収集する。
  • ・ 「Time」や「Newsweek」といった雑誌の記事を読んで内容を理解する。
  • ・ 対立する2つの政党の政治家を取材したインタビュー記事を読み、両者の考え方の相違がどういった点にあるか識別する。

 

● 仕事:

  • ・ コピー機等オフィス機器のマニュアルを読み、使い方に関する指示・説明を理解する。
  • ・ 会議・講演のレジュメやプレゼン用の配布資料等を読んで理解する。
  • ・ 取引先・顧客からのクレームレターを読んで理解する。
  • ・ 同業他社のアニュアルレポートを読んで理解する。
  • ・ 自社製品の販売に関する契約書類を、読んで理解する。

 

このようにTOEIC650点ではまだまだ「できないこと」の方が多いですね。

仕事の面では、会議の内容をしっかり理解することが難しく、業務を進めるには少し英語力が物足りないと感じるレベルです。

 

こちらもあくまでも目安なので、リスニング・リーディングの得意・不得意や、経験値等でも個人差があります。

また、もちろんですがスピーキング・ライティングのスキルはTOEIC L&Rでは測ることができないため、そのレベル感を表すことはできません。

 

TOEIC650点とほぼ同レベルですが、多くの学習者が目標として掲げるTOEIC600点については、目指せTOEIC600点!レベル・勉強法・参考書をまとめて紹介を参考にしてくださいね。

 

2. TOEIC650点レベルの評価は?

次に、TOEIC650点が大学・修飾・昇進・転職、それぞれの場面で、どのように評価されるのかを詳しく見ていきましょう。

2-1. TOEIC650点レベル:大学での評価

大学でのTOEIC活用方法は、主に入学試験、または単位認定という形です。

IIBCが2016年に行った調査結果をもとに、詳しく見ていきましょう。(TOEIC® Tests 入学試験・単位認定における活用状況参照)

 

日本にある大学の数は774校(2019年4月入学者の学生募集を行った大学数)。

そのうち入学試験でTOEICを活用しているのは、427校。

よって、日本の大学の約55%が入学試験にTOEICを活用していることになります。

 

 

入試での活用方法も様々で、一定のTOEICスコアを持っていれば英語試験が免除される場合や、点数が加点される場合があります。

他にも出願要件の一部としてTOEICスコアが設定されている場合もあります。

 

同じ大学でも、推薦・一般等の試験の種類や、学部・学科によってもTOEICスコアの基準は違います。

基準のスコアも300点台から満点の990点と、大学によってバラバラです。

 

TOEIC650点が入試の際に基準として使われている例は下記です。

 

TOEIC650点が出願要件の一部

  • ・北星学園大学 文学部英文学科: 公募制推薦入試
  • ・学習院大学 国際社会科学部 国際社会科学科: AO入試
  • ・上智大学 総合グローバル学部 全学科: 公募制推薦入試・指定校推薦入試
  • ・法政大学 経済学部 国際経済学科: 一般入試
  • ・愛知県立大学 外国語学部 全学科: 公募制推薦入試
  • ・同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科(英語コース): 公募制推薦入試
  • ・広島経済大学 全学部 全学科: 公募制推薦入試

 

TOEIC650点で英語試験免除

  • ・明海大学 歯学部 歯学科: 一般入試
  • ・麗澤大学 外国語学部 外国語学科(英語コミュニケーション専攻): 編入学入試

 

TOEIC650点で点数加算

  • ・名古屋学院大学 外国語学部 英米語学科: 公募制推薦入試
  • ・宮崎大学 地域資源創成学部 全学科: 一般入試
  • ・宮崎産業経営大学 全学部 全学科: 公募制推薦入試

 

次に、単位認定について見ていきましょう。

 

日本の全大学774校中378校、約半数が単位認定にTOEICを活用しています。

スコア〇点以上で〇単位が認定される、と各大学で決められています。

 

 

各大学での入試・単位認定に関するTOEICの活用状況は、こちらのサイトで検索することができます。

 

大学受験を控える高校生は、目指す大学がTOEICを活用しているのか?している場合、基準スコアはどのくらいなのか?を確認しておくと良いですね。

大学以外にも、短期大学・高等専門学校のTOEIC活用状況も見ることができます。

 

また、その他にも、大学からの交換留学や私費留学で英語圏に行きたい場合や企業でのインターンシップをする際に、TOEICのスコアが参考にされることもあります。

 

2-2. TOEIC650点レベル:就職での評価

エントリーシートや履歴書にTOEICスコアを書く欄があることも多いですよね。

 

就職・就活時には、企業によっては応募要件としてある程度のTOEICスコアが必要なことがあります。

または、「TOEIC650点以上を優遇」のような形で、採用時にTOEICスコアを参考にする企業も多いです。

 

IIBCの調査によると、上場企業の約70%が採用時にTOEICスコアを何らかの形で参考にしています。(TOEICが就活に役立つ4つの理由01参照)

 

その中でTOEIC650点が応募要件として必須、または目安として参考にされている企業例は下記です。

 

応募資格としてTOEIC650点以上が必須の企業

  • ニチダイフィルタ株式会社(海外営業職)
  • 一般財団法人日本海事協会(技術職)
  • セイハネットワーク株式会社(教務職)
  • 巴バルブ株式会社(営業職)
  • 株式会社アール・ケイ(海外営業職)
  • エフシーテック株式会社(海外営業職)
  • カモ井加工紙株式会社(営業職)

 

採用時にTOEIC650点以上を目安として参考にしている企業

  • 株式会社翔栄(海外営業職)
  • ヒビノ株式会社(映像オペレーター)

 

また、例えばオリックス株式会社のように、採用時にはTOEICスコアが必須でなくても、内定者に対して入社までにTOEIC650点取得を目標に英語学習に取り組むよう求める企業もあります。

 

2-3. TOEIC650点レベル:昇進での評価

TOEICスコアを昇進・昇格の要件とする企業は年々増えています。

どのような役職になるためには、TOEIC何点が必要、という基準はそれぞれですが、どんなに仕事ができてもTOEICのスコアが低いと昇進できない、という現実があります。

 

例えば、岡谷鋼機株式会社では、昇格条件としてTOEIC650点以上の取得が必要です。

日産自動車でも、部門ごとに昇格基準として、TOEICスコアの基準が設けられています。

 

若手は英語ができるのに、中堅社員や管理職の英語力が課題だ…という声もちらほら聞こえてくる今日この頃。

早め早めにTOEIC対策に取り組んだ方が良いのかもしれません。

 

どのような企業が採用時や昇進・昇格にどのくらいのスコアを求めているのか?については、TOEIC600点は就職・就活に役立つ!?【企業・職種別スコア有】にも詳しくまとめているので、合わせて読んでみてくださいね。

 

2-4. TOEIC650点レベル:転職での評価

転職に関しては、それまでの職務経験に合わせて、スキルも重視されるため、新卒採用と比べるとTOEICスコアが応募要件であることが多いです。

 

新たに英語を使う仕事に挑戦したい!という方は、社会人の平均以上である650点を取っていれば、チャンスをつかめる可能性が広がります。

逆に、これまで英語を使って仕事をしてきた人は、TOEICスコアがないと実績が証明できない、なんてこともあるかもしれません。

 

企業や職種によって必要なスコアはバラバラなので、転職サイト等で調べてみてくださいね。

 

3. TOEIC650点レベル達成勉強法と参考書❶ 5~300点向け

では、現在のスコアから、どうすればTOEIC650点を達成できるのか?について見ていきましょう。

3-1. TOEIC650点レベルを目指すならまずは基礎から

現在のTOEICスコアが5~300点の方は、まずは英語の基礎をしっかり固めて、TOEIC650点をめざしましょう。

 

早くTOEIC650点を取りたいからと言って、ただひたすらTOEICの問題集だけを解いたりしても、このレベルの学習者にはあまり効果はありません。

 

大切な基礎である文法と単語の勉強をしっかりしてから、問題集という順番で学習を進めていきましょう。

 

3-2. TOEIC650点レベルのための基礎勉強法

では、基礎文法と単語の勉強法を詳しく見ていきます。

 

まずは文法について。

中学・高校レベルの文法に自信がない方は、まずは下記の文法項目をしっかり理解できるようにしていきましょう。

 

① 品詞

② 文型

③ 動詞

④ 前置詞

⑤ 接続詞

⑥ 関係代名詞

 

各項目の定義・用法を理解し、例文をしっかり読みましょう。

また、文法のルールを応用して、自分で文を作ってみることもおすすめです。

実際に使ってみることで、本当に正しく理解できているのか?を確認することができます。

Google翻訳Ginger Pageのような添削サービスを使えば、作った文が正しいかどうかを確認することもできます。

 

単語の勉強法については、単語を覚えてTOEICスコアアップ!今から始められる単語の覚え方で詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

 

3-3. TOEIC650点レベル達成できる参考書

参考書は、お持ちのものを使って、それを賢く使っていくのも良いですが、TOEICスコアアップのための勉強には下記がおすすめです。

 

TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル

 

 

こちらはTOEICの問題を解くために必要な文法項目のみを学ぶことができる参考書です。

先ほど挙げた①~⑥の文法項目をカバーすることができます。

 

文法を学びながら、同時にTOEIC Part5/6の解き方も学べるので、TOEIC対策にぴったりです。

 

本は薄く、カバンに入れて持ち運びやすく、赤シートを使って、いつでもどこでも学習できます。

また、本の中身も見た目がすっきりしていて、とても読み進めやすいです。

 

本の終わりには語彙リストがあるので、こちらのリストの単語からしっかり覚えていくのもアリですね。

 

 

以上、TOEIC5~300点から650点を達成するためにおすすめの勉強法と参考書をご紹介しました。

 

4. TOEIC650点レベル達成勉強法と参考書❷ 300~650点向け

次に、現在のTOEICスコアが300~650点の方におすすめの勉強法について見ていきます。

ここではリスニング・リーディングそれぞれのスキルを強化する勉強法をご紹介します。

4-1. TOEIC650点レベルを目指すならリスニングを強化

まずはリスニングスキル強化におすすめの勉強法です。

 

リスニングスキルを磨くためには、聞くだけでなく、声に出して読む練習がとても有効です。

なぜなら、人は自分が発音できる音しか聞き取れない、という法則があるからです。

 

TOEICの音源が聞き取れない・・・と悩んでいる方は、まずはTOEICのリスニング問題の文を声に出して読む練習をしていきましょう。

 

声に出すといっても様々な方法があります。

それぞれの方法とやり方を簡単に紹介します。

 

  • 音読: 音源を一通り聞いた後、スクリプトを見ながら声に出して読みます。文の意味・内容を理解し確認しながら、文に慣れます。

 

  • オーバーラッピング: スクリプトを見ながら音源に自分の声を重ねるように同時に読んでいきます。速度・リズム感に慣れるための練習です。

 

  • シャドーイング: 音源から少し遅れて、影のようについていく形で音源のマネをします。できればスクリプトは見ずに、聞こえてくる音だけを頼りに声に出して練習します。

 

それぞれの方法をスムーズにできるようになるまで繰り返し行い、できれば、音読→オーバーラッピング→シャドーイングの順番で進めていくと良いです。

 

この他にも文を声に出して読みながら書いていく音読筆写や、とにかくスピード重視で速く読む練習をする速読等、様々な音読方法があります。

 

やり方に変化をつけることで学習にメリハリがつき、楽しくなると思うので、様々な方法を取り入れながら、音読に取り組んでみてくださいね。

 

4-2. TOEIC650点レベルを目指すならリーディングを強化

TOEIC650点達成のためにおすすめのリーディング勉強法は、TOEICの問題パターンを知り、解答のコツを知ることです。

 

TOEICの問題はいくつかのパターンがあり、この問題はこうすれば解ける!というテクニックがたくさんあります。

もちろんそのテクニックを使いこなすには基礎文法と語彙の知識が必須です。

 

Part5の勉強法についてはTOEIC Part5 対策!短文穴埋め問題の攻略法を解説、Part5の練習問題についてはTOEIC Part5 練習問題【5つの頻出パターン+解説付き】で詳しく紹介しています。

 

また、Part7の勉強法については悩みを解消!TOEIC Part7 勉強法、Part7の練習問題についてはTOEIC Part7 練習問題【985点の筆者が徹底解説】で詳しく紹介しています。

 

合わせて読んでみてくださいね。

 

4-3. TOEIC650点レベル最短達成はモバイックがおすすめ

さて、TOEIC650点を目指すあなたにおすすめなのが、TOEIC対策eラーニング モバイックです。

 

モバイックは最速最短でTOEIC650点を目指す学習者のために作られた特別カリキュラムです。

受講者には3カ月で400点→595点(195点のスコアアップ)、380点→675点(295点のスコアアップ)等の結果が出ており、確実にスコアアップできることが証明されています。

 

文法対策・Part別対策・演習問題で構成されており、文法対策では、主にPart5の問題パターンごとに解答のコツを学びながら、基礎文法を習得することができます。

 

Part別対策では、Part1~7それぞれのパートについて詳しい解説と共に例題・練習問題を解きながら学習を進めます。

Part別対策のリスニングパートでは、各レッスンの終わりに必ずリピート練習を行います。

スクリプトを見ながら流れる音源に合わせて、音読練習をすることができます。

参考書を使った学習のように、いちいち音源をダウンロードして再生、またはCDを再生する手間がなく、すべてオンラインの学習画面上で完結するのでとても便利です。

 

参考書を買うとなると単語や文法、各セクションやパートごとに一冊ずつ買う必要がありますが、モバイックならすべてが含まれています。

 

スマホ・タブレット・PCがあればいつでもどこでも勉強できるので、本を持ち運ぶのが面倒くさい、スキマ時間を使って勉強したいという方にもぴったりです。

 

モバイックが気になる!という方は、ぜひ無料体験からお試しください。

 

5. TOEIC650点レベルを目指して挑戦!

以上、TOEIC650点のレベルや評価について詳しくお伝えしました。

TOEIC650点は大学入試や単位認定、就職・就活から昇進・昇格、転職まで様々な場面で役に立ちます。

 

また、TOEIC650点を取るためには、現在のスコアや英語レベルにあった勉強をする必要があります。

この記事で紹介した勉強法や教材を参考にして頂き、目標を達成に向けて頑張りましょう!

 

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